毎朝、登校指導として昇降口に立っていると、いろいろなことが見えてとってもおもしろい。 あいさつのときに目が合う子、朝から表情がにこやかな子、まだどこか眠たそうな子、なんだか恥ずかしそうな子。本当に様々です。 1日に始まりの子どもたちの様子を把握できることは、登校指導の大きな副産物です。また、全校生とあいさつやちょっとした一言でつながるチャンスを得られることもそうです。予期せぬ角度から、大きなチャンスを手に入れたなと思っているこの頃。 「今日は、朝から心が上向き
毎日必ず訪れる給食準備。 この給食準備は、単なる「食事の準備」以上の意味をもっていると思っています。 給食準備にかかる時間と、学級集団としての成長は通ずる部分があるのではないかと思っているからです。 結論からいうと、「一人一人に当事者意識が芽生え、豊かな協力が生まれる集団」であれば、自ずと準備にかかる時間は短くなると。 だから、学級集団としての成長を通ずると考えるわけです。 給食の準備を細分化して見てみると、 ○自分の机を動かす ○自分のランチマ
「みんな幸せに暮らせる社会をつくるために、自分たちは何から始めたらよいのか?」ということについて。 少し話すと、まず「知ること」から始めなければならないと。 そんなこんなで、月曜日に点訳サークルの方々をゲストティーチャーとしてお招きしました。 視覚障害のある方、スタッフの5名の合わせて6名です。 子どもたちは、事前にサークルの方々の名前を覚えたり、予め視覚障害について調べたりして月曜日をむかえました。 主な流れは、この通り。 ①点字について ②点
総合的な学習の時間では、福祉について学習中。 少し遡って、3年生での総合の時間。 3年生では、自分自身の強みを考えることから、少し広がって地区の魅力を考えるところまでを学習。 4年生の総合の時間の初めに、これまで学習してきたことを振り返りました。 より賢くなっていくためには、この先どんな学習をしていったら良いかを一緒に考えました。 自分→地域→ 、、、どんな学習になりそうか?と考えてきます。 すると、「市やまち」「県」「社会全体」「世界」と広がっていくと
白熱の50問テスト。 ここにきて一気に熱を帯びてきたことが、ひしひしと伝わってきました。 まず、1分1秒も無駄にしないぞという心構え。 私が、朝教室に入るともうすでに漢字の学習をしているメンバーが。 朝の支度を終え、なんでもない時間。そこで「漢字の学習をしよう!」とアクセルを踏めるものだから驚きです。 そして、それが瞬く間に教室全体に広がっていきます。 まさに「何でもない時間を宝物」にている。 友達との雑談から、次第に音が消えていきました。
「見る目」の育ちを感じます。 ここでいう「見る目」とは、学級全体を見る目です。 発達段階的にも、幼いことは矢印が基本的に自分に向いています。それが年齢とともに「集団」「全体」「周りから見た自分」というように変化していきます。 今まさに4年生の発達段階として、「集団」や「全体」への意識が強まっているところかと思います。 ここで大きな大きな分かれ道がまず2つ。 一つは、否定的な目。もう一つは肯定的な目です。 否定的な目は、主に「他人を下げて自分を優
金曜日の朝の時間は、全校除草。 全校生で校庭の雑草をむしっていきます!! 黒板には、「朝の時間 全校除草 目標:クラスでゴミ袋をいっぱいにしよう!」とだけ。 テレビには、4年生が校庭のどのこの場所を担当するかを写しておく。 私は、登校指導やプールの管理があったため外にいました。 でも不思議と確信していました。 「このクラスの子たちなら、あの黒板の言葉だけできっと外に来るだろう。」と。 これは、「信頼」を超えて「信用」の部分。 これまでの経
クッと集中する瞬間。 その時間がとっても好きです。 このクラスの強みは、リアクションや即興的な振る舞い。自分の考えを表現できるところや、大いに盛り上がれるところ。友達を全力で応援するところやポジティブな言葉をかけるところ。また、自らで考えて行動するところや、誰とでもつながり合えるところでしょう。 正直、挙げたらキリがないのですが、特に際立った強みはこういったいわゆる「動」といわれる部分でしょう。 でも、実は「静」の部分もとっても魅力的な持ち味なのです。
