何かと運動会関係の話し合いが多くなって来ました。 個人走のアイディア。 ソーラ節の練習開始はいつからか。 スローガンはどのようなものにするのか。 こういった「話し合う時間」は、子どもたちが成長する大きな機会だと思っています。特に応援団には進行を任せて、その機会を最大限に活かしていくれればと思っています。 このとき、全員が当事者です。 教室で、学級に関することを話し合う際に、関係のない人なんていない。 でも、ふと当事者意識が欠けてしまうことがあります。
この話は、教室でよく話していることの一つ, 「成功」の反対は、「失敗」なのか。 「成功」の反対は、「失敗」ではなく、「何もしないこと」なんじゃないかと思っています。 つまり、何か行動を起こした時点で、「成功」なのだと思います。もう少し詳しくいうと、「成功のための材料が集まった」ということ。 けれど、やっぱりうっかりすると、何かに間違ったり、うまくいかなかったりすると「失敗」だと捉えてしまうのが人でしょう。 授業を通して、そういったより良い人生の歩み方も学
算数の時間に、黒板の前で説明する仲間がどんどん増えてきてます。 手の挙がるメンバーが、毎日少しずつ違うのもおもしろい。 仲間の挑戦に背中を押されたり、その前のペアトークで自信をもったり。 「今日は、自分が説明してみようかな?」という一歩が、本当に素晴らしいなと思います。 こういった環境に自ら飛び込めるというのは、自身の力の伸ばし方をよく分かっているなと感心します。 何人もの前で話すというのは、それなりに負荷がかかります。緊張もあるかもしれないし、不安もあるかも
目を瞑って、「アンパンマンを想像してみてごらん。」そう伝えると、おそらくほとんどの人が、「まず丸くて、真ん中に丸い鼻があって、ほっぺも丸くて、、、」のようにイメージするかと思います。 そこに、そこまで「大きなズレ」みたいなものは、そこまで生まれないでしょう。 色もきっと大体同じ色になる。 これが、「イメージが共有された状態」だと思うのです。 一つの言葉を聞いたときに、ほとんどズレがなく、同じものをイメージできる。 それもボヤッとせず、できるだけ鮮明に。 解像度
現代は、予測が困難で行先不透明な時代です。 予想外は、もはや当たり前。予測通りに行くことの方が少ないかもしれません。 常に即興的な判断と行動が求められるでしょう。 先日、防災給食がありました。防災給食は、非常食をメインにした献立です。パウチされたカレーであり、食器によそう必要がありませんでした。これまでの給食準備経験からすると、極めてイレギュラー。 そのイレギュラーへの対応力がお見事でした。 「これ配膳台で配るよりも、机に配ってしまった方が速くない?」
2学期が始まって、1週間。あえて、ほめないでおこうという場面がいくつもあります。 前も書きましたが、ほめられるために「その行動」をしていない子どもたちがいるわけです。 自然に、ごくごく当たり前のこととして。 これが「ほめられようゲーム」みたいになってしまうと、せっかくその子中で生まれた自然な素敵な行動の価値が下がってしまうように思うのです。 そればっかりではないけれど、この夏の学びの一つで、2学期のスタートに合わせて、その視点を上手に入れていくことで、本
そんな8人の思いが語られた教室です。 ずっと4年間一緒に過ごしている仲間だとはいえ、全員の前で発表することは、緊張するでしょう。 また、それに向けた自分との対話や、練習。 そして、踏み出す勇気。 かなりの負荷がかかったと思います。 でも、こういうある程度の負荷がかかることによって飛躍的に成長するタイミングが来るものです。 むしろ、こういった負荷は挑戦にはつきものかもしれません。 けれど、こういった負荷を楽しめるようになったら、これからも自分自身の成
9月4日水曜日。 朝の会で連絡しました。「今日の5時間目に応援団を決めよう」と。 そして、どのようにして決めるか。子どもたちと相談しました。 声出しをしてみるのか、話し合うのか、、、。すると1人が、「どうして応援団に挑戦したいのか、その思いを話すのはどうですか?」と意見が出ました。 「思い」の部分を大切にしてるのかあ。 学級みんながその決め方に納得。5時間目に、思いを語って、その思いを聞いてクラスみんなで決めることに。 挑戦する仲間は、5時間目に向けて
