デザイナーの僕が転職してよかったこと
転職経験が4回あるデザイナーの私が転職してよかったと思うことをざっくりとまとめました。
詳しい転職エピソードやコツについてはブログにまとめています。
▶デザイナーのためのデザイナーのマガジン「デザログ」
年収が上がる
制作会社に初就職した僕は年収が300万円もありませんでした。毎年上がるのも毎月5,000円〜10,000円程度。このペースだといつ年収500万円とかになるんだよ。そう思っていました。
転職活動するとびっくり。僕を何倍もの年収で雇いたい！という企業がたくさんいました。市場価値に気付かず安売りしていたのです。
なかなか昇給は難しいので、年収を上げられるのは転職の最大のメリットでしょう。
ボーナスがもらえる
新卒入社した会社ではボーナスはありませんでした。デザイナー職はボーナスがない方が結構多く感じます。
一般企業なら夏と冬にボーナスがあるので、同級生がボーナスで何を買ったとか、どこに旅行するとか聞くたびにボーナスがない自分にコンプレックスに感じていました。
それがボーナスがある会社に就職することで叶ったので嬉しかったです。
今置かれてる場所（会社）がすべてだと思わないほうが良いです。
色々な人と繋がりを持つことができる
転職で意外にメリットとして取り上げられないことの一つが「交流が広がること」です。
デザイナーって意外と横のつながりで仕事をもらうことが多いんです。
知り合いに紹介してもらって仕事をする、知り合いに紹介してもらって就職する。これもよくある話です。
デザイナーは話しやすくてなんぼです。だからそんなつながりを転職をすることでどんどん交流を広げられるのはとても人生においてメリットです。
あの人に聞いてみよう、あの人を紹介してあげよう。そうやって人伝いに人が繋がっていきます。これは生涯の財産になります。
ライフワークバランスを整えられる
以前はワークライフバランスでしたが、今ではライフワークバランスと言うようにしています。
生活が何より大切です。身体や心が健康じゃないといくら仕事で稼いでも意味がないです。
本当にここにいて心身ともに健康なのか、よく考えてみてください。
私はデザイナーなんてこんなもんだろう・・・と諦めて劣悪な環境にも耐えることはありました。
しかし実際にはどうでしょうか。デザイナーでもプライベートの時間を楽しみ、仕事を楽しんで毎日生き生きとしている人はいます。
転職を通じてライフワークバランスが整って仕事がある日も仕事終わりに自分の好きなように時間を使うこともできるようになりました。
スキルアップできる
デザイナーとして転職するたびにスキルアップできます。
今までと違う環境で仕事をするだけでこれまでと違った刺激、知識が手に入るので明らかに以前に比べてスキルアップしていきます。
転職を通じてどんどん自分の武器が増えてくるのも転職してよかったことの一つですね。
人生に余裕ができる
転職をしたことないまま40歳を迎えるのと、転職経験して40歳を迎えるのでは人生観が変わってくるように思います。
転職経験しているとある程度自分の市場価値を俯瞰で見れるようになるので、もし勤務先が倒産したり経営難になっても「それならこういう動きをして次はどこの会社で働こうか」と動くことができます。
一方で転職未経験だと会社にすがるような生き方なので、会社としても引き止める必要もないです。
どんなに劣悪な勤務環境でも居てくれるような都合の良いひとっていう感じですね。
転職経験がある人とない人ってそういう人生の余裕、余白みたいなのが違うように感じます。
転職はしたほうがいい？
転職今するわけじゃなくても市場価値を知るために転職活動はしておいたほうが良いです。
みなさんは世の中の会社が30年継続する確率を知っていますか？たった0.021％ですよ？1/5,000です。
わかりにくいかもしれませんが、「競馬で三連単が当たる確率」よりも難しい確率です。
詳しくは、国税庁の数字で下記のようになっています。
会社が10年続く確率は6.3%程度、つまり16社のうち1社しか生き残れません。会社が20年続く確率は0.4%しかなく、さらに生き残るのはそのうちの6％しかありません。
30年続く確率は0.021%で、さらにそのうちの5%しか生き残れない計算です。つまり30年生き残れる会社は5000社に1社しかないのです。
これを見て、あなたの会社が残る確率って100％だと言い切れますか？人生は安定することはないです。
常にリスクヘッジを考えておくことで安心できるので、いつでも会社がなくなっても良いように人生を過ごしましょう。
50歳になってから突然会社がなくなっても大丈夫ですか？
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