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マイクロモノづくり

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マイクロモノづくりとは、「自分が本当にやりたいコト」に気付いて、それをビジネスにしていく概念で、結果として少量のニーズになるのかもしれないけれど、高付加価値、高利潤のモノづくりを…
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2019年7月の記事一覧

「モビリティを通じて次世代に夢を提供するため、空飛ぶクルマの開発に情熱を傾ける」株式会社SkyDrive 福澤知浩さん

●ご挨拶と出演者紹介  三木:マイクロモノづくりストリーミング第172回、本日はシンガポールのSkyDriveのオフィスからお送りしております。というのは冗談で、早稲田にあります非常に眺めの良い株式会社SkyDriveのオフィスから福澤さんと共にお送りしております。 福澤:よろしくお願いします。 ●enmonoとの出会いとクラウドファンディングについて三木:福澤さんと我々の出会いはどういう出会いでしたっけ? 宇都宮:クラウドファンディングの時?2014年末? 福澤:

「たった一人で月面探査車を創りNASAのプロジェクトに採用されたエンジニア」㈱ダイモン 中島紳一郎さん

●ご挨拶と出演者紹介  三木:2019年新年明けましておめでとうございます。本年もマイクロモノづくりストリーミングやっていきます。第174回、本日は株式会社ダイモンの中島さんが開発された月面探査車について色々と伺っていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。 中島:よろしくお願いします。 ●中島さんの自己紹介、自動車会社ゼクセルのベルギー時代 中島:zenschool17期生の中島です。自己紹介を簡単にしますが、私は今52歳で会社を起業して8年目になります。会社

「弱みを活かす視点で売上と人の課題を解決するコトづくり商社」SOBイノベーションパートナーズ株式会社 代表取締役 高畠弘二さん

●ご挨拶と出演者紹介 三木:マイクロモノづくりストリーミング本日も始まりました。本日はSOBイノベーションパートナーズ株式会社の高畠さんに色々と多摩地区でのご活躍のお話を伺っていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。 高畠:お願いします。 ●これまでのご経歴について三木:簡単にご経歴と今やってらっしゃるお仕事の内容をお伝えいただきたいと思います。元々はどんな仕事をされていたんですか? 高畠:今年ちょうど40歳になるんですけど、元々学校を卒業してから営業畑でオフ

第163回MMS(2018/4/6対談)「哲学科出身の哲学者がエンジニアとして飛び込んだ製造業について語る」(有)イージー・エンジニアリング 取締役 野末雅寛さん

●ご挨拶と出演者紹介 三木:マイクロモノづくりストリーミング第163回、本日は富山県にあります(有)イージー・エンジニアリングさんのほうにお邪魔して、zenschool卒業生の野末さんに哲学カフェとか3Dプリンターを今色々作られているということで、そういうお話も中心に聞いていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。 野末:よろしくお願いします。 ●enmonoとの出会いについて三木:我々enmonoと野末さんの出会いってどんな感じでしたっけ? 宇都宮:最初zen

第171回MMS(2018/10/8対談)「既存建築を再構築し直して生まれ変わらせるためのあらゆることを手がける」㈱建築再構企画 佐久間悠さん

●ご挨拶と出演者紹介 三木:マイクロモノづくりストリーミング本日も始まりました。株式会社建築再構企画の佐久間さんをお訪ねして、最近非常にリノベーションとか流行っておりますが、知らないうちに建築法を超えてしまっている等々、建築にまつわる法律のコンサルティングをされているということで、これからの日本に非常に重要なお仕事をされております。そこから建築の中でも、クリエイティビティが最近色々と危惧されているところがあって、新しい再構祭(さいこうさい)というお祭り(イベント)もされてい

「3D技術を駆使するメタル仏師が生み出した新感覚仏像『Polygonアシュラ』」(株)アイサク 今井 祐二さん

●ご挨拶と出演者紹介  三木:皆さんこんにちは。本日は株式会社アイサクの業務運営室長の今井さんにご登場いただきまして、メタル仏師ということでこちらの阿修羅像を、2016年12月に受講したzenschool豊田市で企画構想されて、それから約1年かけて作られたということで、そのお話を伺っていきたいと思います。 よろしくお願いします。 今井:お願いします。 ●株式会社アイサクの紹介三木:それではアイサクさんの事業のほうからご説明していただいてもよろしいですか? 今井:はい

「モビリティを通じて次世代の人達に夢(=能力の拡張)を提供する」Cartivator代表 中村翼さん

本記事は2017年に対談したものです。情報はその当時のものですので、ご了承ください。 ●ご挨拶と出演者紹介 三木:第152回マイクロモノづくりストリーミング本日も始まりました。本日も司会は株式会社enmonoの三木でございます。本日はCartivatorの中村さんにお越しいただきまして、空飛ぶクルマの開発について色々お伺いしていきたいと思います。よろしくお願いします。 中村:よろしくお願いします。 ●中村さんの自己紹介と会社紹介三木:中村さんには約2年前こちらの番組に

