【働き方】雰囲気の悪い店舗の改善方法②
<おじさんDX Vol 453>
前回は、雰囲気の悪い店舗の原因は、そこに居るスタッフから発生していると記事にしました。
✅どうしてスタッフが悪い雰囲気を作っているのか
スタッフが悪い雰囲気を気付かずに作る原因は、様々あるのです。
働く以上『プロならばそれではいけない』のですが、気持ちが仕事に出てしまうのです。慣れた人ならば悟られないように演技こそ出来ますが、それは演技でしかありません。
私の狭い認識ですが、こうしたヒトはそうそう居ないと思います。
職場というのは、何らかの不平・不満・不安があったりします。それが度を越えると表情や態度に出てくるのです。積もり積もった不平・不満・不安が怒りに代わり、その怒りがとてつもないスピードでとんでもないコトが発生します。
✅反乱分子の存在
関わるスタッフは、大なり小なり影響し合っています。
一般的に不平不満を漏らすことは、周囲に影響しますので良くないコトという見解がありますが、言ってくれるだけマシなのです。
🦉今はどういう時代でしょうか。
社内以外でも個人個人のスタッフが簡単に繋がるネットワークがありませんか?会社内だけの人間関係ではないケースもありますよね。
体裁を表面上だけ合わせる事なんて簡単なのです。
どうしてそんな事を知ることが出来るのか…過去こうした考えを持ったスタッフと対峙したからです。
上司に意見を言う人というのは、数々のタイプがありますが、会社や職場を良くしようという方向でならば歓迎ですが、中には上司に意見するコトが「格好が良い」と勘違いしているケースもあるのです。
これは、ある意味反乱分子です。
何かにつけて文句、意見、反対をするだけなのです。
本人には周囲の為という大義名分はありますから、間違っていると思っていません。残念ながら厄介な上、組織のスピードが落ちる「反乱分子」の存在は良い傾向ではありません。
自制がすでに聞かない状況の可能性もあります。
当初は少人数だったのが、仲間内では誰にも否定されない環境ですから、会社や上司の悪口などで盛り上がっていきますから…。
と思うのはこうした理由からです。
店舗というのは、そこで働くスタッフが色々な思惑で働いています。
ですから入店した際に何となく感じる「温かみ」「親しみ」は、そう簡単に作れないのが、実際のところなのです。
✅スタッフの心が荒れる原因
スタッフの心が荒れる原因は、会社や上司にあると仮定した場合においても、直接接する機会の多い上司の心が荒れているならば、スタッフも荒れていきます。
荒れたとはいえ、そこは大人のすることですから、あからさまな行為に出るケースは少ないですが、水面下で着々と蝕まれているのです。
スタッフには、悪影響です。
更にそんな悪影響のある人を上司にしている会社にも疑念を持たれるのです。
もし、スタッフが不平不満を漏らすようであれば、そこはあえて聞いてください。聞くことが解決への糸口になる可能性もあります。
頭ごなしに「文句や不平を言うな!」というのは「この人に話をしても意味がない」と悪影響な上司の仲間入りすることになります。
✅甘やかす必要なし
かと言って不平不満を言うのは、本来行いたい訳でもなく間違っていると思っているケースもあります。
ですから「不満を言うな」では改善出来ません。
もしかしたら耳の痛い話になる可能性もありますが、その際に改善役となる立場のヒトは、話を聞く「度量」も必要ですが、回答を用意していますでしょうか。
仮に給料が安いと言われて「明日から給与アップします」と言える状況ではないのですから、その給与がどうしてその内容なのか、説明しなければならないのです。
人間関係にしても上司にしても課題はありますが、殆どの課題は即日解決出来ないのですし、組織全体でとなるとそう杓子定規通りになりません。
昨今「熱」のある上司が少ない印象がありますが、その熱の無さはスタッフにも伝わります。
スタッフがこうした話をするのは、期待してぶつけて来ているか試されているのですから、返すことが重要になります。そこで何も言わない・言えないのは、やる気を削ぐコトに繋がっていくのです。
ここで最もやってはいけないコトは、話を聞くには聞いて、上司や会社に「○○さんがこう不満を言ってました」と上層部に報告することです。
二度と本音を語らなくなるだけでなく、本音が深く潜ってしまいますので、把握すら困難な状況を招きます。こうした状況に実際になっているのに、気付けないケースが、私が見て来た世界です。
つづく
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