【ZASO:221】宮城県 #いわぬまひつじ村

2024年7月27日 20:02

※このNOTEは動物や水槽で飼育されている生物等がいる施設をその「生物」に関わる部分を中心に紹介するNOTEです。

このＮＯＴＥもいい加減２２０回も書いているのに「読んだ事ある」と直接言われた事がないな・・・と思ったらそりゃ動物施設関連の人とか動物園巡りしてる人と話してないし、そもそも顔出しもしてないのでそりゃそうだ感ですね。

それでもこのＮＯＴＥを通じて知名度を上げたい施設シリーズの今回第２弾です。
第１弾は見学できる盲導犬施設の富士ハーネスですね。

さて、初手からいきなり話がそれますが自分は割とゲーマーでモンハンやポケモンを１０００時間単位でやったり、去年のゼルダのティアキンなんかも７００時間とかやってしまうのですが、好きなシリーズとして自分で農場経営をする牧場物語シリーズなんかも好きなのですが、あのゲームの弱点は時間の概念のせいでゆっくりできないところなんですよね。

そんな中ＰＳ２で２０年程前に発売された「ようこそひつじ村」というゲームがありまして、マーモットやウサギ・ニワトリを育てて肉や毛皮にし、ダイコンやベリー、ソバ・小麦、牧草なんかの種と交換し、育ててエサにしたり市場で交換したりしながらイノシシやラマ、ロバ、ヒツジなんかを育てていく牧場を１日の時間の概念がない（日付や季節の概念はある）ため好きなだけ牧場の作り込みが出来るというゲームをやり込んでいたので、「ひつじ村」という名前だけでも過剰反応するくらい好きなんですよね。（今は、Ｓｗｉｔｃｈ、ＰＳ４、Ｓｔｅａｍ版で遊べます）

そんな名前だけで超好印象を抱いた状態で先日の宮城ツアーの際に一緒に今回のいわぬまひつじ村も回ってきました

【訪問日】2024/07/15

【マイナー度】☆☆☆☆☆

こういう牧場自体で知名度があるところ自体あまりないのですが、特にここは公式ＨＰを見てもイマイチいつ開設したのかという情報がわかりませんが、すくなくとも「いわぬまひつじ村」という名前がついたのは2017年冬頃という事で、仙台に２０年住んでいた飲み仲間でも知りませんでした。　

【個人的満足度】☆☆☆

このいわぬまひつじ村、仙台空港から車で１０分程度、岩倉ＩＣ降りて車で７分と車さえあれば全然運転が辛くない立地にあります。（仙台までの運転が辛い？そこは知りません）

Googleマップを頼りに現地へ向かっていると青々とした田園風景と遠くに見える風車、綺麗な道路、綺麗な電信柱という「綺麗すぎる田舎の憧憬」に違和感を感じます。

自分もよく辺鄙なところへ行くので、普通の組み合わせは「青々とした田園風景、ボコボコで舗装された道路、謎のビラの形跡のある汚い電信柱」なんですよ。

現地に到着し説明を見て初めてその違和感の理由がわかったのですが、ここは岩沼市二ノ倉地区、この牧場から海まで車でもう２分といったところで１３年前の東日本大震災で壊滅的な被害を受けた地域でした。
そこに草が生え、生物が戻ってきたことで、ここの地区で２頭のヒツジを2015年に飼いだした事がこのいわぬまひつじ村の出発点という事でした。

ひつじ村というくらいなので本当にひつじしかいません。
ウサギやモルモットくらいいそうな雰囲気ですが本当にいません。
公式HPを見ると顔の黒い肉用向きのヒツジのサフォークとレアヒツジ「マンクス・ロフタン」がいました。
現地にいる種類を見ていると日本で一番多く飼育されている顔の白い「コリデール」もいそうな雰囲気です。

メリノやロムニー、ドーバー、チェビオット、ドーセットホーン、ドライスデールなんかの変わり種なんかがいれば売りにしてそうですもんね。

この施設の楽しみ方は基本的にぐるっと牧場を一周しながら最初にもらったエサと追加で２００円でバケツいっぱいの野菜を詰めてエサやりをするのが楽しみ方です。
あとはマシュマロを買って焼きながら食べる事なんかも出来るようです。

施設内に農園もあるので時期寄っては収穫体験や４月ごろには毛狩りを見ることも出来るようです。

【動物園マニア満足度】☆☆

基本的にひつじしかいないので１日で何か所も回るついでにでもここに来て、お金を落としていって貢献してほしいなぁという願いですね。
八木山動物公園からも車で３０分で来れるので１５時くらいに八木山動物公園が出たタイミングでやる事が決まっていなかったら来るのが非常にいい流れだと思います。東京に帰るまでにもう１か所…的な。