伊豆諸島の島々
伊豆諸島は、太平洋に連なる東京都の島嶼部です。有人島も存在し、南方の島は常春と呼ばれる気候条件下にある。各島は異なる特色を持ち、それぞれ島寿司、明日葉、イルカ、釣り、サーフィン、温泉、登山、天体観測などで有名です。
■孀婦岩
孀婦岩は、あの到達困難な島「青ヶ島」よりも南にある「岩」です。標高99m、東西84m、南北56m。周囲に水平線しかない太平洋の中から突然垂直の岩が突き出たような姿をしているのです。なお一番近い島である鳥島から約80kmも離れています。
■伊豆鳥島
八丈島の南約300km、小笠原諸島聟島列島の北約370kmにある無人島です。島の直径は約3km、歩いて横断すると1時間ほどです。ここに地球上のアホウドリのうちの大部分が繁殖しています。
白い点々がアホウドリです。
■青ヶ島
都心から南へ約360km、東京都青ヶ島村無番地、日本一人口の少ない村、それが青ヶ島です。しかし、その島へ訪れることは、実に至難の技。至難の技とは、苦行を強いるような困難な道のりという意味ではなく、気象の影響を受けやすいため、上陸できる確率の問題として難易度が高いということです。基本的に東京からの直行便はなく、八丈島からヘリか定期船で渡ります。世界的にも珍しい二重式カルデラ火山の島です。断崖絶壁の島そのものが外輪山を形成しており、南側に広がる「池之沢」と呼ばれる大きなカルデラの凹地の中には、内輪山の「丸山」があります。
■八丈島
かつて日本のハワイと言われた八丈島は、伊豆七島の一つで東京都に属しているひょうたん型の島です。人口は10,000人弱で、明治初期まで流刑地であったことでも知られています。地形的には富士火山帯に属する火山島なので、温泉があります。さらに黒潮暖流の影響があるため年間通して18度と温暖で雨が多いのが特徴の島です。
■八丈小島
八丈島から北西へ約7.5km。黒潮が流れ込む大海原のなかに、八丈小島という無人島が浮かんでいます。周囲わずか8.7km。八丈島から眺めると、とても人が住めるとは思えないような断崖絶壁のこの孤島には、1969年まで30世帯93人の島民が暮らしていました。
■御蔵島
豊かな水、生い茂る樹木、そして島の周囲にはイルカが泳ぐ。独特な歴史と文化を持ち、人と自然が共存する、東京から最も近い“秘境の島。
■三宅島
三宅島は、伊豆諸島の島。雄山を中心としてしばしば激しく噴火をすることで知られ、火山噴火予知連絡会によって火山防災のために監視・観測体制の充実等の必要がある火山に選定されている。
■新島
東京から南に約160km、静岡県下田市から南東に36kmの位置にある。行政上の所属は東京都新島村。サーファーや海水浴客などに主眼を置いた観光業、漁業などが盛んである。
■利島
東京から南に約160km、静岡県下田市から南東に36kmの位置にある。行政上の所属は東京都新島村。サーファーや海水浴客などに主眼を置いた観光業、漁業などが盛んである。
■美しい日本の風景
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