マガジンのカバー画像

プリキャプチャンス・プリパラ

6
運営しているクリエイター

記事一覧

プリキャプチャンス・プリパラ6話

プリキャプチャンス・プリパラ6話

暗闇の中。くうらはあろまと名乗った少女と対面した。
「へえ、黒須あろま。ガァルマゲドンのリーダーが相手か。けど確かそのチームは消滅してなかったか?」
「汝、その答えが欲しければ求めずただ我に実力を示してみるがいい!」
「……いいじゃねえか。そう言うの大好きだぜ。悪魔でも天使でも怪獣でも巫女でもねえ!!この神崎くうら様が最強だって教えてやるぜ!!」

第6話:くうらVSあろま!!

「エビバデビル・

もっとみる
プリキャプチャンス・プリパラ5話

プリキャプチャンス・プリパラ5話

夕方4時。ここからまたあたしの時間が始まる。
けど、今日はいつもとは違う。プリズムゲートを潜ることなくプリパラでの活動がメインとなる。
「あ。来た来た」
「……ここが待ち合わせ?」
そこは普段通らないようなプリパラの裏通り。何でもマスコット達が普段出入りしている事が多いためか道のサイズが小さい。
小学生であるらいむやちりならともかくあたしには少し厳しいかも。
「くうらは?」
「おっぱいの大きなくう

もっとみる
プリキャプチャンス・プリパラ4話

プリキャプチャンス・プリパラ4話

・月川ちりは真中らぁらの事だけではなく真中のんのことまで覚えていた。
「答えてください。のんはどこへ行ったのですか!?」
「……あ~、その前に1つ言っておきたいことあるるんだけどよ」
「何ですの!?」
「……俺様は別に何でもやってわけじゃないし情報屋でもない。知ってることと知らない事とがある。
そもそも俺様は確かに真中らぁらの事は覚えてるし夢川ゆいも覚えてる。けど、今どこで何してるのかまでは知らな

もっとみる
プリキャプチャンス・プリパラ3話

プリキャプチャンス・プリパラ3話

・午後4時。今日もここからあたしの時間が始まる。
「……あの子、本当に来るのかな?」
ゲートを潜って外の世界に出てすでに15分経過。でもあの子が来る気配はない。
同性とは言え初対面を相手に全裸になるほどの熱意があったから決してあたしを騙そうとかそう言うわけではなさそうだけど。
「……こんなことしてる間に情報を集めた方がいいんじゃないのかな……」
ふと呟いてしまう。周りには誰もいなかった。……いや、

もっとみる
プリキャプチャンス・プリパラ2話

プリキャプチャンス・プリパラ2話

・パラ宿。あたしはまたこの町に来た。
「今日は北条そふぃを探さないと……」
確か南みれぃ達と同じ学校に通っていたはず。見つけること自体はそこまで難しくはないと思う。
「……そみあさん、今日もお疲れ様です」
「めが姉ぇ……行ってくる」
ゲートを通ってプリズムストーンを後にする。
昨日初めて来たからまだ慣れない街だけれども学校までの道のりは覚えた。
「あとは南みれぃに見つからないようにしておけば……」

もっとみる
プリキャプチャンス・プリパラ1話

プリキャプチャンス・プリパラ1話

・それは少し前のお話。あたしがプリパラであの子達と一緒に踊った時の話。
「かしこま!初心者歓迎ライブにようこそ!」
「ゆめ大切な思い出を作ってね!」
そう言って初心者歓迎ライブで一緒に踊ってくれたあの二人は……もういない。
「……探さなくちゃ」
それがあたし、そみあの使命だった。

第1話:あたしはそみあ 神アイドルを奪還する者

キラ宿。プリパラで神アイドルを生んだとして女の子達の憧れの町になっ

もっとみる