〈ネタバレ無し〉目に見える真実と目に見えない真実『コンビニエンス・ストーリー』レビュー

〈振り返らないで歩いて〉

どうも！じきどらむです！

刺激的で観るものを引き込む三木聡監督の摩訶不思議異の異世界コメディが誕生しました。ジャンルミックスの面白い世界が広がっていました。

という訳で今回は『コンビニエンス・ストーリー』の魅力をまとめていきます。最後まで宜しくお願い致します！

予告はこちらです⤵︎

キャッチコピー

コンビニ発、ちょっと異世界アドベンチャー。

イラスト:じきどらむ

異世界コンビニ

スランプ中の売れない脚本家である加藤はある日、恋人ジグザグの飼犬の“ケルベロス”に脚本を消された怒りで山奥に捨てにいきました。

翌日レンタカーで捨てた場所に戻ると車が故障してしまい、立ち往生していると霧の中のたたずむ怪しいコンビニのリソーマートを見つけました。

そこで働く人妻の惠子に助けられた加藤は彼女の夫である南雲の家に泊めてもらい、経験した事の無い奇妙な出来事を経験することになります。

熱望してた俳優

本作は『時効警察』シリーズなどの独自の世界観を手掛けてきた三木聡監督が、プロデューサーのマーク・シリングと生み出した渾身の企画です。

主演の加藤役にはデビュー前から三木組への参加を熱望していた成田凌が参加し、個性豊かな前田敦子や六角精児が共演しています。

一度見たら忘れない強烈な実力派たちが存在感を発揮していて、奇妙で濃厚な異世界で繰り広げられるコンビニアドベンチャーが誕生しました。

真実の違い

本作の魅力は奇妙な物語の軸となる“目に見える真実と目に見えない真実”についてどちらの世界からも描かれている点です。

怪しい依頼執行人、凄惨な殺人事件、催促の手紙など映画本編に散りばめられた多くの伏線を回収していくクライマックスは見事でした。

日常的に感じられる現象も自分の価値観で真実の見極めをして、現在いる世界はどちらの世界なのか考えるのも面白いですね。

まとめ
『コンビニエンス・ストーリー』★★★★☆

行ったら戻ってこれない異世界なのに、一度訪れてみたい気持ちが湧いてくるような不思議な世界観の作品でした…！

最後まで見てくれてありがとうございます(*^^*)
以上、じきどらむでした！

『コンビニエンス・ストーリー』公式サイト

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