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個人的に雨の日に聴きたいピアノ曲(2024年version)

こんにちは、ゼシカです。
今日は個人的に雨の日に聴きたい
ピアノ曲
についての紹介です。

最近ゲリラ豪雨が多いので、
通勤時間が嫌になってしまいますが、
そんなときにこの曲きくと
面白いかもと思う曲をご紹介します!

曲の演奏の難易度は
どの曲もハードモードです。

上級者はハイハイ、やはり
これだよねと思うところが
あると思います。

ピアノの演奏を聴くことが
好きな方や初心者の方、
大人になってからピアノを
再開した方
は特に
じっくり聴いていてください。
(全然違うから楽しいと思うかもです)

ピアノ楽譜については
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オススメ①

ドビュッシーの版画より
第3曲雨の庭です。

この曲はthe印象派という感じの曲です。
雨量もかなりあるような
イメージのこの曲は、
「ねんねよ坊や」、「もう森へは行かない」
の2曲のフランスの童謡から
モチーフがとられています。
この作品は初演のときに聴衆から
アンコールを求められました。
版画の3曲の中では演奏機会は
この作品が最も多いですが、 
この「版画」という曲集は、
1曲目がジャワなどのアジア、
2曲目がスペイン、
そしてこの3曲目がフランスというように
フランスからみて、異国情緒の強いものから
順にフランスへと向かった曲順に
なっていることがわかります。

この曲は3分半程度の曲です。
3分半で様々な雨の様子を見せる
この曲はドキドキワクワクしたい時に
聞くことをオススメします。

楽譜はこちらです。


オススメ②

ショパンの24の前奏曲
Op. 28 - 第15番 変ニ長調 「雨だれ」
です。

この作品はロマン派を感じる
フレーズ感ですね。
3部形式のこの曲は
作曲された当時、ショパンは
女流作家のジョルジュサンドと
親密な関係を築いていました。
音楽家として名を馳せており、
繊細だったショパンと、男装をして
社交界に出入りし、多くの男性との浮名を
流していたサンドの関係は
スキャンダルとして話題になりました。
そんな中、ショパンとサンドは噂好きが
多い社交界に嫌気が刺して
パリから離れるために、
また、ショパン自身の結核の療養の為に、
マヨルカ島に滞在することにしました。
しかし、滞在中は良いことばかりではなく、
特にショパンの症状は一時期悪化し、
生死の境を彷徨うほどになっていました。
そんな中ある嵐の日にサンドが必需品などを
買いに出た際に、朦朧とした意識の中
サンドの帰りが遅いことに神経を擦り減らし、
不安定な状態の中、
ショパンはこの美しく物哀しい作品を
生み出したのでした。
雨だれの前奏曲は、24の前奏曲という
作品の中の1曲になります。

終始落ち着いたような響きです。
落ち着いた中にも、
表情の移り変わりがあるので
それを楽しめたら良きかと思います。

また先ほど紹介したドビュッシーの曲は
雨の様子だったのに対して、こちらの
曲はショパン自身の心情を
映し出しているような曲です。


オススメ③

リストのシューベルトの12の歌
第2曲水に寄せて歌う
です。

リストによるシューベルトの
「12の歌」から第2曲
「水に寄せて歌う」のピアノアレンジは、
リストがシューベルトの歌曲の美しさを
ピアノ独奏で表現するために行った
数々の編曲の一つです。
この編曲では、リストは
シューベルトの旋律と
感情的な深さを尊重しながらも、
彼自身のピアニズムを生かした
華やかで技巧的なピアノ作品を
生み出しています。

リストはシューベルトの歌曲に
対して深い愛着を持ち、
その旋律の美しさをピアノで
最大限に引き出すことを目指しました。
「水に寄せて歌う」のアレンジでは、
原曲の感情と雰囲気を保ちながら、
ピアノの表現力を活かして、
よりドラマチックで豊かな響きを与えています。

リストはシューベルトの
美しい旋律を尊重し、
原曲のメロディーラインを
際立たせています。
旋律はしばしば装飾音やアルペジオを伴い、
ピアノの音色の豊かさを活用しています。
このアレンジは、
リストらしい技巧的なパッセージが
多く含まれており、
高度なピアノ技術が要求されます。
左手の大きな跳躍や右手の速いスケール、
そして手の交差などが駆使されています。
リストは、ピアノのダイナミクスと
ペダルを駆使して、
原曲の繊細な感情や水の流れを表現する一方で、より壮大で劇的な瞬間も作り出しています。
シューベルトの歌曲の魅力を
リストのピアニズムで体験できるこの作品は、
リストの編曲集の中でも
特に人気の高い一曲です。

シューベルトと原曲も聴きつつ
お楽しみください。



最後に

いかがでしたか?
全部聴いてみました?
雨が割と好きになりませんか?
(ずっと家だったらという
条件付きになると思いますが)

私が雨といえばで思いつく
好きな曲をただ紹介しただけですが、
作家や時期によって
雨の情景か自分の心情か
違いますよね。
またリストが作曲だけではなく、
編曲もしていたという事実も
知れたことは大きいのでは
ないでしょうか????

どの曲も面白くて
このゲリラ豪雨の時期に
聴いてます。

土砂降りの帰り道や、
行きの電車の時に
ぜひ気に入って
聴いてくれると
嬉しいです。
(正気かこの雨量と思っている時が
1番いいタイミングだと思います)

以上になります。
ここまで読んでくださり、
ありがとうございます。

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