とにかく明るい不登校🌱
高校生から「お前の笑顔が引きつっている」、性格悪いのが顔に出ているから練習しろと言われています。
🏫今回は不登校とゼロ高生について
「不登校」という言葉が実はかなり主語が大きいよという話と、どちらが問題なのか?という課題の共有をさせてください。
まず、前提として、去年の年末に日本財団が調査した結果について。
不登校傾向にある中学生(年間欠席数は30日未満)は、全中学生約325万人の10.2%にあたる約33万人で、文部科学省が調査した不登校中学生の数の約3倍。約10人に1人が不登校傾向。
• 中学校に行きたくない理由について、身体的症状以外の要因では「授業がよくわからない」「良い成績がとれない」「テストを受けたくない」など、学習面での理由がみられた。
• 学びたいと思う環境は、「自分の好きなことを突き詰めることができる」場所、「自分の学習のペースにあった手助けがある」場所、「常に新しいことが学べる」場所など。
学びたいと思う環境の回答で非常に興味深いのは「自分の学習のペースにあった手助けがある」、は行きたくない理由と対になっているとして
「自分の好きなことを突き詰めることができる」「常に新しいことが学べる」ではないと思ってしまっているというところが課題感がありますよね。
🏫リアルに出会う不登校の子たち
ゼロ高では毎月東京と大阪で相談会という人生を相談する場所を開催しています。
その相談会に来る子たちの中に、不登校気味の子がそこそこいるのですが、とにかく明るい。はっきり思いを伝えることができる。そういう不登校の子が多いのなんの。
不登校っていうと、部屋で電気消して、ずっと部屋の中でゲームして、お母さんがご飯よ〜って声をかけても「うるせーババア!!」とか言ってる姿を想像しがちですが、(そもそもそうなっている子も、その子自身は全くそういう子ではなくて、周りの大人が悪いんだけども)実際は全然そんなことがなくて、むしろ感覚としては社交的であったり、考え方がしっかりしていたり「ああ、大人っぽいな」という印象の方が強いです。
ゼロ高生の中にも元不登校の子はいて、油布さんはもう発想から行動からイケメンだったりするので、言葉から与えられる先入観を思い込みとして持つのは非常に危険。
🏫ゼロ高と不登校の子
ゼロ高生も、こいつは決められた時間の間に授業に集中できないだろうな、とか、先生につっかかって先生を困らせるだろうなとか、身体の問題で朝起きれないことが失敗体験として身についちゃっているなとか、一癖も二癖もある連中なので色々な背景があります。
ゼロ高が面白いのは、色々な背景があるからこそ、他者への思いやりとか、想像力が非常に豊かだということ。「お前そういう挫折体験ずるくない!?」みたいな話もよく聞く。笑っちゃうよね。
高校3年間って6,000時間ぐらいあるんだよね。6,000時間あったら色んなところに行って、色んな人に出会って、色んなことを考えられるよね。
ゼロ高の入学前面談のときにみんな口を揃えて言う言葉がある。
「自分は何かやりたいことがあるわけでも、何か決まっているわけでもありません。それでも入学できますか?」
いや、オレも未だに自分が何をしたいかわからないよ。ただし、大切なことは誰も教えてくれない、自分でわかっていくしかないから、自分で見つけたいって思うなら入学してくれ、仲間と一緒に探してこ。と伝えている。
誰かの人生ではなく、君の人生だから。
🏫学校説明会は毎月東京大阪で開催中
東京
12月14日(土) 11:00 ~ 13:00
12月28日(土) 11:00 ~ 13:00
会場:六本木
大阪
11月10日(日) 13:00 ~ 15:00
12月15日(日) 13:00 ~ 15:00
会場:梅田駅または難波駅周辺
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