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父から子供達へ伝えたい『7つの習慣』 第4章:win-winを考える① ~win-winは深いぃ~

どうも。
前回、番外編で一旦深呼吸と言い、深呼吸後win-winについて考えたら迷走したzero-oneです。

いや〜、深いぃーレバーがあったらすぐ押し倒したい気分です。

さて、父から子供達に伝えたい『7つの習慣』シリーズ今回は第4章になります。

ここから『7つの習慣』の後半に入ります。

第1章〜3章の習慣を理解し、日々の生活で実践して『自立』している状態です。

(まぁそんなに簡単にはいかないでしょうが、1〜3章をなんとか理解し、実践しようと努力してくれていれば嬉しいです)

で、『自立』から『相互依存』(多くの人も成功に導く)に進んで行きます。

その1つ目が『win-winを考える』です。

『win-winを考える』とだけ聞くと、とてもシンプルで簡単そうですが、実はこれが難しい。

そう簡単ではないです。

僕も日々の生活を振り返って、「あの時はwin-winではなかったよなー」と思う事が沢山ありました。

子供達の日々の様子を見ても多くの状況でwin-winではない状況が多々見られます。

まずwin-winとは何なのか?

◎win-winとは?

自分以外の誰かと関わる場合、つまり人間関係において次の6つの状況に大きく分けられます。

•Win-Win:自分も勝ち、相手も勝つ

•Win-Lose:自分が勝ち、相手は負ける

•Lose-Win:自分が負けて、相手が勝つ

•Lose-Lose:自分も負けて、相手も負ける

•Win:自分が勝てば、相手の事はどうでもいい

•No Deal:取引しない(関わらない)ことに合意する

(ここでいう勝ち=満足、負け=不満足とも考えて見てくださいね)

自分も満足で、相手も満足な状態がwin-winです。win-winが理想的ですね。

特にとっても仲の良い友人とは、比較的多く場合にwin-winの関係性が持てそうです。

僕:「一口ちょうだい♪」
相手:「いいよ♪」

といった感じです。

ただ、そんなに仲の良い相手では無い場合はそうはいきませんね。

兄弟姉妹の場合なんかも、そううまくは行きません。揉めてそうです。

兄:「一口ちょうだい♪」
弟:「いやだよ!」

っといった感じ。

そう。
こんな感じで、実は多くの場面にwin-winではない状況があるんです。

上に書いた兄弟の場合、弟が実はイヤなのに仕方なく一口分けた場合は

Lose-Win(自分が負けて、相手が勝つ)

になっちゃうんですよね。

Lose-Win(自分が負けて、相手が勝つ)も続くとよくない。

でもあげないと揉めるし、どうしよう・・・

はい。困りました。

そう。単純にwin-winといっても簡単ではない。win-winに持っていくには大切なポイントがあるんです。

◎win-winに持っていくにはポイントがある

そのwin-winに持っていく為の非常に重要なポイントは5つあります。以下の①〜⑤です。

①人格:自分の人格が充実している

②関係:互いの信頼関係

③合意:相手と考えを一致させる

④システム:①〜③をささえる仕組(ルールや約束的な事)

⑤プロセス:win-winになる為の進め方

これら①〜⑤があってこそ、ようやくwin-winに辿り着けます。

逆に①〜⑤が欠けていれば、win-winはなかなか成立しません。

例えば「一口ちょうだい♪」で考えると、それが成立しない場合。

相手が兄弟の場合には①の人格の部分で、自分のケチさが出る。

相手があまり仲良くない人の場合、②の信頼関係がないのであげたくないと考える。

逆に、相手が仲の良い友達の場合、①の人格の部分では自分が自然と優しくなれて、②の信頼関係もあるので、すんなりと一口あげる事ができるのでしょう。

なのでまずは自分の①人格の部分が重要。

ここで、自分の中の考え方に1つ加えるといい事があります。

それは『豊かさマインド』という考え方。

◎豊かさマインド

マインド=心、精神です。

『豊かさマインド』とは
全ての人が満足する事が可能。分け合っても大丈夫。」という考え方です。

例えば「一口ちょうだい」と言われた場合に、「分けてあげても大丈夫。」と思える考え方。

逆に、『欠乏マインド』があるとダメです。

『欠乏マインド』とは「相手が得をすると自分が損をする。」という考え方。

「一口ちょうだい」と言われた場合に、「分けると自分のが無くなる!」と思う考え方。

まずは『欠乏マインド』を捨て、『豊かさマインド』を自分の考え方に加える必要がありますね。

でもなんか不思議です。

同じ「一口ちょうだい」でも
仲の良い友人の場合は『豊かさマインド』で対応できているのに、兄弟になると『欠乏マインド』が出てくる。

なんでだろう?

きっと皆んな『豊かさマインド』は心のどこかにあるはずなんですね。

でも相手によって『欠乏マインド』が出てきちゃう。

それはシンプルに、第1章〜第3章の習慣が欠けているのかもしれませんね。

やっぱり1〜3章の習慣は必須です。

そして、相手によって『欠乏マインド』が出てきちゃうもう一つの理由として、その相手との信頼関係が鍵を握っていそうです。

では次に②の『関係』についてに進みたい所ですが、ここまでで大分長くなり、子供達は確実に集中力を切らしてそうなのでまた次回にします。

シンプルにwin-winと言っても深いぃですね。

でもwin-winを増やせると、皆んな幸せになれそうです。

ではまた。

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