事業がつくれるベンチャーマネージャーになるためのnote

Edtechスタートアップ「POPER」のCOOのハヤシです。もっとビジネスに詳しくな…

事業がつくれるベンチャーマネージャーになるためのnote

Edtechスタートアップ「POPER」のCOOのハヤシです。もっとビジネスに詳しくなりたいので趣味で色んな会社のビジネスモデルを分析してます。あとは普段会社でみんなに教えた内容をまとめます。これからもっと活躍したいっていうITベンチャーの中間層を特に意識して書いてます。

マガジン

  • 【まずはここから】マネージャーの仕事術マガジン

    マネージャーって何ができればいいの?悩み多きベンチャーマネージャーのためのノウハウをまとめたマガジンです。COO目線で「知っておいてほしい」をまとめていきます。

最近の記事

いいKPI/目標設定の仕方と修正のポイントとは?

みなさんこんにちは、林です!(@zoweb) この記事は2月の末に執筆しています。 一般的には3月決算の会社さんが多いと思うので、みなさん期末の時期でバタバタ、という感じでしょうか。 あなたがマネージャーであるか否かに関わらず、四半期単位で取り組みを振り返り、今後の戦略や戦術を見直すというのは非常に重要なことです。 特にベンチャー企業ではまだまだ不確かなものを形にする目標をもったり、妥当かどうかわからない水準の目標をエイヤで設定することが多いのでこの作業は避けて通れませ

    • <業界分析>新卒ビジネス業界をざっくり整理してみました

      みなさんこんにちは、林です!(@zoweb) 今回は新卒の大学生に対してサービス提供をしている企業群を「新卒ビジネス業界」とし、その全体像を整理してみました。 ※つまりリンクアンドモチベーショングループのようなtoBで新卒採用コンサルティングを企業に展開しているような企業群は対象外としました。 僕自身がかつて大学生だった頃にうまく就活の雰囲気になじめずに自分のキャリアを乱暴に選定してしまった過去があるためずっと気になる業界でしたが、 ここ数年で複数社のIPOが続いていま

      有料
      500
      • 営業利益50%超え。時価総額2兆円のモンスター企業「OBIC」のビジネスモデルを分析

        みなさんこんにちは、林です!(@zoweb) みんなさんはOBIC(オービック)という会社をご存知でしょうか? という声がきこえてきそうですが、それはオービックビジネスコンサルタント(OBC)という関連会社です。(OBIC社が株の37%を保有。) OBIC社は日本の中堅企業向けに業務システムに特化したERP(基幹システム)パッケージである「OBIC7」を提供するSlerです。 ※Sler(エスアイアー)とは OBIC社がどのくらいすごいかを時価総額という観点からお伝

        有料
        500
        • SaaS企業が売上10億以降、年に何%成長するとすごい??

          みなさんこんにちは、林です!(@zoweb) 今回はSaaSリサーチ系の記事です。 経営に携わっていると色んな困難がありますが、その中でも「目標の設定」はいつも頭を悩ませます。 高くしすぎてはやる気がわかないし、逆に保守的すぎても会社の成長を阻害することになってしまう。 どこまでいっても「この水準で設定すればいいよ」なんていうものはなく、常に今の会社の事業、メンバー、市場環境を考慮しながらベストだと思えるものを常に設定するしかないのだろうと思いますが、 「どの位の水

          有料
          500

        いいKPI/目標設定の仕方と修正のポイントとは?

