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〈ネタバレ無し〉孵化した狂気はトラウマ級の絶望に『ハッチング -孵化-』レビュー

〈ソレを消してほしい〉

どうも!じきどらむです!

公開前にSNSを賑わせていた超弩級の北欧ホラーが日本でも公開されました。平日の夕方頃でしたがヒューマントラストシネマ渋谷は満員でした。

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という訳で今回は日本人もハマる北欧ホラー『ハッチング -孵化-』の魅力をまとめていきます。最後まで宜しくお願い致します!


予告はこちらです⤵︎


キャッチコピー

家族は知らない、私だけの秘密


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イラスト:じきどらむ


誕生した謎の生物

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世界に向けて素敵な日常を配信している幸せそうな家族は、家に侵入してきた一羽のカラスによって偽りの仮面がポロポロと崩れ始めます。

荒ぶる母親の教育に笑顔で絶えぬく長女のティンヤは、森の中で一つの卵を拾ってきました。その卵はティンヤの心に共鳴して大きくなります。

大きくなった卵が孵化すると、耳を切り裂くような悲鳴と共に未知の奇形が誕生しました。ソレを家族にバレないように家で飼うことになります。


世界が絶賛

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本作は2022年のサンダンス映画祭で上映され、ジャンル映画に特化したジェラルメ国際ファンタスティカ映画祭でグランプリを受賞しました。

また、監督は多くの短編作品を世界の映画祭に出品して高い評価を受けたハンナ・ベルイホルム監督で今回が長編デビュー作となります。

主人公の少女ティンヤを演じるのは、1200人のオーディションから選ばれたシーリ・ソラリンナという子役で圧倒的なインパクトを残しています。


トラウマ級の絶望

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心に溜まった怒りやストレスが膨張すると謎の卵も大きくなり、限界に達した瞬間に殻を破って“理解し難い奇妙な存在”が誕生してしまいます。

産まれたばかりの謎の存在は育ての親の心の声に反応し、想像も絶するようなトラウマ級の絶望を脳裏に刻んでいきます。

ソレの誕生によってニセモノの仮面は剥がれ落ち、真実が露呈していきます。おそろしい結末をとくとご覧になってみてください。


まとめ
『ハッチング -孵化-』★★★★★

本作は『ぼくのエリ』や『ボーダー 二つの世界』に続く北欧スリラーの傑作と呼ばれる作品になるような作品なのでオススメです!

最後まで見てくれてありがとうございます(*^^*)
以上、じきどらむでした!

『ハッチング -孵化-』公式サイト


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