外国語の授業は3時間目。業間終わりです。 場所は、3階の英語教室。4年1組教室から一つ上のフロアです。 短い距離かもしれませんが、移動があります。 使う道具は、教科書と英語用のフラットファイル。机には入らないので、教室後方のロッカー上に管理しています。 以上の条件から、3時間目の外国語に間に合うのがちょっぴり苦手な様子。 バタバタ始まることがこれまで結構見られる。 今週木曜日の業間も、思いきり子どもたちたちは遊びます。縄跳びに挑戦したり、サッカーをした
ただいま家庭学習強化週間中!! 家庭学習強化週間をなんとなく勉強を頑張る1週間で終わってしまっては少しもったいない気がしていて、、、。せっかく素敵な機会なので、この期間終了後も学習強化に向けた取り組みが継続されればと思っています。 そこで一つのテーマとして「学び方を身に付ける」を設定しました。 「学び方」は一生ものです。 国語、算数などの教科を超えて、サッカー、バレー、ダンスなどの習い事というあらゆることにまで。この「学び方」は転用できます。
少々風邪をこじらせまして、、、。ほとんど声が出ない何日かを過ごしております。汗 子どもたちには、とっても聞き苦しい思いをさせてしまって申し訳ない思い。 学びに向かって走り出す子どもたちをその場で足踏みさせてしまっているようで、とってももどかしい思いにも。 もっと力強く褒めたい!大きく背中を押す励ましの言葉を届けたい!そんなやりきれない気持ちであるところ。 「熱が出たりすると 気付くんだ 僕には体があるって事 鼻が詰まったりすると 解るんだ 今まで呼吸を
自然生活体験学習から、早くも2週間が経ちました。 目標の3つ目は、「自然について感じたことを他者に伝える」です。 伝える方法は?と子どもたちに聞いてみると、「言葉」「ポスター」「プレゼン」など、いくつか出てきました。 伝えたいメッセージを、あらゆる方法にのせて他者に届けることを「表現」といいます。 メロディーや歌詞に思いをのせる表現。 言葉で届ける詩や俳句。 絵や色などに思いを込めるアート。 「表現」の方法は、本当に多様です。 図工の単元には「
基地づくり。 ロープを木々に結び付け、ロープ同士を編み込んで、ハンモックのような基地を作成する活動。 この活動は、もう4年1組らしさがぐんっと出た時間だった。 まずは、丈夫かつ解きやすい「ひばり結び」のレクチャー。 練習用のロープで、全員が「ひばり結び」ができるように練習。 すると、やっぱり自然に生まれるのだ。学び合いが。 「ここどうやるの?」「ちょっと教えて??」 自ら聴いて、学び取る姿勢が身についている。困ったときに、困ったと言
「聞く」はともかく、「聴く」ではない。 宿泊学習中の語りの一つ目として、「目は心の窓である」そんな話を子どもたちには届けた。 1日目のうちで「顔上げてごらん?」「下向いてると分からなくなっちゃうよ?」そんなニュアンスの言葉がけをいただいたのが17回である。 17回!? 1日目が終えるときに、子どもたちにそのことを伝えると、やっぱりさすがに多すぎると。 目は心の窓。 心は、目には見えない。けれど、姿勢や目線、表情など様々なところに心は表れる。
バスに乗って、見学場所へ。 バスの乗るときの運転手さんへの一言も素敵。 「おはようございます!お願いします!」「お願いしまーす!!1日ありがとうございまーす!!」 あいさつにプラス1付け加えている。 というのも、あいさつの歴史を話したことがある。 あいさつの始まりは仲間同士の合図であると。 自然生活体験学習の目標の1つ目は、「新しいつながりを生み出すこと」。 「あいさつ」は、そのつながりを生むための1つの手段となり得るということを子どもたちと話を
5月29日水曜日。1週間前の天気予報が嘘であるかのような晴れ。 驚異的な晴れ男ぶりを発揮した男です。 いや、この子たちの日頃の積み重ねです。 木曜日と金曜日は更新できなかったので、この土日にいっぱい更新します。 宿泊学習の景色をともに参加しているかのようにお家の方と共有したい思い そんなこんな学級通信をいつものように書いているわけですが(もちろん宿泊中も)、とにかく撮れ高が良すぎて、、、。 どうやってまとめていく本当に悩ましい。