        マガジン

        • 【まずはここから】マネージャーの仕事術マガジン
          事業がつくれるベンチャーマネージャーになるためのnote

        記事

          企業研修市場分析。注目企業4社と今後の市場について勝手に考察

          みなさんこんにちは、林です。 今回は「法人の社員研修業界」についてとりあげます。 ・業界の規模 ・業界の構造/分類 ・業界におとずれている変化 ・代表的な企業の紹介 ・(勝手に考察) こんな構成です。 僕が主催しているビジネスモデル勉強会で取り上げたテーマをサマリしたnoteになっています。 いつもの特定の企業の分析記事とは異なる仕立てですが、みなさんの参考になればと思います。 それではいってみましょう! 研修業界の規模矢野経済研究所の発表によれば研修業界の市場

          有料
          500

          企業研修市場分析。注目企業4社と今後の市場について勝手…

          「結局フィードバックって何よ?」がわかるnote

          みなさん、こんにちは林です。 前回からの連続noteで「よい1on1を実施するためのスキル」について書いています。 前回は「相手に話をしてもらうスキル」について解説しました。 今回はそれに続き「相手にフィードバックするスキル」についてのnoteです。 フィードバックとは何のために行うのか、 目的に応じてどんなフィードバックの種類があるのか。 一度全体像を理解すれば次回の1on1から、よりスムーズにフィードバックができると思います。 今回も、かつて働きがいのある会社T

          「結局フィードバックって何よ?」がわかるnote

          いい1on1に必要な「相手に話してもらうための4つのスキル」

          みなさん、こんにちは林です。 1on1って難しいですよね。 僕も初めてマネージメントをさせてもらってから10年近く経ちますがいまだに難しいなと感じます。 今まで直接1on1やらせてもらった人数は30人位だと思いますが、ようやく「いい1on1とは何か」とかそのためにどんなことに気をつけるべきなのか、が少しわかってきた気がします。 僕は色んな書籍を読んで試したり、人材系の会社が実施してくれる研修から要素を抽出して自分で頭の中に体系化しました。 でもみんなが各自でこの作業や

          いい1on1に必要な「相手に話してもらうための4つのスキル」

          【事例で解説】部署の業務の理想像を描くために・「前提」と「方針」を整理する方法

          みなさんこんにちは林です。 今回はマネージャーの課題解決に必須の「理想像を描く(定義する)」ということについてまとめようと思います。 以前、下記のnoteの中で課題解決するために、理想を定義して現状と比較し、施策を立案する流れを書きました。 記事中の課題解決事例は、「オンライン商談で○○IDを獲得するために」をテーマに営業プロセスを分解し、現状と比較するというテーマでしたので、理想状態が比較的イメージしやすいものでした。 一方で、上記の例とは違い「まだ世の中に比較でき

          【事例で解説】部署の業務の理想像を描くために・「前提」と「方針」を整理する方法

          実はまだ業界No1じゃない?ラクスルのビジネスモデルと今後について考察します

          みなさん、こんにちは林です。 今回はCMでもおなじみの「ラクスル」を取り上げます。 有名な会社ですので、ベンチャー界隈でこの会社を知らないという人はいないと思います。 もしかしたらビジネスモデルも知っている人も多いかもしれませんね。 しかしながら、同社の競合とか、今後の成長性について語れる人はそこまで多くないと思いますのでこのnoteではその点まで深ぼってみようと思います。 会社概要”印刷、広告、物流といった デジタル化が進んでいない 伝統的な産業に、インター ネット

          実はまだ業界No1じゃない?ラクスルのビジネスモデルと今後について考察します

          「正しい会議の仕方」は全社員のマストスキルなのでまとめてみたnote

          みなさんこんにちは林です。 ロジカルシンキングとかマナー研修とかを教える企業は多いと思いますが、「会議の仕方」を教える企業は多くないと思います。 が、よくよく考えると会社って「意思決定を繰り返す場所」だと思います。 独断できないものが対象な場合かならず複数人で会議をすることになります。ってことは会社という存在は会議からは逃れられません。。 何も僕は「会議=悪」だとは言っていなくて、むしろ会議スキルが高い人はどの会社に行っても重宝されると思っています。 そこでこのno

