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【勉強】なぜかを聞いてみると想像以上に理解できていないものだ

みなさん、こんにちは!
善導塾ヤマト 塾長の健留です。


生徒に問題を解いてもらい、答えを聞き正しい答えが返ってくると安心するものだ。
よし、理解できてるな。よし、身についてるな。
と感じることも多々ある。

しかし、そんな安堵も束の間だ。

その子は本当に、『なぜその答えになるのか』を説明できるだろうか。


僕は普段、数学をメインに、英語や、中学理科・中学社会などを教えている。

数学か英語を希望するお子様がほとんどだが、
授業中に問題を解いてもらい答えを聞くと、正解の答えが返ってくることは多い。

テストならそれでいい。受験や定期テストで点をとるためであれば、解き方が間違っていても答えさえ合っていればいい。

しかし普段の勉強ではそうはいかない。

「どのように考えたのか」
「なぜその解き方なのか」
「なぜその答えになったのか」

それが間違っていれば、テストで活きることはない。


僕はよく、答えを聞いた後に
「どうしてその答えになったのか」を聞くことが多い。

もちろん全ての問題に対して聞くわけではない。
僕が、ホントに分かってるか?と疑問に思った時や、重要な問題の時に聞いてみることが多い。

あと、オンライン授業である以上、スマホで答えを調べたり、画面に映らないところで回答を見ようとする子もいる。

画面に映っていなくとも、こちらからすればちょっとした動きもお見通しなわけだが、そういった生徒の場合は特に「なぜ?」を聞いてみることが多い。


さて、「なぜそうなったのか」を聞いてみるとどうなるのか。

意外と黙り込んでしまう生徒は少なく、
ほぼみんな自分の言葉で説明をしてくれる。

もちろん、正しい考え方が返ってくることも多々ある。
その反面、間違った考え方が返ってくることも当然ある。

それ自体は悪いことではない。

それを正していくのが僕たちの役目なのだから。


重要なのは、正しい考え方を教えることだけではない。

正しい考え方を”身につけさせること”
むしろこっちの方が重要だ。

正しい考え方を実際に自力で活用できるのか

それがテストの点数、受験の合否を左右する。


これは学校の先生や塾の先生だけがやるべきことではない。

特にやるべきは保護者の方々だ。

どうしてそうなるのか。
どうしてそう考えたのか。

それをお子様に説明してもらう機会を設けることは
学力だけでなく、お子様の自信や、やる気、思考力、判断力を鍛えるのに大いに役立つだろう。


正しい考え方を身につけてもらい
それをたくさん活用する機会をもつ

それがお子様の力を高める近道となる。


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