9月3日火曜日、6時間目。 学級の係活動についての内容を予定していました。 しかし、急遽変更して、運動会について。 運動会は、10月23日水曜日。1ヶ月以上あります。けれど、運営に携わる4年生になると、その担当を決めるなど、早めに動き出さなくはなりません。当初の予定では、6日の金曜日あたりから運動会モードになればと思っていました。 9月3日は、まだ二学期2日目。40日以上ぶりに、全員が揃って登校しただけでもすごいと思うほど。夏休み明けというのは、なかなかリズムを
始業式にどんな心構えで臨むのか。 「節目」に行われる儀式的行事。結婚式、お葬式、入学式、卒業式。どれも人生の中で一つの「節目」であり、新たな一歩を踏み出すタミング。 「竹、節ありて強し」という言葉があるように、竹はとっても成長が早いし植物で、「節」を利用してぐんぐん伸びていく。 この「節」である始業式。その式にどんな心構えで臨むかによって、その後の成長度も変化すると思います。面倒くさいなあという心や態度で臨めば、目線は落ち、姿勢は崩れ、本来平等にあるはずの成長
どんな表情で来るだろう。わくわくの中にも、多少不安な気持ちがあったのが、正直なところ。なんせ40日以上ぶりの再会。 わくわくしているのか、それとも不安そうなのか、楽しみにしていたのか、まだまだ眠たいのか。再会してないと分からない。 でもその不安が消えるまでに時間はそうかかりませんでした。 1学期の後半から、少しずつ指示や説明を減らしてきました。準備しすぎることも減らしていき、「余白」を残すことを意識してきたところです。 子どもたちは、その「余白」を上手に活
4年生72日目でしょうか。 数え間違えてそうなので明日の朝、もう一度確認してみよう。 教員8年目の夏休み。 これまででもっとも休みをとったと思います。 日直もありがたいことに代わっていただいた関係で、夏休み入ってすぐと、先週の金曜日の2回。 研修等も7月中に終わっていたので、8月は本当にいろいろなところに学びに出ることができました。 20代ラスト。 もう、気がつけば、至る所で自分より若い人たちに出会うようになったのだなということにも気がつきました
コミュニケーション力。 多様な人とどのように関わっていくのか、自分自身をどう見つめて、自分らしく生きていくのか。 そういった意味で、どのように相手と、また自分と関わってくのかというコミュニケーションに力を入れていきたいところ。 多様な人との関わりとか、自己との向き合い方は、学校教育目標の人格の完成、自律と協働の視点からずっと大切にしてきたことだけど、「合意形成」の方向での視点に偏っていた。 いかにして、考えをすり合わせるか、一つのものに折り合いをつけてい
8月30日金曜日。 来週から始まる2学期の準備をしていました。 2学期が終わる日に、子どもたちはどんな姿になっていると良いのだろうか。 そのために、9月が終わるころに、子どもたちはどんな姿であると良いのか。 そうなると、今週はどんな子どもたちの姿が引き出されると良いのだろうか。 思いつく限り、ノートに書き出しました。 2学期には、最も大きな学校行事と言ってもよい運動会が控えています。 その運動会に向けて、もうすぐにでも動き始める予定。 今週のうち
え〜、長くなります。w はい、そういうことです。 濃いんです。圧倒的なんです。やっぱり。 1年前。同じセミナーにzoomで参加して衝撃を受けた渡辺先生のセミナー。 もちろん今年も参加。 去年のこのセミナーをきっかけに、教師にとって立ち姿とは、話し方とは、そして目線とはどれほど重要なものであるかを感じた。zoomで画面越しなのに、それが伝わってくるほどの衝撃だった。 昨年は、遠慮をして、顔出しができず、こっそりワンテーマで1分話す課題に取り組ん
渡辺 道治先生の新刊について。 学び取れる量があまりにも多すぎる教師必読の本。 それゆえに、読書記録後半戦です! 学級通信を活用して磨くメリットはなんだろう。 大きく分けて4つある。 ①子どもたちへの肯定的なフィードバック ②保護者と強力なつながり ③教師の力量形成と実践記録 ④子どもたちを見る「眼」と文章力の向上 ①は、自己肯定感を高める働き。 ②は、イベントや行事などのダイナミックさを生む働き。 ③は、同じ学年をもった際など、自