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【経験談】仕事の「自腹ルール」NOです!の話

<おじさんDX Vol157>

おじさんDXもその昔は、アパレル業界に在籍していた事があります。

✅話題の記事を見て

店員は、ある意味販促です。その店の商品を着る事によってお客様に訴求する事も出来ると思われている節があります。

仮に他社製品を着ていてお客様から「その服はどこで購入したのですか」と聞かれたら、他社をすすめられますか。

少々気まずくないでしょうか😅

会社にもよりますが、社員購入にせよ原価販売にせよ無償提供されない限り社員が金銭を負担しているのです。アパレルでは、制服の概念が少ないと思います。

高級ブランド商品なら、金銭的負担はより高くなります。

勤務先の商品を購入するのが駄目というのではなく、購入しないと働けないという図式が、良くないのです。

大なり小なり働く人は、収入を得る為に働いていますから、雇用主側が、有利な立場を利用して従業員に購入を強制するのは、悪しき習慣と思います。

アパレル業界で働く人が、ファッションが好きでないと続かないのはこうしたこともあるのです。


✅自腹ルールは、暗黙の了解❓

こうした「自腹ルール」は、アパレル業界以外でもあるのです。

昨今では、テレワークの普及によりコスト負担が課題になっています。なかなか線引きが難しいのですが、考慮してくれる会社は、まだ良い会社と思います。

一家に一台PCがあるとは限らず、テレワーク出来る環境に無い場合には、PCの購入をはじめ周辺機器を揃える必要があります。支給しない会社の方が珍しいようにも思えますが、ある程度の取り決めが必要かも知れませんね。


✅法的に問題がなくても

経費の負担は会社の判断に委ねられており、労働基準法では明確に規定されていないのです。従業員がどこまでを負担するかは、会社の判断次第です。

会社が「仕事用PCの購入費用を従業員が負担する」と就業規則で決める事も出来てしまうのです。

仮に経費の負担を決めるのであれば、就業規則に記載する必要があるのですが、これを「相対的必要記載事項」と言います。



相対的必要記載事項が、記載されていない経費を従業員に負担させることは本来ならば出来ないのですが、雇用主側が有利な状況を利用して、暗黙の了解として処理されている場合があるのです。


✅その位は負担しなさい。と思っている❓

会社が社員の負担で一部運用が、成り立っているのは本末転倒な話です。

ルールを決めていない会社では、こうした個別の案件に関して一定ではありません。「あの時は支給」「この時は不支給」という事が、起きるのです。

私もこうした経験はあるのですが、「社員の収入=会社が支給している」という事を勘違いしているのか、問題意識が低い場合があります。

手当がその分付いているから。
✅給与体系が、その分も含めているから。
✅役職者なら、その分も含めた役職手当だから。

と説明されたこともあります。

その手当は「何に対しての手当?」なのか疑問です。後付けのような理由を言うのは、会社の風土にあると思いますので、社員が、声を上げるのは勇気が必要なのです。

「何もかも会社で用意や補填せよ!」とまでは言いませんが、明らかに仕事をする上で必要な経費を認めないのは、モチベーションどころの話ではなくなると思うのです。

自腹ルールの事例
✅自家用車を仕事で使用。
✅交通費支給金額が、実際とかけ離れている。
✅転勤費用の支給金額が実際とかけ離れている。
✅仕事で使用のPCやスマホ。
✅制服の自費購入。
✅仕事で使用する工具や消耗品類。
✅自爆営業の強制。


世論が「自腹ルール」廃止に動くといいですね。


そう思うおじさんでした。



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