子育て目線から読み解くヨーガスートラ 1.3

1.3.その時、見るものは本来の姿にとどまる。

これを子育て目線から読み解くと・・・
目の前の出来事を傍観してみよう。感情と私自身を切り離してみよう。感情を客観的に見る『私』が、本来の私だよ。
ということになります。

例えば、子供がくそ生意気に要らんこと言ってきて、カッと頭に血が上った時。
この一瞬、『怒り』という感情そのもの=『私』となってしまっているんです。だから、冷静な考えができない。場合によっては可愛いはずの子供のほっぺをパシッ、なーんてこともあるのかもしれません。

けどその時、くそ生意気に文句言ってくる子供の頭に、ご飯粒がめっちゃついていたらどうだろう??
・・・プッと笑いませんか??『アタマにご飯粒つけて、えらっそうに。なーに言うてるのよ』程度に、なりませんか?笑?

この時、『私』は=『怒り』そのものではなく、いろんな感情を少し離れたところから観察する人、になっているんです。

『くっそ生意気な口ききやがって、このやろう』
『くくっアタマにご飯粒ついてるわ』
『えらっそうに言ってるけど、しょせん子供だし・・・』

もう、それはそれは様々な感情が入り混じる心を、客観的に捉えられる、冷静な『私』なんですね。

私が思うに、『怒り』とか、『恨み』みたいに、ある1つのとても強烈な感情を抱いた時、どうしてもそれに全身全霊でその感情に捕らわれてしまいがちです。
でも、それってすごく勿体ないと思いませんか?

『怒り』に捕らわれて、言わなくて良いことを言っちゃったり、しなくていいことをしちゃったり・・・さらに冷静になった後、それの事後処理に追われる・・・

それこそ、人生の無駄時間を過ごすことになるんです。

子育て中は、常にバタバタ、目の前の出来事に反応するのが精いっぱいで、自分のことなんて後回し・・・といった毎日を過ごされる方が多いと思います。

どんな時でも、まずは深呼吸。一息おいて、客観的に感情を見る本来の自分の目を忘れないで。

どうしても、毎日毎日やることがいっぱいで・・・って方は、本当は自分がどうしたいのか、子供が寝た後、ノートに書き出してみてください。箇条書きで十分だから。
そこから何か見えてくるものがあると思いますよ。

子育て中は、子供と一緒に夜早々に寝るって方も多いと思います。
けど、寝てるだけでは何も始まりません 笑

今の状況から1歩でも踏み出したい方は、もうそのダラダラ子育て、卒業しましょう。

朝1時間早く起きるなり、子供が寝た後の時間を有効利用するなり、いくらでも時間は作れます。子供と一緒に寝るのは、授乳期、もっと言えば1歳までで十分です。

もっともっと自分自身の時間を有効に使いましょう!
母こそ、自分自身を大切にしてほしいと思います。


皆さまの毎日が、ヨガという人類最幸の叡智とともに、より楽しく心地よいものとなりますように。あなたがあなたらしく、より輝ける毎日となりますように。

Om,Shnti,Shanti,Shanti.

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