【良いチームとは?③】
そんな8人の思いが語られた教室です。
ずっと4年間一緒に過ごしている仲間だとはいえ、全員の前で発表することは、緊張するでしょう。
また、それに向けた自分との対話や、練習。
そして、踏み出す勇気。
かなりの負荷がかかったと思います。
でも、こういうある程度の負荷がかかることによって飛躍的に成長するタイミングが来るものです。
むしろ、こういった負荷は挑戦にはつきものかもしれません。
けれど、こういった負荷を楽しめるようになったら、これからも自分自身の成し遂げたいことに向けて、挑戦し続けることができるでしょう。
クラスメイトからも、自然と拍手が生まれる時間でした。
きっと、この8人が挑戦の一歩を踏み出せた背景には、こうした周りの仲間たちの存在があったことでしょう。
現に、その日のふりかえりシートには、応援団のこと、運動会のことについてほとんどの子が書いていました。
前に立って話した友達の姿を見て、自分も勇気を出そうと思った。
朝から5時間目まで。休み時間のたびに練習している姿を見て、本気が伝わりました。
自分も運動会の係で、やりたいものに挑戦しようと思った。
今度は、私の番です。活躍します。
応援団を応援したいです。
自分は、〇〇係で、学校のためになれるように頑張ります。
仲間の頑張りを認め、挑戦を応援できる。耳を傾け目線を上げて相手軸で聴くことができる。仲間の勇気を自分のエネルギーに変えらえる。素敵なことを素敵だと思える。挑戦するときは、覚悟と責任をもって挑戦できる。自分自身を磨くための積み重ねがある。人知れず自分のために努力できる。決意したことに時間を使うことができる。お互いに励まし合える。支えてくれる仲間への感謝がある。
挑戦した人も、それを支えた人も、それに勇気をもらった人も。
教室には、そういった人たちが溢れていました。
「良いチームとは」というタイトルで書き始めましたが、きっと良いチームの姿って、これなのではないかなと思いました。この教室にある事実が、良いチームの姿であると。
でも、ここが始まりです。
そのこれまで積み重ねてきた土台をどういかし、さらに良いチームになっていくのか。
とても楽しみです。
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