812杯目:紅白歌合戦の視聴率のニュースを見て思ったこと
毎年、年越しの話題の一つとなる前年大晦日に放送された紅白歌合戦の視聴率のニュース。
昨年の紅白歌合戦は視聴率40%にも届かず大惨敗との見出しもありました。
現在のヒットしたテレビ番組の視聴率と言っても20%くらい。
連続ドラマの最終回が46%なんて時代も昔はありましたが、現在では途方もないあり得ない数字でしょう。
そういや、紅白歌合戦が視聴率50%を切った時のニュースは凄かったなーf^_^;
大ニュース扱いでしたね昔は。
そんな今の時代で約35%の視聴率を稼ぐ紅白歌合戦ってすごいと思いますけどね。
今回のそのニュースの取材で、『裏番組の影響もあるのでは…』なんて分析も掲載されていましたが、個人的な意見としてはそんな事ないでしょう!っていうか、本当にそう思っているのでしょうかね?f^_^;)
ここ数年の大晦日の紅白歌合戦の裏番組の強敵といえば日本テレビのダウンタウンの番組。
その番組は今回はやらなかった。
その部分だけでも視聴率を上乗せできなくちゃならないでしょう。
しかし、そのダウンタウンの番組に代わる番組も低視聴率。
それなのに紅白歌合戦の視聴率は…
今までだったら、テレビ局内の争いだったかもしれないけど、どう考えてもテレビの世界の外との争いに負けたとしか思えないですね。
今回の数字は紅白歌合戦が負けたんじゃなくて、テレビ全体が負けたんですよね。
それを裏番組の影響…などと、いまだにテレビ局同士の争いとしか考えていないとしたらヤバイのではf^_^;)
単純にその時間にテレビを観ている人がいなくなったということ。
もう一つ、ひと昔前だったら、それはみんな初詣等で外出していてリアルタイムで放送を観てなくて、後で録画したものを観るという分析も成り立ったものですが、それも当てはまらないでしょう。
若者を中心としてテレビというメディアから軸足を外していると分析した方が良いのではないでしょうか。
それでも紅白歌合戦で視聴率を取りたいと考えるのなら、紅白歌合戦の前に某局で毎年放送されている『年忘れ…』みたいな演歌の方々を中心にしたメンバーで放送した方が視聴率を取れるのではないでしょうか?
自分の周りのお年寄りの人は、紅白歌合戦の出場歌手知らない人ばかりで観る気にもならないって言ってる人多かったです。
これからは若者に照準を当ててと紅白出場歌手を決めても、その若者がテレビを観ない、テレビを観たいお年寄りは出場歌手がわからない人ばかりで面白くないから紅白を観ない…って負の連鎖になっているのではないかと思うのは自分だけではないはず。
それには、裏番組がなんて言ってたら原因の本質は掴めないでしょうね。
もうテレビ内だけでの争いじゃないんだから…
相手は裏番組じゃなくて裏メディア!
もう何年もテレビをほとんど観てなくて、今回のAmazonの初売りセールで、またファイヤースティックTVを増やそうかと考えている自分はそう思いました。
貴重なお時間の中、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。 駄文ながら一生懸命書かせていただいていますので、またいらしてください。