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558杯目:【子育て】親の方から子供に気を遣わせない空気を作る

親子関係を考えてみると、親は自分の子供が好きだし子供は自分の親が好き。
いわば相思相愛。
時が経っていくと、いろいろな要因が絡み合ってきて、嫌いだとか憎しみ合いだとか出てくる例もありますが、親子関係が始まったスタート地点は、ほぼほぼ100%相思相愛だと思います。
この部分は、生き物としての本能という事なのかな!?

なので、親の子供に対する日常生活の中での接し方によっては、親に嫌われたくないという不必要な子供の心理が生まれてくる事があります。
親子といえどお互い1人の人間、意見や考え方が違うことも多々出てきます。
自分の意見を持つということ、それは親としては喜ぶべきなのですが、子供にいらぬ気を遣わせてしまって、意見はあるけど意見が言えない親子関係になってしまわないように心掛けてきました。

人生は一生勉強、子育ても同様なので、自分はできていると断言はできないですが、常に気には留めています。
そのためには、時には子供の笑い物になったり悪者になったりしながらf^_^;

ちょっと話逸れると、こうした親子関係での子供が小さい時の会話は、結構親の心にグサッと刺さる様なこともあります。
ショックで立ち直れないような言葉。
そこは、まだ分別や人生経験が少ない子供から発せられる言葉なので、当たっているけど傷つく様なことも容赦なく言われました。
この部分は、親としての覚悟がないと結構キツイf^_^;
自分の子供に言われるから余計にショック!みたいな部分も大きいし…

子供に親の意見を押し付けるのではなく、子供が気を遣わずに親に自分の意見が言える様な間柄になっていないと、子供が成長して思春期や反抗期が来たときに、変な方向に行っちゃうと思うのです。

その時が来たらでは遅いと思っています。
親子関係が始まったスタート時点から意識していかないと…。

子供も思春期や反抗期が来る頃は、家の中だけでなく、外の世界からも色々なものを吸収して人格が形成されています。
その時になってから、「悩みがあったら何でも親に相談して!」と子供に言っても、相談するかしないかは子供の意志で決定されるので、その時の子供の親に対する評価が如実に現れます。

思春期の時期、子供に悩みがないということは100%ないと思っています。
しかし、親はその相談相手にならないと判断されてしまえば、いくら親から呼びかけても相談はないでしょう。
そうすると、ズブズブと悩みの泥沼に入ってしまうかもしれません。

反抗期の時期、家庭内に吐き出すところがなければ、吐き出す場を外に求める様になります。
しかし、家庭内に吐き出すというのは家庭内暴力とかそういう意味ではありません。
心と体のバランスの乱れを整える場所が、せめて家庭内にないと子供も辛いと思います。

子供が思春期や反抗期の時期に、親が『どう対応したら良いのでしょうか?』と、今までと違った子供の感情や姿にアタフタして相談される親もいますけど、本当はその時期が来たから、そういう行動や感情になったのではなく、親子関係がはじまったスタート時点からの接し方の結果がそれなのだと思います。

『反抗期だから仕方ない!思春期だから仕方ない!』って親の言葉を聞きますが、だから放置していて良いということでもないと思います。
時期が過ぎれば自然に収まるという事ではないと思うから…。

#子育て #親子の会話 #気遣い #思春期 #反抗期 #コラム #エッセイ



貴重なお時間の中、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。 駄文ながら一生懸命書かせていただいていますので、またいらしてください。