こわれためがね

色んなもののクリエイターと、演技とダンスの講師などやってます。

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最近の記事

マウントゴリラのいなし方

マウントとってくるボスザルタイプ(リーダータイプ、もしくはリーダーのポジションにいる仕切り屋)の人のことを、勝手にマウントゴリラと呼んでいる。 稀にボスザルタイプでない場合もあるが、大概ボスザルを気取っているのでボスザルとする。 ちなみにゴリラにもサルにもなんの非も無いことをここに断っておく。特にゴリラには言われのない風評被害であろう。すまない。 このマウントゴリラ、けっこうどこにでもいる。 上司にも部下にも先輩にも後輩にも先生にも生徒にもいる。 親族や友人、老人から子供ま

    • 苦手なものほど良く知れ

      小さい頃からホラーが好きな子供だった。 両親共にオタクで、3歳でガメラマーチを歌ったようなサラブレッドであり、家には読んでも読んでも終わらないぐらい色んな本があった。 中にはホラーやオカルトやSFの本もあって、それらは私のお気に入りだった。 特に好きだったのは水木しげるの妖怪図鑑。親の持ち物だったのですごい古くて、読めば読むほどページが取れそうになっていた覚えがある。 それと心霊特集!とか皮膚に傷をつけずに悪い患部を取り出す?!みたいな見出しの文庫サイズのオカルト本。 あと

      • 萌えと情緒と創作

        いにしえのオタクなので、「萌え」という単語が全盛期だった世代である。 昨今とって代わったのは「推し」や「尊み」のあたりだろうと思う。 二次創作意欲にまみれていた学生の頃、さんざ「萌える!何か描こう!」と言ったものだ。 感動屋とまではいかないだろうけど、年間30本ほどは映画を見る学生だったのでなんでもエモかったしなんでも萌えた。 この意欲はテスト期間中だろうとなんだろうと無くなることはなかった。 社会人になったあとは、基本的な感想は全部「かわいい」になった。 なんでもかんでも

        • 創作の活力

          前回、しれっと9ヶ月ぶりに記事を書いた。 しかも随分前に書きかけだった記事に気まぐれに書き足して投稿した。 全く続けられないじゃないか!どうなってんだ! なんで急に書いたかといえば、同居人と創作の活力についての話になったからだ。 同居人は、心が充足されていればいるほど意欲が湧く、と言った。 恋人がいて居場所があって安心できる状態であればあるほど、何かを始めたり創る意欲が湧くのだと。 まじかよ。と私は言う。 私の創作意欲は孤独で絶望を感じている時の方が湧いてくる。 逆に充足

        マウントゴリラのいなし方

          舞台を創る

          舞台を創るって楽しい。 自分が立つのも楽しい。 客として見るのも楽しい。 舞台の魔物に取り憑かれて、まもなく30年になる。 最初はダンスで舞台に立った。 下手くそな上に上級生にいじめられてたので、幕の中とか集団の後ろとか客席からはおよそ見えない位置で一生懸命踊った。 それでも、舞台に出るのってなんて楽しいんだろうと思っていた。なんだってよかったのだ、舞台に立てれば。 そのあと、演劇に手を出した。 ダンスよりよっぽど才能があった。人の機微がよくわかるこまっしゃくれたガキには

          意味のある文

          意味のある文ってなんだろう。 この場合の意味は、内容としての意味ではなく、存在意義の方だと思う。 意味の無い文はいくらでも作れる。 はたらやまざさらたやあはまさまはあらや、とか。 ほかほかの氷、とか。 でも意義のある文章って、難しくないだろうか。 そもそも、意義ってなんだろう。 調べたところによれば、「言葉などの表現によって表される意味、内容、または言葉、事柄、行為などが現実に持つ価値」とある。 今回気になったのは後者だ。 現実に持つ価値…とは果たして? ダイエット指南で

          文字を使う

          これはちょっとした自慢だが、私は幼少期から国語の点数だけはやたらと良かった人だった。 note始めて早々に何言ってんだこいつって感じだが、とにかく漢字を読めるようになるが早かったらしい。 暗記も得意なので、書けるようになるのも早かった。 高校生の頃も、定期考査では国語(正確には現代文と古文)は直前にちょろっと教科書を開くだけであとは一切何もしなかった。 授業もろくに聞かずにずっと絵を描いたり文章を書いたりしていたが、不思議と70点台をキープしていた。 70点なんてできるうちに

          文字を吐く

          文章を書こうと思った。 いや常日頃書いていないわけではないけど、同居人がせっせとnoteを書いているので私もやりたくなった。 とはいっても、別段書きたいなと思ったことがあるわけではないので、思ったことなどを文章にしようと思う。 こうして日記とも雑記ともとれる文章を書くのは、はるか高校生ぶりになると思う。 私が高校生の時はまだオタク界隈では個人サイトを持っているのが普通で、同級生のオタクもみんななんとか自力で作って持っていた。 そして同級生同士でリンクを繋げて相互リンクだとは