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夢を叶えたのに、描いた理想はひとつも叶わなかった ～自炊スクールHIMARIの前身「腸活サロンHIMARI」を立ち上げた喜びと葛藤【法人化への道のり -前編-】

自炊のサブスクHIMARI

こんにちは！自炊のオンラインスクールHIMARIです。

私たちは2022年5月1日に開校し、累計100名以上のひまりっこ（受講生の愛称）たちの自炊の継続をお手伝いしてきました。ひまりっこたちの心身の変化を間近に見てきて、自炊を通して腸から健康になることと夢や目標が叶えやすくなる心身をつくることは、切っても切り離せないなと日々感じています。

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早くも開校から1周年を迎えようとしている今、私たちからみなさんへご報告があります。

自炊のオンラインスクールHIMARIは、2023年5月1日(月)に法人化することを決定いたしました！！

「夢や目標を叶えるための、こころとからだをつくれる人を一人でも多く増やす」そんな夢を叶えるために、新たな一歩を踏み出します。これからもぜひ、一緒に歩んでいただけると嬉しいです。

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さて、今回の記事からは【HIMARI法人化への道のり】と題し、3本立てでnoteをお届けしていきます。前編にあたる今回は、今のHIMARIのβ版ともいえる「腸活サロンHIMARI」を運営していた、2021年9月頃までのお話。

中編と後編は、以下を更新予定です。
・中編：リブランディング期間
・後編：自炊のオンラインスクール開校～今まで


今と当時が大きく違うのは、企画・運営を行っていたのがチームではなく、代表のささまるさんほぼ一人だったことです。

「独立するのがずっと夢だった。とくにオンラインサロンをやってみたかった」と話す、ささまるさんの夢が叶った一方、一人運営は大変なことが多かったと話しています。腸活サロンHIMARI時代のどんな経験が、今のHIMARIをつくっているのか。当時の喜びや葛藤を、ささまるさんに振り返ってもらいました。



夢や目標を叶えるサポートがしたくて、辿り着いた「自炊」

腸活サロンHIMARI 初レッスン後の写真

こんにちは！自炊のオンラインスクールHIMARI代表のささまるです。法人化を目の前にした今、ソワソワドキドキしながらも、忙しない毎日を過ごしています。

今日はHIMARIの歴史の前編となる、腸活サロンHIMARIについてお話ししたいと思います。


はじめにお伝えすると、私は以前から腸活に興味があったわけではありませんでした。でも、今のHIMARIにもある「夢や目標を叶えるサポートがしたい」という思いは、私の人生のミッションと言えるくらいずっと大切にしてきました。思いを叶えようとして辿り着いたのが腸活であり、その手段が自炊だったのです。

腸活サロンHIMARIを始めるとき、私は会社で働きつつ、個人では「夢・目標達成コーチ」と名乗り活動していました。独立するのが夢で、コーチとして活動しながら何の分野で独立しようかとあれこれ考えていた時期でもありました。

コーチの仕事を続けていたあるとき、夢を叶えやすい人と叶えにくい人がいることに気が付いたのです。


食生活を改善したら、夢が叶うかも……？

夢を叶えやすい人はできることが少しずつ増えていき、夢に向かって前進していく姿が印象的でした。一方で夢を叶えにくい人はネガティブな思考に陥りやすく、コーチングをしていてもいつの間にかお悩みを相談するばかり。夢に向かって前へ進んでいくことが、とても大変でした。

「この違いは何なんだろう？」と思っていたのです。


経験を積むにつれ、私はひとつの仮説を立て始めます。それが「食生活を改善したら、夢が叶うかも」ということでした。

コーチングの雑談中、私はよくごはんの話をしていました。「今日は何を食べたんですか？」と聞くと、夢を叶えやすい人はごはん・お味噌汁・おかずを食べ、夢を叶えにくい人はコンビニ弁当を食べていることが多かったんです。

なぜ食生活の違いに気が付いたかというと、学生時代に家庭科の教員免許を取得した際、食事の栄養に関することを学んでいたから。また生命保険会社で営業をしていたときも、お客様の健康診断の結果を見て「〇〇を食べると、悪玉コレステロールの値もよくなるかもしれませんね！」と提案するのが癖のようになっていたからでした。

