【お題エッセイ】好きのためなら、ゼロからでもいいと気づいたんです。

今日は、長めに書かせてください。
自慢とか、同情が欲しくて書くわけではありません。
そこらへんは、あしからず。

プロローグ
私は、挫折を何度も経験してきました。
心がパキッと折れたことも何度かあります。
その原因の多くは、日本の当たり前。
いわば、サイレントマジョリティーの固定概念に縛られすぎていました。

でも、とあることに気づき、人生観が変わりました。
「好きなもの」です。
後ほど記しますが、この「好きなもの」によって人生を戻せたのです。
この選択に至った経緯をいくつかの出来事とともに、書かせて頂きます。


挫折① コミュニケーションが辛くて、学生時代陽から陰に

私は、恐らく空気が読めない子供だったなぁと思います。
それに加えて、自己中心的だったと思っています。
正直に言葉に出してしまったりとか。
それが、大きな影響をおよぼしたのです。

幼稚園・小学生とかは、積極的に話していました。
あと、遊んだりとか。
純粋に楽しんでいたなと思っています。

しかし、小学生高学年になると状況は一変。
人間関係が分からなくなってきたのです。
強めのいじりとか。
からかいとか。

中学生になると完全にヒートアップ。
その中で、殻に閉じこもるようになったのです。
陰口とかすべて私に言われてるような気がしました。

高校生になると、いじりは耐えられるようになりました。
あだ名とかは、細かいのを含めると20個は超えていたかなと思います。
その時は面白かったので、オールオッケーなのですが。

高校時代。ホントに心を開けたのは数人でした。
このころからおひとりさまに楽になり、友達はいっかと思うようになったのです。

専門学校は、完全に心を閉ざしました。
当たり障りのない会話だけしてそれ以外は、完全にぼっちでした。

正直、学生時代にラインを始めたのですがグループを除くともだちは、15人はいってないと思われます。
そして、今は学生時代の友人とは誰ともつながっていません。

挫折➁ 自分が大嫌いすぎて、アピールすること自体が苦痛。それによって・・・。

私は、自己アピールがとんでもなく苦手です。
理由は、何かに秀でているわけではないからです。
正直、苦痛でしかありませんでした。

専門学校の授業で就活対策の授業があったのですが、これがまぁ苦しかったんです。
自分にいいところなんて何もないのに。
他人に見つけてもらえ―とか。

そして私の持論なのですが、長所と呼べないのは私のにとって当たり前なことなのです。だから長所ではないと考えています。

そんなあまのじゃくな性格で、就活は踏んだり蹴ったりでした。
いち早く始めたのに、面接で落ち続けてコロナ禍に突入しました。
目指していた業界は、需要が無くなり採用も減りました。
結果、卒業式とその年度内には間に合いませんでした。
合格を頂けたのは、それから半年以上たった後でした。

挫折③ 効率を求めすぎたら自分が分からない!病んでしまったわけで。

私は、とある事情で20代前半で初めての転職をせざるを得なくなりました。
2社目はスムーズに決まったのですが、そこでは効率を求められることが多くなりました。
正直、疲弊しきっていました。

ある仕事の日の朝。
とうとうベッドから起き上がれなくなったのです。
まるで、鉛が乗っているかのように。
それも二日レンチャンで。

もう限界でした。
メンタルクリニックに通ったところ「適応障害」と判定されました。
1カ月休職しても、治る気配がなく退職しました。

こんなわたしでしたが、退職後ふとしたことに気づいたのです。
それこそ、今回のテーマ「選択」に関わってきます。

人生のターニングポイント
「好き」に全振りしてもいいんじゃないか?

私は、大人になってから気づいたことがあります。
これまで、挫折していたことは全てやらされていたことだったんだと。

こうしなきゃいけない。
ああしなきゃいけないと。
あと安牌を選び続ければ平和だろって。
日和ってました。
(あのキャラクターに言ったら怒られるかも。)

ただ、十人十色という言葉もある通り、令和になってダイバーシティ多様性が認められるようになって参りました。

「好き」を仕事にしてはいけない。
なんていう人もいます。
それは否定しません。

でも私は、「好き」が思わぬ力を覚醒させてくれたりしました。
例で行くと、高校受験の時です。
公立と私学を受けていたのですが、高校受験前。
夢で私が通学する私学高校のイメージが着きました。
そして、面接ではなぜか人が変わったようにうまく話せたのです。
結果、3年通って卒業できました。
もちろん偶然はあるでしょう。
でも、こんなにしゃべれたのはその影響もあるでしょう。

私は、「好き」で生きていきたいと決心し本を読み始めました。
その本は、チャレンジすることの意味が書いてありました。
失敗してもいいんだ。
その文章から私の経験の「好き」の未知なる力。
これに賭けてみることにしました。

さいごに

私には、夢があります。

それは、『孤独のグルメ』の井之頭五郎みたいに生きていきたい。

自分軸をしっかり持って、決断を後悔しない生き方は正直かっこいいとしか言いようがありません。

「好き」を人生のエッセンスにしつつ自分らしさを見つけ出していきたいと思います。

長くなりまして、失礼しました。




#あの選択をしたから

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