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社会貢献

学生時代はもとより、社会に出てからも、自己啓発に多大なお金と時間を投資した。自分を磨いて得た能力・スキルで、会社に貢献し、顧客に奉仕した。これまで全く意識していなかった訳ではないが、社会への貢献を少しずつ意識するようになった。もちろん、普段行っている仕事も立派な社会貢献だ。僕のいう社会への貢献とは、少しだけ視座を高め、視野を広げ、関連するステークホルダーを増やすことだ。

社会にはいろいろな定義があると思うが、今意識しているのは自分が住んでいる国、日本だ。アジア、世界、宇宙はその先にある。日本をすっ飛ばして宇宙について考えても良いが、ステップ・バイ・ステップでまずは日本について考えたい。僕がそういう性分だからだ。

日本への貢献とは、すなわち日本を良くすることだと思う。では、良くするとは何か。経済成長を促して、ジャパン・アズ・ナンバーワンを再び実現することか。あるいは、国民の幸福度をもっともっと高めることか。はたまた、国際貢献の度合いを高め、各国から尊敬の念を集めることか。定義は様々だ。良くするとは、現状とあるべき姿を定義し、そのギャップを埋めに行くことである。現状は事実で固めることができるが、あるべき姿を描く際には必ず主観が入り込む。あるべき姿とは、「誰かにとっての」あるべき姿だからだ。日本国民のあるべき姿と言ったところで、「誰かが想像する」日本国民のあるべき姿に違いはない。あるべき姿を多数決で決めたとしても、多数派の主観がそこには介在している。主観を持たない主体、例えば宇宙からみた日本のあるべき姿は、きっと存在しないだろう。(宇宙が主観を持たないことは証明できないから、これも僕の主観が介在している)

僕の「日本を良くする」の定義は、一人一人の暮らしがより豊かになることだ。日本の経済が大きく成長しても、格差が広がり、暮らしが変わらなかったり、より貧しくなったりする人々がいるのは望ましい姿ではない。これを何の指標で表すのが適切か、ChatGPTに聞いてみた。

  1. 国民総生産(GDP)

  2. 失業率

  3. インフレ率

  4. 格差指数

  5. 平均寿命

新聞を読んでいると実質賃金も指標として出てくるから、この他にも色々とありそうだ。まずは一丁目一番地として、国民総生産(GDP)を増やすにはどうしたらよいか考えてみたい。国民総生産が増えた結果、本当に一人一人の国民が豊かになっているかは、その後考えることとする。

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