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【感動して終わりじゃなくて】


 またまた金曜日の学びについて、

 ここで「感動したな〜」「すごい人たちだったな〜」「スーパーマンなんだな〜」と、ゴールとして捉えるか。
 
 「あんなにも会場を巻き込み、感動を生み出す尊い時間をつくり出せる人たちは一体どれだけの血の滲むような積み重ねをしてきたのだろう?」と、泥臭いところまでみようとし、掴む。そして、実際に具体的に昨日より今日何を積み重ねることができたのかと行動におこすことができるのかでは、雲泥の差が生まれると思う。

 古舘先生も『はじめの一歩』の授業で伝えたかったと話してくださったけれど、「努力は必ずしも報われるとは限らない。けれど、成功したものはすべからく努力しておる」という、言葉。

 まさにその通りだと、

 時間もお金もかけて遠方まで自分の足で学びを得にいくことも、昨日の7000字近い文字起こしも、朝からこうしてまた学びを文字ししよとすることも、毎朝の5分読書習慣も、その後のアウトプット習慣も、いただいたコンテンツを追試することも、暇がありゃVoicyを聞くことも、毎週末リフレクションすることも。

 正解かどうかはわからないけれど、昨日より今日。1つでも積める毎日を繰り返していくことはやめちゃいけないと思う。

 ということで、今日は懇親会でiPhoneにひたすら箇条書きでメモしたことを、もう少し詳しく言語化して、教室で具現化できるようにできたらと思う。

 今日はあらゆる話を聞いた上で届け方について

 〈届け方〉

○1人に絞って届け切る

 1人に絞るっていうのが驚き。大勢の中で、たった1人にでも刺さらない、届かない言葉や授業が大勢に届くわけがないという考えに納得と共感。そのために、まずは「あの子」に届ける。届けきる(心を動かす)。と設定すること。

○情報収集

 1人を明確に絞ったら、「どうすればターゲットしたあの子に届くだろう?」と頭を巡らせ、情報を収集する。「これは知っているかな?」「ここあえて詰め込まない方がいいな?」などと情報を集め精選していく。

○自分の心に必然に

 とは言え、じゃあそれを授業しようとか語ろうとかなったとき、こっちだって仙人ではなくて「人」である。「人」である以上、感情が伴うのだ。その心に素直にいくということ。
 こちら側の温度、熱量、気持ちの変化によって、そのつくりあげた一つのコンテンツを出すタイミングや順序が変わる。
 つまり、自分の心とコンテンツが一致したときより届きやすくなる。

○出し方の変化

 どのコンテンツであっても、問いかけるポイントを変えたり、見せる順序を変化させたりと、出し方を演出していく。
 子どもたちを飽きさせず、食いつかせるためにも、一つのコンテンツ内で資料の出し方等の順序構成は欠かせない。
 熱中を超えて、熱狂を巻き込むイメージを持っておくこと。会場がまさにそうだった。

○最後に余韻を残す

 どんなにテンポの良い授業でも、あ〜楽しかった!!いえーい!では終わらせず、さっきの構成のところともつながるけれど、出し方の変化バイオリズムの中で、最後はふっと自分自身に矢印が向くような、余韻が残るように設計する。
 上げて終わりではなく、ふと帰ってくる時間を作る。なんならその着地点に向けて、構成していく。

○見て、聞いてイメージをわかせる

 これは、実際に見て、感じて、イメージできないものは行動におこすことはできないよってこと。逆に、イメージできるものは案外簡単に行動できちゃおうことがあると。
 だから、子どもたちを動かしたければ、見せて、聞かせて、イメージができるようにすることが大切だと。
 「ブラジリアンスクワット」をやってみてと言われたら、何それ?できるの?と思うけれど、見てみると「あ〜これか!」とすぐできる。
 今回僕も実際に足を会場に運び、みて、感じてみて、音声だけズームだけでは感じられないものを感じ取り、イメージが湧いたものが本当に多い。まずはそこからだと思った。僕自身も情報収集してイメージできものを増やすことで、実際にできることも増えていくかもしれない。

○意外性

 これは「引っ掛かり」をつくること。「え?」「なんで?」と意外性から引っ掛かりをつくる。その方が、あとの情報が入っていくと。
 「あいさつは大切です。」と話すよりも、「あいさつってさ、本当に必要かな?ほらサラリーマンだって時間の無駄だって言っているよ?」と伝えてみる。
 その意外性から、もう情報受信状態をつくってるのだ。

 とりあえず、これがメモの3分の1くらいの内容!

 届け方編。

 明日からの教室で、一つでも具現化できるように。

 今後も、関わり方編、在り方編が続きます。

 3連休最終日、良い1日を!!

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