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多様性を体感した日

中国語のレッスンで毎回「一週間の中であった事や感じた事を中国語で話す」という事をやっている。

それで先日、自分の中で1週間のうちずっと頭の中を占めていた「人間関係に悩んでた😅」と、話してみた。

すると台湾人の先生は「え!そんなん、悩みじゃないよ。だって『(あなた方は男尊女卑でも、)私は男尊女卑ではありません』と宣言したら済む話やん。それのどこが悩みなの?」

あまりにも台湾人の感覚満載の考え方で、さすがやな!と思って思わず笑った。

そしてそういう色んな考えの人が共存することを当たり前のように許されている台湾の文化や価値観をますます好きだな、と思った。

これこそまさに本物の多様性👍👍👍✨

私のいる場では口では平等、多様性と謳っていても実際は真逆。

「男性」「男性の中でも年上」という序列に基づいて、女性や年下は自分の気持ちや考えに蓋にして、自己犠牲することが世の中共通の常識。」「女性や年下は『承知しました』以外の事を良い、年下や男性の言う事を受け入れる事以外あり得ない。それが出来ない人はその男性を馬鹿にしている、社会不適合者」という昭和っぽい謎の固定観念にを押し付けられているから、私は今悩んでいるわけで、その台湾人らしい回答は実行に移すことすら許されない。

けれど、何となく当たり前の事として発せられたこの突き抜けっぷりに気が楽になった。

台湾の考え方、やっぱり大好き。私も私らしく生きる道を模索しよう。

#多様性 #台湾  

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