夢を叶えることと食事との関係を、このときから調べるようになったのです。


お味噌汁を通して「腸活」を知る

仮説を立てたのと同時期、私はプライベートでお味噌汁ダイエットをしていました。第1子の産後だったので、体型を戻そうとがんばっていたんです。そして独立する分野を探していたのもあり、「お味噌汁ってビジネスにならないかな？」とお味噌汁のルーツを調べ始めました。

お味噌汁は、からだにいいらしい。お味噌は発酵食品だから、腸にいいらしい。腸をよくすると何がいいんだろう？とさらに調べると、「人生が変わる」なんてテーマも出てきました。

初めて「腸活」について知った私は、「腸の働きを良くしたら、夢叶うんじゃない？夢を応援したいんだったら、コーチングだけではなくて腸活を勧めた方がいいんじゃない？」と夢が膨らみ、腸活アドバイザーになってみようと思いました。2020年11月頃でした。

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全ての経験を生かせる、一筋の光

2021年2月、腸活アドバイザーの資格を無事に取得しました。早速資格を生かそうと思い、腸活を用いてダイエットコンサルのような仕事をしてみました。

ほとんどの方が目標体重を達成できたものの、なかには達成できなかった方も。その方はフリーランスで働いていて、仕事が忙しすぎるがゆえ、自炊の時間をつくるのにとても苦労していました。腸活は自炊することが大前提なのに、それができないとダイエットのいい結果も出してあげられない。どうしよう……と悩みました。

振り返ってみると、ダイエットに成功した方も「自炊が苦手」「献立を立てるのに苦労している」のは共通していたのです。

自炊を続けるオンラインサロンを創れば、夢や目標を叶えるサポートができるかもしれない。

そう思った瞬間に、“点”でしかなかった今までの経験がすべて線になった気がしました。


家庭科の教員免許や、生命保険会社で働いていた頃の経験を生かせる。お味噌汁についても、形を変えてビジネスになりそう。食生活を変えることができれば、コーチングの効果も上がるかもしれない。今度こそ、夢や目標を叶えるサポートができるのではと思えたのです。

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「やりたいことを諦めない」と決めた、サロン準備期

なるべく早く、オンラインサロンをやってみよう。決心した裏では、もうひとつ大きな出来事が重なっていました。

それは、2人目の子どもを妊娠したこと。妊娠が分かったのは、腸活アドバイザーの資格を取得した2月でした。

でも私は、妊娠・出産を理由にやりたいことを諦めたくなかったのです。家族や友人などには、オンラインサロンをやりたいとずっと言い続けてきました。あんなに何度も言っていたのに、あと一歩のところで諦めるのは悔しい。“やるやる詐欺”にはなりたくない。実現できないことが恥ずかしいとさえ思っていました。

11月に出産だったので、臨月の10月は休むとして、7月～9月の3ヶ月間はなんとかがんばってオンラインサロンをカタチにしてみよう。「物事は3ヶ月やらないと分からない」と思っていた私は、今思えばかなりのプレッシャーを自分にかけて腸活サロンHIMARIの構想を考え始めました。


今のHIMARIの原型が当時に

サロンの準備中に決めことは6つあります。

・集客の時期
・集客の方法
・申込ページの作成
・コンテンツの内容
・公式LINEの運営
・noteでのレシピ配信

参加者募集などのバナーや申込ページの作成は個別に相談したものの、基本は一人で準備していました。当時は誰かに仕事を依頼するのも、サロンの準備をするのも初めてで、かなり大変だったのを覚えています。


腸活サロンHIMARI申込ページ


コンテンツについては、自炊のオンラインスクールHIMARIの原型ともいえます。

・リアルタイムのオンラインレッスン
　┗隔週日曜・各2時間で7～8品
・献立リスト＆買い物リストを配布
・腸活学習コンテンツ配信（毎月末）
・夢を叶えるワークシート配布（毎月末）
・特別イベント（不定期）
・Slackでの相談

今はレッスン動画を配信していますが、当時はリアルタイムレッスンでした。理由はみんなでやれば楽しく続けられるんじゃないかと思ったからです。私自身、自炊に挫折した経験が多く、なかでも辛かったのは「一人でがんばらないといけなかったこと」でした。それにみんなと一緒に自炊したら、3ヶ月間のサロン運営もがんばれそう――。そんな思いでした。

サロン生の募集を始める前に、公式LINEとnoteを作り、2021年6月からスタート。今Instagramで更新しているHIMARIのレシピは、当時はnoteで更新していました。

