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10億調達したスタートアップサラダ屋さんSweetgreenとは

最近プチベジタリアン生活してます。

週1回の頻度でご飯に誘われるので、肉は食べますが、最近は野菜と豆類ばっかです。


美味しいサラダが食べたいと思い、この動画を見つけました。


Sweetgreenというサラダ屋さんをご存知でしょうか。私は知りません。(笑)


がアメリカで多くのセレブ、セレーナゴメスやらオバマ元大統領夫人などが行き着ける、アメリカでは超有名でプレミアムなサラダ屋さんなのです。


今から11年前に創業。ジョージタウン大学に通う若者三人で創業。

「だいたいの美味しいものはヘルシーじゃない」
これをどうにかして解決しよう!ということで始めたとのこと。

50人もの投資家(ほとんどが身内や友人だという)から30万ドルを調達。
2011年に創業し、当時は配管も電気もなかったという。
その後2店舗をMarylandに作り、2013年には20店舗となるNY店をオープン。

当時すでに3500万ドルを調達できていたという。



事業の特徴は?

・地域の農家との直の連携(150農家)

・コンポスタブル素材を使ったお皿

・季節ごと、地域ごとに異なったメニューの提供

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要は、一貫性があり、従業員も同じものを作るという単純さ
顧客の自発性を試すため、違いを明確にし、交換したり、他のものを試したり誘導するようなメニューが特徴だと言える。


Sweetgreenの取り組み

店舗でのサラダ屋さん以外の取り組みを見てみましょう。

フェスへの出店、アーティストとのコラボ(ケンドリック・ラマーなど)
→2017年に止める事となる。理由はフェスに対する疲れと顧客減。

セレブシェフとのコラボ

値上げ
2014年8.85ドルに対して2019年には10.29ドル
理由は従業員への福利厚生の充実。

「Outpost」と呼ばれる企業デリバリーサービス
we workだけでも25箇所、ほか75の企業にサービスを提供。

投資を募る
Whole FoodやAOLの社長から出資を得る。
3億6500万ドルの調達に成功。


今後の展望

さらに透明性のある生産者からのサプライヤーチェーンを構成し、顧客経験を高める

・デジタル化
事業の50%がデジタルデバイスでのオーダー。顧客データを集め、顧客のニーズとウォンツを収集し、次のメニューとしてアプローチ。

・ブロックチェーンとの統合
自分が買ったものがどこから来たのかなど、情報を見せる、透明化を図る。
統合により、食料問題に対して、網を張って不足が起こらない仕組みを構築などなど。



以上です。


ファッション化するフードに対して、ファッションとしても取り入れられ、一方でヘルシーでオーガニックを忘れず、ここまで拡大したサラダ屋さんの発想は普通に見えて、以外に生産者から顧客までのチェーンを作る事で出来上がったんだと思いました。

常に新しいことを取り入れ、透明性のあるサプライヤーチェーンを構築しているSweetgreen、これはどの企業でも取り入れていくべき重要なことではないでしょうか。


終わり

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