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894杯目:地球環境保全って…

地球環境保全…自分が大人になってから色々と叫ばれるようになったワードのような気がします。

地球環境保全、改めて言葉の意味を調べてみると、
地球温暖化防止やその土地の環境、生態系を守るための取組。

大筋で自分が理解していることと同じでした。

しかし、これらの取り組みに反対を唱える人がいないくらい、この地球環境保全というワードの力が強すぎて!?時々やってることが矛盾してない?って思うことがある。
本当に、地球温暖化防止やその土地の環境、生態系を守るための取組に向かっているのだろうか?って。
片方を立てれば片方が立たずと何かと難しい問題でバランスが必要なのではないかと思う。

数年前、国会議員のある先生が、国民に意識づけをさせるために教育する(苦笑)という目的で始まったレジ袋の有料化。
その先生がおっしゃっているように、意識づけのための政策なので、レジ袋を削減したところで、全体からしたらプラスティックごみが減るということではないようだ。
その先生も言っていたしデータにも出ているから間違いない。

しかし、これも地球環境保全を目的とした政策なので反対する人はいない。
お客様に不便をかけようが、環境保全という大義名分があるから、レジ袋を減らすことによって、かかる経費も減るからお店も協力しやすい。
その上、今まで無料で配ってまんま経費だったレジ袋を使用する場合は、逆にお客様からレジ袋代がいただけるので一石二鳥!?三鳥!?

先日院外処方で、たくさんのお薬を処方されたお年寄りを見かけた。
〇〇日分で多くの種類のお薬があるようでとてもとても手に持ってという状況ではない。
それこそ両手塞がっていたら、もし転んだときには大怪我をするかもしれない。
しかし、そのお薬屋さんはレジ袋に入れてくれない。
もしレジ袋が必要なら3円必要らしい。
それなら、3円出してレジ袋を買えばいいじゃん!って言われそうだけど、3円ってそう簡単に出せる金額ではない。
まさにこのご時世だから尚更。
そのお年寄りは、何度か手からこぼれ落ちたお薬を拾いながら薬屋さんを後にした。
地球環境保全が大切なのはわかるけど、何か優しくない時代だな!って感じる光景でした。
この姿をレジ袋有料化を決めた先生に見てもらいたいようです…
いや、先生だけでなく、そのお薬屋さんも考えてもらいたい。
別のお薬屋さんはバイオマスレジ袋を使って、お薬を袋に入れてあげてますよ。
それが企業でよく言う、お客様のために…ではないかと思うのですが。

最近はこのように『脱プラスティック』が環境保全のブームだからなのか、使い捨てのスプーンやフォークなど木製製品のものが多く出てきた。
それのフライヤーには『エコ』という大きな文字が書いてあった。

あれっ、数年前には割り箸や紙コップなど大量消費により、世界中の森林伐採が進んでいたので、なるべく割り箸や紙コップを使わないで『マイ箸』『マイボトル』を持ち歩こうって流行ってなかったっけ?f^_^;)

自然エネルギー活用のために、太陽光パネルを敷き詰めるために田畑がなくなったり、それこそ森林伐採してそこに太陽光パネルを並べているのも田舎の方に行くと見られる。

これってなんなんだろう?何に向かっているんだろう?
って思うことがよくある。

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貴重なお時間の中、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。 駄文ながら一生懸命書かせていただいていますので、またいらしてください。