全身が青春

磯上竜也、大前粟生、町屋良平の全身が青春

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磯上竜也、大前粟生、町屋良平の全身が青春

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『全身が青春』書籍情報(取扱店舗募集中)

「全身が青春」の試みの一部がtoi books三周年記念出版として本になりました。是非手に取ってみて下さいませ。 【取り扱い書店】(随時更新:最新更新日2023/02/10) 東京都 書肆 海と夕焼(国立市) 本屋イトマイ(ときわ台) 青山ブックセンター本店(表参道) twililight(三軒茶屋) 埼玉県 つまずく本屋ホォル(霞ケ関) 長野県 栞日(松本) 奈良県 とほん(大和郡山) 兵庫県 本の栞(神戸) 福岡県 本と羊(六本松) 大阪府 toi books(大阪・

    • 2022/1/7

      地獄。という言葉が辛くなると思い浮かぶけれど、大概はそんなには酷くはないからもうちょっと穏当な言葉が思い浮かんでほしい。なんて考えても辛いのはとても辛いので、地獄でもいいかとも思うのだった。今日は過去最低売上記録を更新した、地獄。 明日は町屋さんと井戸川射子さんのイベントで、とても楽しみなのでそのことを考える。これを読んだ人も良かったらぜひ。二人の小説は、本当に素晴らしいものですので。https://toibooks.thebase.in/items/56107994※アー

      • 2021/12/26

        もう12月…… どころではなく26日。年の瀬。 さむい…… 最近まで原稿がんばっていた。 それがなんとか終わりまでいき、つぎに書こうと思っている小説がもやもや頭にある状態で、久しぶりに読もうと思っていた本などを読んでいる。 今年の大部分、好奇心のようなものが死んでいた。長い小説に囚われると自分はそうなる。もう若くもない身体。ある部分で死んでいく。長い小説をはじめるというのはそういうことでもある。しかし、ある部分で死んでいくことの快感ってある。それを肯定したい。生き生きと生

        • 2021/11/28

          「USO3」に日記を書いた。全身が青春の中にいるので日記のことは書けていなくても考えていて、そういうことを薄べったくならないようにでも重力はあまり感じないように書きたいと思って書いた。もっとこうできたかもと思うこともあるし直せる段階ですでにあったけど、日記はそんな風に書きなおすこともあまりないものなような気もするからそのままにしておいたしそのままで良いと思ったりしている。文章を書くことは苦手だなと思うことに、はじめる前と後に変化はない。でも書くことがもつ不思議さは前よりも大き

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        『全身が青春』書籍情報(取扱店舗募集中)

          2021/10/4

          もう秋ですか… 体質的なものだろうが、秋は調子を崩す傾向がある。夏はけっこう頑張っていたので、休養優先で臨みたい。みなさんにもそれをオススメします…… 生きているだけで身体は勝手にがんばっている。 ところで、先日鬼滅の刃無限列車編を地上波で見た。たぶん都合12回目なのだが途中から。 無限列車編に関しては、というか無限列車編に限らずそうなのかもしれないが、偏った見方をしていると思う。 後半の戦闘を、父性に挫折した者同士の闘いというふうに私は見てしまい、猗窩座に感情移入す

          2021/7/6

          7月ですか…… 5月6月とひたすら小説の改稿をしていたのだが、そのあいだずっと体調が悪かった。というか、推敲やら書き直しとかしているときはいつも体調が悪い…… 今回はその極みとなり、悩みすぎて眠れないし頭痛だしでたいへんだった。書き直しをしている時のほうがいわゆる生みの苦しみを味わっているとおもう。ボロボロの毎日をおくってしまっていた。いったん終わったのでしあわせ。単行本が秋~冬に出る予定。 ままならないばかりの日々だけど、いっぱい寝れたら楽しく、寝られないとつらい。雨後

          2021/4/10

          久しぶりにバドミントンをしているので、ガットを張り替えにいった。ラケットに巡らされているガットには「反発」「コントロール」「スピード」「パワー」などの題目が書かれており、わたしは「オールラウンド」をえらんだ。 昨日はていきあつ過ぎていてダウンしていた。4月はいままでやっていたこととこれから始めることのちょうど節目。がんばります。 あと感想をいつもありがとうござい鱒!!!!! マジ励みの極み。 町屋良平

