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560杯目:【私見】エンタメについて考える2…歌とお芝居

現在はネットの普及で、エンタメの多様化により様々なエンタメに触れる事ができたり、知る事ができる様になりました。
しかし、昔はエンタメに触れるというのはほぼテレビやラジオから。
なので、歌手・俳優・お笑い芸人が、自分の子供時代のエンターティナーでした。

まず歌手について考えてみました。
歌手…もちろん字の通りで歌い手さんですね。
歌手の歌う歌に、勇気づけられたり、悲しくなったり、楽しくなったりしました。
そのくらい歌手と呼ばれる人の歌というのは、人の心に響かせる影響力の強い物です。

歌手として成功する人は一握りと言われているとはいえ、歌手と呼ばれる人は様々な人がいます。
歌1本で勝負している人。
役者をしながら歌を歌っている人。
タレントや一般人で、ヒョンな事から人気が出たのをキッカケに歌を歌う人。
歌手と一言で言っても様々です。

様々という事は、ザックリ言っちゃうと、歌の上手い人もいれば、歌が下手な人もいます。
歌を歌って収入を得る人でも、歌の上手い下手はあるのです。
それも素人より下手な人もf^_^;

上記の3番目に書いた、一般人やタレントで、ヒョンなことから人気が出て、昔でいえばレコード・デビュー、その後の時代だとCDデビュー、現在だとまた違った形での歌手デビューのチャンスがあるわけですが、そういったところから出てきた歌手の方で、歌が上手くない人って勿論いますよね。

歌を歌うことになったキッカケが、歌が上手いからではなく、人気があるからとか容姿からなので、歌唱力は二の次だから、歌が上手くないとしても仕方がない部分があります。
しかし、そういう人たちは人気があるので、歌1本、歌唱力で勝負している歌手よりもレコードやCDの売り上げが多かったりします。

歌唱力で勝負している歌手やファンからすれば、面白くない…理不尽…納得できないことでしょう。

その様な中から聞こえてくるのが、

『歌手なのに歌が下手なのはプロじゃない。』

『まずい料理しか作れない食べ物やさんは売れなくて潰れるのに、歌手は歌が下手でも売れる。』

『近所の素人のおじさんの方が、よっぽど歌が上手い!』

などなど…。

確かに歌に命かけて勝負している人にとっては歯痒い思いをすると思いますが、人を楽しませる事ができるエンターティナーとして考えると、その歌が上手な歌手より、歌が下手な歌手の方が優れているという事になります。

歌が上手い近所のオジサンが、会場に多くの人を集める事ができますか?という話ですね。

職人気質のような観点から見れば、エンタメの世界というのは矛盾を感じる部分もあるのではないでしょうか。

人気があれば、役者として演技が下手でもドラマや映画の主役になれる。
芸能界ってそういう物なのかもしれませんね。

エンタメというのは、どれだけ多くのお客様を幸せな気持ちに笑顔にさせられるかなので、歌や演技はある意味それの手段の一つでしかないという事なのでしょう。

と言っても、人気だけで出てきた芸能人さんは、いずれ消えてしまうし、なかなか難しい世界ですね、エンタメの世界って。

#エンターテイメント #エンタメ #歌手 #役者 #コラム #エッセイ

貴重なお時間の中、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。 駄文ながら一生懸命書かせていただいていますので、またいらしてください。