2021/12/26

もう12月……
どころではなく26日。年の瀬。
さむい……

最近まで原稿がんばっていた。
それがなんとか終わりまでいき、つぎに書こうと思っている小説がもやもや頭にある状態で、久しぶりに読もうと思っていた本などを読んでいる。

今年の大部分、好奇心のようなものが死んでいた。長い小説に囚われると自分はそうなる。もう若くもない身体。ある部分で死んでいく。長い小説をはじめるというのはそういうことでもある。しかし、ある部分で死んでいくことの快感ってある。それを肯定したい。生き生きと生き、それ(だけ)が人生ではない。

しかしキツいときはキツく、小説を書いている時間しか明るいものがなかったりもした。小説を書いている時間が明るいならだいぶ良い。

生活がひどいのでいつからかもう2022なのだと勘違いしてまだ食べられる食品を捨ててしまったりもした。

最近、田房永子さんの漫画を一気に読んで、なんだかすごく救われ~……ポカポカ……となった。人生に対し人生……となったらまた読み返す。

いまは年の瀬にすこし元気になれてうれしい。
よいお年をお過ごしくださいね。

町屋良平




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