          2021/4/1

          なんかいろいろ……あったな……とおもううちに熱海へきていた。温泉に入り、作業し、疲れはて波をみながらエゴサ。 数日過ごし、なんかいろいろ……一区切りだな……とおもううちに気づけば帰途。ここ数ヶ月、どこかへ行っているのかどこかから戻っているのかもわからないような感覚で日々をすごしていた。 するとドラクエ6のみんなのレベルが99になっていたりした。わたしは確定申告というワードを心のミュートにしていたのだが、これからやることでしょう……まったく信じがたいことですが。 皆さまも

          2021/3/16

          書いてみようと思ったので書く。仕事以外で書くことに疲れていて、日記から一年も逃げ回っている。書くと意味を感じて辛くなる。意味のない方へと向かうことも意味をもっていてそれから逃れられない。嬉しいことも悲しいこともなんでもないことも、ただそうあってほしい。三月にはいってからはきびしいもので、人がやって来ない。今日お客さんの言葉でそうなのかもと思ったのは「緊急事態宣言が解除されたので、人は増えていてこれまで注意深く動いていた人が出ていないのでは?」というもので、うちに来てくれる人は

          2020/11/23

          小説をやる二、三時間のために散歩をしつづけるような日々。公園から公園を場合によってはトリプルす…… 鬼滅は八回転。おれは鬼のときの猗窩座にすごい可能性(おもに格闘技とかの)を感じているから、猗窩座の言ってることがぜんぶ真実なのがつらい。そう、おれはお前らから逃げてるんじゃない、太陽から逃げてるんだ。 町屋良平

          2020/11/4

          急に寒くなったというのがいちばん大きい理由なのだろうがどうもメンタルがまいっていて、まいっているのが通常運転なのだが今後大きく崩れるのかもしれないな、と観念するように思った。なんでだろう、と考えるとやっぱり寒いからだ。寒さと血流の悪さがいろいろと連れてきてしまう。エッセイや短編などは、文章のリズムに任せて私が受動的になってるような状態で書くことができるのだけど中編、長編を書くときはスーパー能動的になってる気がするので私の調子と合うかわからず心配。書けるタイミングを逃さねえ。チ

          2020/10/26

          作業のために散歩して公園に行き散歩して喫茶店に行く、その三時間のために身体を使うような生活をおくっていて、それで余暇でなにをしているのかというとドラクエのレベル上げをしている。 7で8で11で、ついにレベルが99になってしまったのだが…… ドラクエはストーリーとしては6.7が名作とおもう。バトルシステムはますます洗練され11はそれがほんとにたのしい。つぎは9か5か3をやるのかもしれないな。 町屋良平

          2020/10/8

          ギリギリな日々、ギリギリオッケーな日々。今日は雨でつらいのだが外気のにおいがすごかった。秋…… 昨日大前粟生さんの「おもろい以外いらんねん」を読み終え、読み終わる直前ぐらいからやば!となりブルブルーッとふるえソワソワソワソワと感動していた。まじで、やば! 手がふるえた。こういう感覚久しぶりで、小説家になってよかったな、と謎の自己肯定感が訪れた(自分の小説ではこういった感覚にならないのが謎)。いろいろ分析的なことも言えはするし書けるのだけど、しばらくはただのこのオモシロ兵器に

          2020/10/6

          先日海へ行った。浜辺で寝転がり原稿したり読書したり……加齢してだんだん人目が気にならなくなってきている。自分を知っている人前ではなにもできないのだが、自分を知らない人目は気にせず歌をうたったりしている。 秋は金木犀のにおいがなぜか故郷(埼玉県)をおもわせ、散歩が気持ちいい。脳が、もう、パンパンだな……とおもえたときに自動散歩装置になって乗り切っている。脳パンパンが楽になります。 町屋良平

          2020/9/21

          「劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデン」の座席を予約したら涙が溢れてなんにも考えられなくなってしまった。だいぶ前から、というか最初?から?書いた文が連なっていった、ということでしかなにも考えられないようなところがあるけど。なのでエッセイや小説を書いているときは、その最中はぼーっと手を動かしているけどこうやって振り返るといちばん人間らしい気がしてありがたいです。整体後、体が楽なので心も楽だということにして散歩した。(最近はピンクっぽい)夕焼けが消えるまで西を見ながら30分ほど

          2020/9/16

          8月はバタバタしていたのだが、9月になってすこしだけバタバタしていない日々になった。もう少ししたらまたバタバタします。 来月の上旬ぐらいに『しき』が文庫になります。文庫になるのは純粋に読者のおかげといえます。読者が文庫にしてくれました。ありがとうございます! コアに加筆しました。解説もゴージャスなんでおたのしみに。 「しき」は元々は連作短編のひとつとして書いていた小説で、連作短編の1/4というのを想定していました。友人に読んでもらい相談したあとで、1を4にするように書いて