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デモレッスンが功を奏した集客期

デモレッスンで作った常備菜

いよいよ参加者を募集するとき、「本当に人が集まるのかな……」と不安で不安で仕方がなかったです。

募集期間は約1週間。6月24日～30日まで行いました。それまでに腸活サロンHIMARIへの思いを書いたnoteを更新し、公式LINEの登録者には先行案内することに。

👆当時リリースしたnote


最終的に10名で腸活サロンHIMARIが始まったのですが、集客にあたりやってよかったのは、2日間のデモレッスンを行ったことです。集客はもちろん、サロン運営に活きるヒントをたくさんいただいた時間でした。

例えば、今はHIMARIのレッスンの定番である、各レシピの調味料を最初に混ぜ合わせること。このスタイルが生まれたのもデモレッスンでした。1日目にひとつの調味料を入れ忘れてしまった方がいて、その予防策として合わせ調味料を先に作ることにしたんです。2日目に試してみると、入れ忘れた方がいなかったうえに調理時間は15分も短縮できた。この時から定番の調理ステップになりました。


デモレッスンでは素敵な感想を多くいただき、SNSで初めて「 #腸活サロンHIMARI 」が誕生。いよいよ私の夢が叶うんだ……！そんな気持ちにもなりました。


夢は叶えたけど、独立したい理由は叶えられなかった

大きくなったお腹が写り込むほど、
第2子もすくすくと成長

2021年7月、ついに腸活サロンHIMARIがスタートしました。絶対に3か月はがんばりたい、サロン生のみなさんの夢や目標を叶えるための土台作りをしたい。この意気込みだけで走り続けたと言っても過言ではありません。


今だから言える話ですが、サロンの運営は本当に大変でした。夢が叶った喜びや、サロン生との交流は楽しかったものの、6つのコンテンツを一人でやっていくのはスケジュールを考える時点で大変……。文字通り、身を削ってやっていたなと思います。

何がそんなに大変だったのかを振り返ると、独立したい理由を何ひとつ叶えられなかったんです。「自分が自由に働くため」「子どもとの時間をとるため」「会社員の頃より稼ぐため」に独立したいと思っていたのに、全部叶えられなかった。

例えば、準備することが多くて時間に追われてしまう。サロン生の都合に合わせるとレッスン実施が土日になり、旦那や子どもに負担がかかる。サロン生は10名が限界で、それ以上増やそうと思うとレッスン中の目配りができない。大変なうえに、自分と家族を幸せにすることができなかったんです。

また臨月直前まで2時間のレッスンをするのは、体力的にもしんどかった。アシスタントとしてサポートしてくれたメンバーでさえ大変だったと、のちに教えてくれたほどです。


大変なことは多かったけど、実は可能性もものすごく感じていました。サロン生になってくれた方々は毎回楽しく参加してくださったし、SNSにつくれぽを投稿してくださったおかげでHIMARIを知ってくださる方が増えていました。


また私自身が自炊を続けられたことで、からだをいい状態に保てたんです。

せっかく創ったこのサービスを、持続可能な体制にするにはどうすればいいのだろう。

10月からの産休中にしっかり考えようと思い、腸活サロンHIMARIの3ヶ月間を終えたのでした。


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ささまるさんはその後第2子を無事に出産し、徐々に仕事復帰していきます。「持続可能な体制」を考え、腸活サロンHIMARIの大幅なリブランディングに取り組むもうと決めたのでした。

リブランディングの話は、次回の【中編】でお届けします。


【終了】新年度に向けて体調管理を！腸活セミナーのご案内

日時：2023年3月22日(水)21:00～22:00
開催場所：Zoom（リンクは前日or当日、参加者のみに連絡）
参加費：3,000円（ひまりっこは無料）
参加方法：公式LINEより予約。登録はこちらから

さて、2022年度が終わるまであと少し。新年度を迎える前に、HIMARIと体調管理を見直してみませんか？実は誰も教えてくれない、体調管理のコツをお伝えします。

「気が付けば、任される仕事が増えてきた」「関わる人が増えて、人間関係に気を遣うことも増えた」「帰り道はヘトヘトで、コンビニ弁当を買って帰る」「疲れて寝落ちし、朝起きるのが辛い……」その循環、一緒に立ち切って、気持ちよく新年度を迎えましょう♪（45分の個別相談付き・日程は別途相談）


そのほか、公式LINEでは自炊のオンラインスクールHIMARIの最新情報をお届けしています。HIMARIに少しでも興味を持った方は、お友達登録をしてみてくださいね。


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