第108回MMS(2015/07/17対談) 「日本の技術でアフリカの未電化地域に電気を届ける」 Digital Grid Solutions株式会社(現Wassha Inc.) 代表取締役 秋田智司さん

●途上国支援から、魅力ある新しいビジネスへenmono 第108回マイクロものづくりストリーミング、本日はDigital Grid Solutions(現Wassha Inc.)さんというアフリカでBOPビジネスを展開している会社の秋田社長に、アフリカから生中継でご参加いただきます。秋田さん、よろしくお願いします。 秋田 よろしくお願いします。お呼びいただいてありがとうございます。大変光栄です。 enmono まずは自己紹介をお願いします。 秋田

「企業のオープンイノベーション なぜ空回り?」という日経の記事を読んで……

こんな記事があっていろいろ界隈でざわついてるのではないか。 これが、その報告書のようだ。 価値共創タスクフォース報告書 概要「ワタシから始めるオープンイノベーション」 そして 昨年我々が出した本より少し引用してみよう。 拙著「トゥルー・イノベーション」P.68より ◦オープン・イノベーション 「ロジカル・シンキング」とは既存の技術やマーケットをベースに論理的に発想していく方法である。そのロジカル・シンキングよりもイノベーションを生む可能性が高まるとして注目されている

第128回MMS(2016/05/24対談) 「100年後も日本でバネを作り続けるためにバネの可能性を拡大するバネ屋魂」五光発條株式会社 代表取締役 村井秀敏さん

●海外にも展開する「町工場」 enmono(三木) はい、ということで第128回マイクロモノづくりストリーミング本日も始まりました。司会は株式会社enmono三木でございます。本日は五光発條さんにお邪魔しましてzenschool第4期卒業生の村井さんに色々お話を伺って参りたいと思います。 4期生とenmono(2012/12/22) あといつもの声の出演で――。 enmono(宇都宮) はい、宇都宮です。 enmono 村井さん本日はお忙しいところありが

「マイクロモノづくり」とガンディーの「チャルカ」思想(2013-09-19投稿)

※過去のブログ投稿を転載しております。情報はその当時のものになりますこと、ご了承ください。 インド建国の父であるマハトマ・ガンディー(「マハトマ」とは偉大なる魂の意味で愛称)と一緒に写っている糸車のことを「チャルカ」と言います。 このチャルカは建国当時、インド国旗の中心のマークとなりました。現在のインド国旗でもその面影が見られます。 「ガンジー」インド 1946年 Indian leader Mohandas Gandhi reading next to a spinn

マイクロモノづくりとは?

マイクロモノづくりとは? 少量のニーズにあわせて、高付加価値、高利潤のモノづくりを行い、だれかに売ってもらうのではなく、自ら販路をつくり、販売を行う考え方です。 マイクロモノづくりの概念は、これまでの大量生産、大量消費とは対極する概念です。(※対立はしない) 少量のニーズにあわせて、高付加価値、高利潤のモノづくりを行い、だれかに売ってもらうのではなく、自ら販路をつくり、販売を行う考え方です。 これまで、製品開発をしたことがない、中小製造業の方でも、一定の手法で製品開発の手

第32回MMS(2012/4/6対談)「一人で家電メーカーとなるべく起業し、LED照明をデザイン・開発・販売」Bsize株式会社 八木様

本記事は2012年に対談したものです。情報はその当時のものですので、ご了承ください。 社名に込められた想い 「真善美」という言葉がある。「真」「善」「美」はそれぞれ、人間が、「学問」「道徳」「芸術」を精進するときの目標であり、三位一体を成す普遍的価値とされている。Bsizeの社名は、この「真(SIn)善(ZEn)美(BI)」のアナグラムだ。八木さんのモノづくりに対する思いが込められている。 3つの価値をバランスさせて、ストーリーをつくる。八木さんの商品企画開発はそこから

「マイクロモノづくりはじめよう」出版記念イベントレポート(2013/4/26)

「ワクワク!」で生み出されたプロダクトは作家自分自身。 4月26日(金)の夜、enmono初の著書である、『「マイクロモノづくりはじめよう」~「やりたい! 」をビジネスにする産業論~』の出版記念イベントを行った。 この本のプロデューサーである米田さん、そして、この本に登場していただいた、根津さん、八木さん、藤沢さん、村井さんの5名と、三木、宇都宮がパネルディスカッションするという内容で行わせていただいた。 会場は、サイバーエージェント・ベンチャーズさまのご協力で「BASE