          「正しい会議の仕方」は全社員のマストスキルなのでまとめてみたnote

          【保存版】やらないと時間のムダ。生産性アップに不可欠なショートカット&ツール30選

          みなさんこんにちは林です。 いきなりですがちょっと今まで疑問に思っていたことがあります。 それは会社が「パソコンの使い方」をあまり教えないことです。 使い方といってもおじいちゃん向けのクリックの仕方とか、そういうレベルのものでなくて、「効率よく仕事をするならやっておいたほうがいい」というTIP的なショートカットや便利なツールに関してです。 新卒からIT系のベンチャーとかコンサルとかに入った方は総じてこういうものに対してのレベルが高い印象ですが、業界によっては平均レベルが

          【保存版】やらないと時間のムダ。生産性アップに不可欠なショートカット&ツール30選

          時価総額1兆超え。伝説的なIT企業「モノタロウ」のビジネスモデルを考察

          お腰にきび団子つけてそうな、ちょっと変わった名前の企業。 実は売上1500億。時価総額1.5兆円のモンスターIT企業です。 あのサイバーエージェントの時価総額が1兆円。 一時期は楽天の時価総額を上回っていた。といえばそのすごさが伝わるのではないでしょうか。 世の中にはこうした「隠れた優良企業」が存在します。(そんな風に言ったら怒られるかもしれません。ごめんなさい。) いつもは新規上場する企業を分析する事が多いですが、今回はレジェンドIT企業シリーズという事でモノタロウの

          時価総額1兆超え。伝説的なIT企業「モノタロウ」のビジネスモデルを考察

          コーチングの歴史を超略でエクストリームに学ぶnote

          もはやマネージメントにおいてコーチングの重要性を無視している人はそうそういないと思います。 書店にはコーチング関連の本が並び、なんならマネジメント=コーチング位の勢いで語られているとすら感じます。 でもちょっと振り返ってみると10年前に日本で「コーチングが重要だ」なんて言っていた人は非常に少なかったと思います。 少なくとも僕の周りにはほとんどいませんでした。 そもそもコーチングってどこから、いつ、どんな文脈で日本にやってきたものなんでしょうか? もちろん考え方やセ

          コーチングの歴史を超略でエクストリームに学ぶnote

          部下が「思うように動いてくれない」を解消するコーチング的3つの視点

          みなさんこんにちは林です。 普段は株式会社POPERという教育業界向けSaaSを提供する企業のCOOを務めるかたわら、普段会社のみんなに教えていることをnoteに記録として残しています。 今回は「コーチング / マネージメント」についてです。 会社のマネージャー陣と1on1をしていると「メンバー(部下)が思ったように動いてくれない」という相談を受けることがあります。 前職でも、そのまた前職でも同じような相談は受けたことがありますのでおそらくマネージャーにとってあるある

          部下が「思うように動いてくれない」を解消するコーチング的3つの視点

          「部下にコーチングを徹底することは可能なのか?」について考える

          みなさんこんにちは林です。 普段は株式会社POPERという教育業界向けSaaSを提供する企業のCOOを務めるかたわら、普段会社のみんなに教えていることをnoteに記録として残しています。 今回は「コーチング」についてです。 「マネージャーにはコーチングのスキルが必須である」という意見はめずらしいものではありませんよね。 むしろ「部下なんて言われたことやってればいいんだからコーチングなんて不必要だ」なんていう方を見つけることのほうが難しいと思います。 僕は執筆時点の20

          「部下にコーチングを徹底することは可能なのか?」について考える

          クックパッドとクラシルのビジネスモデル比較を通じて 『ビジネスモデルキャンバス』を理解する

          みなさんこんにちは林です! 普段は教育系ベンチャーの「POPER」でCOOを務めています。 今回は特定の企業のビジネスモデルの深堀りでなく、「ビジネスモデル分析方法」としてメジャーな、ビジネスモデルキャンバスについて解説する記事です。 特定の会社のビジネスモデルを理解するためには「図解」を用いてビジネスの構造を理解することが有効です。 そのために一番簡易的で取り組みやすい図解のフレームワークは「ピクト図解」と呼ばれる手法です。 登場人物と、その間に発生するお金の流れにフ

          クックパッドとクラシルのビジネスモデル比較を通じて 『ビジネスモデルキャンバス』を理解する