見出し画像

父から子供達へ伝えたい『7つの習慣』 第4章:win-winを考える② ~win-winはやっぱり深いぃ~

どうも。
先日おやつの時間、娘に「美味しいか?」と聞いただけなのに「一口食べる?」と言われ、少しホッコリしたZERO-ONEです。

顔に「一口食べたい」と書いていたのでしょうか?w

さて、前回に続き父から子供達へ伝えたい『7つの習慣』シリーズ今回は第4章『win-winを考える』について。前回からの続きです。

win-winを考えるうえでの、重要な5つのポイント。
①人格 ②関係 ③合意 ④システム ⑤プロセス

この①~⑤までがwin-winを考えるうえでの重要なポイントで、①人格についてまで前回お伝えしていました。

『豊かさマインド』を自分の考えに加える必要があり、その為にも『7つの習慣』の1~3章はやっぱり必須だよねという内容について書かせてもらいました。

(見ていない方は前回の記事へ ↓)

では、②関係(互いの信頼関係)についてです。

◎信頼口座を増やす

win-winを考えるうえで、互いの信頼関係が重要という事ですが「そりゃそうだ」とも思いますね。

ただ、そう甘くはありません。

自分を見つめなおして「どれだけの人と信頼関係を築けていますか?」と聞かれた場合、ちょっとビクッとしませんか?

親友や家族など身近な何人かとは信頼関係は築けていそうですが、それ以外の人達との事を考えると、そんなに胸を張れそうにありません。

多くの人とwin-winを考えるのであれば、多くの人との良好な信頼関係を築けていた方が良さそうです。

では、少数ではなくできるだけ多くの人と良好な信頼関係を築く為には?という所ですが、ここで『信頼口座』という考え方があります。

「人からの信頼は銀行口座のように増減する」という考え方です。

例えば人との約束で考えると

約束を守る→信頼口座が増える
約束を破る→信頼口座が減る

という考え方です。

では、挨拶をするor挨拶をしない、誠実に向き合うor適当に付き合う、ではどちらが口座が増えますか?という感じです。

なるほど。
口座をパンパンにしたくなりますね。

この信頼口座を増やす為には以下の6つの事が必要になってきます。
1)約束を守る
2)相手の事を理解しようとする
3)思いやりや礼儀を大切にする
4)お互いに期待する事を明確にする(誤解を生まないようにする)
5)誠実さを言動で示す
6)あやまちは心から謝る

これら6つの事を意識し相手と付き合えば、その相手からの信頼を得る事ができ信頼口座は増えていく。という事です。

保育園や幼稚園で既に学ぶような事もありますが、実は「できてなかったな・・・」と思うような事もありそうです。

そうなんです。
文字で見ると簡単なことも実は実践となると難しい・・・
大人の僕でもそういうものです。

でもどれも意識して取り組めばできそう。
「絶対に無理!」という事では決してありませんので、少しずつでいいので自分の信頼口座を増やしていければいいと思います。

◎やっぱり1~3章は必須

①人格(自分自身の人格を充実させる)②関係(互いの信頼関係を良好にする)がクリアできた所で残りは③合意④システム⑤プロセスです。

これらは①②ができていれば比較的すんなりいきそうです。
自分自身の人格が充実していて、相手との信頼関係が良好であれば③〜⑤はクリアしやすいと思います。

③合意=相手と考えを一致させる
④システム=①~③をささえる仕組み(ルールや約束)
⑤プロセス=進め方

「一口ちょうだい♪」で考えると

①人格:豊かさマインドで分け合っても大丈夫という考え方
②関係:相手と良好な信頼関係が築けている
③合意:全部じゃなくて一口?一口ならもちろんどうぞ
④システム:一口以上はルール違反こっそり二口はだめよ
⑤プロセス:今度機会があれば次は僕が一口あげるよ(又は以前君も一口くれた)

といった感じです。

きっと、相手が一口食べた後はwin-winの状態になっていそうですね。
「ありがとう♪」「どういたしまして♪」という感じです。

このように①~⑤もちろん全てが重要なポイントなんですが、特に①人格②関係がとっても鍵を握っていそうです。

それだけにこの①人格と②関係については、そう簡単では無く手こずる部分だとも思います。

冷静に考えると、その為にもやっぱり第1章~3章は必須ですね。

また、世の中ではこちらがwin-winを考えていても、相手が『win-lose』で立ち向かってくる事が数多くあります。

それだけにwin-winは簡単ではありません。

◎No Dealも重要

win-winを考えて行動しても、どうしてもwin-winの結果を得られないとなった場合。
その時はNo Deal(取り引きをしないことに合意する)です。

例えば、「一口ちょうだい♪」ではなく、「全部くれ」という場合。
これはさすがに難しい。

こういった場合、くれぐれも安易にlose-winで解決したりしない。

「仕方ないな、全部あげるよ、、、」はダメです。

きちんと話し合い、NOと告げるべき時はしっかりとNOと言う。

「全部はさすがに無理だよ、一口ならどうぞ♪」と告げ
それでも「全部くれ」と来た場合ははっきりと
「NO それなら取引はできません」と告げるのです。

lose-winも自分にとって良い結果は生みませんのでここは注意しましょうね。

僕がここ最近で日々体験しているのは子供達からの「おもちゃ買って♪」ですかね。
ここで安易におもちゃを買うのはlose-winです。

「仕方ないな、買うよ、、、」ではダメなんです。

僕がどれだけlose-winを回避するのに労力を削っているか・・・
多くの場合にNo Dealが適応されているような印象です(笑)

(「おもちゃ買って♪」に対するwin-winの良い方法があれば是非教えてください。)

今のところベストなのは、一緒に「どうやったらその欲しいものをGETできるか考える」だと思ってます。

◎win-winはやっぱり深いぃ

win-winを考える。

このようにシンプルにwin-winと言っても、「簡単ではないなー」と本当に感じます。win-winはやっぱり深いぃです。

win-winという結果はそう簡単では無い。
でも、どう考えてもwin-winが理想的ですし、多くの事がwin-winの結果になるならその方が絶対にイイと思います。

また、これは大人になってからもとても重要になってくることだと思います。

特に仕事上での取引などは、意識して取り組む必要がありますので、そのような場面が来たら、また読み返してもらえたりすると嬉しいです。

次は7つの習慣の第5章『まず理解に徹し、そして理解される』についてです。
確かに、日々の生活の中で「〇〇さんは私の事を理解してくれない!」とよく聞くセリフではありますので気になるところですね。

ではまた。





この記事が参加している募集

推薦図書

読書感想文

サポート頂いた場合、子供達の成長に役立つ事に使わせていただきます(^^)