Zela07

仕事も私生活も後輩に追い抜かれた限界OL ひとりで人生を楽しむ方法を模索する ※アイコ…

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仕事も私生活も後輩に追い抜かれた限界OL ひとりで人生を楽しむ方法を模索する ※アイコン他すべてフリー素材です。

最近の記事

043_ひとり宝くじジャンボを買う

慎重にお金について勉強してきたが、結局お金はあるに越したことはない。 では、人ひとりが最低限生きるために必要な金額はいくらか? ざっくり計算で考えてみた。 条件 ・女性 ・年収約300万円(額面)※日本人女性20代の年収中央値を参考にするhttps://doda.jp/guide/heikin/median/ ・単身(副都心周辺に賃貸で居住) ・物価上昇率2.0%とする ・資産は現金貯金のみ ・趣味は無い ○税金 ・国民年金 年間約20万円(第1号被保険者 若年者納付猶予

    • 042_ひとりNISA口座開設

      コロナ禍が始まる2020年2月、私は京都旅行をしていた。今では考えられないが、北野天満宮にも伏見稲荷大社にも日本人しかいなかった。道路はスムーズに車両が通行しており、両手を広げても、だれにもぶつからないくらい人通りが少なかった。 北野天満宮の近くだろうか、お茶屋さんがあり、お茶と団子を楽しみながら休憩していたが、梅のかぐわしい香りがまだ冷たい冬の空気に乗っていたことをよく覚えている。 休日の晴れた日中だった。とっても静かで、安らかな時間だった。 これから数年はインバウンド

      • 041_ひとり機種変更

        スマートフォンが古くなってきた。 一般的に電化製品には寿命がある。家庭用電気製品であれば、経済的寿命は5年程度、物理的寿命は8年と言われている。この経済的寿命だが、おもに製品の節電性能やセキュリティ・システム機能といった技術進化が関係している。 例えば4人家族が使う450L冷蔵庫では、購入した時と5年経過した時の節電性能は違う。しかし、私のような料理に興味がなく、”冷えればよい”と150L程度の冷蔵庫レベルでは、技術進化はほとんどない。最近冷蔵庫を買い替えたが、前の冷蔵庫は

        • 040_ひとり美容整形

          肌を保湿して、毛も抜いた。次なるターゲットは、ほくろだ。 ある日、私は台湾に興味を持った。まだ観光に行けていないが、台湾観光で苦労しないように、HSKという標準中国語検定の4級を、せっせと勉強して取得した。このHSKは国際資格で、中華人民共和教育部が認定団体だ。これさえとっておけば、まず間違いないだろう。 また、一般社団法人日本中国語検定が主催している『中国語検定』と比較しても、はるかに簡単である(というか、中国語検定のほうが難しい。はっきり言って、だれがこの問題量・質で1

        043_ひとり宝くじジャンボを買う

          039_ひとり美容脱毛

          前回エステサロンに行った。顔面の保湿はばっちりだ。次なるターゲットは、脱毛である。以下のフェーズごとに、感想を添えて記録する。 ムダ毛について、未婚男女はどれほど懸念しているのだろうか。 Google検索エンジンで、『ムダ毛』と検索を掛けると1320万件ヒットする。また『脱毛』と検索を掛けると、『ムダ毛』よりも多く1億1300万件であった。 美容のカテゴリーのひとつとして、脱毛市場は確立している。また脱毛利用者の低年齢化も顕著で、キッズ脱毛というワードもある。小中学生女子を

          039_ひとり美容脱毛

          038_ひとり美容エステ

          ひとりでエステに行った。エステに行くときは、だいたい一人だろ、と思う方もいるかも知れない。それもそうだ。痩身や保湿などの美容を目的としたエステなら、友人と示し合わせなくてもいい。友人とエステに行くとしても、観光地であったり、よほど美容に関して共通の熱量があれば話が変わってくる。 私が1年通ったエステは、そんなものではない。駅チカの雑居ビルの一室にある、こじんまりとしたエステサロンだった。 きっかけは、28歳の誕生日だった。例に漏れず、恋人もいなければ誕生日を祝う友人もいない

          038_ひとり美容エステ

          037_ひとり読書漬け ~前置きと本を読む場所について~

          前置き "インプット奴隷合宿"という言葉をご存じだろうか。 これは、最近聞いているYouTubeチャンネル『ゆる言語学ラジオ』で提唱された旅行形態のひとつである。 2・3年ほど前から、このチャンネルのファンである私は、目から鱗の旅行であった。 観光施設などに行かず宿にこもって、積読している書籍を集中して読むという旅行形態だ。一部読書家の中で人気になり、平日なかなか本が読めない社会人がこぞって実践している。タイアップしている旅行会社もあり、提唱時コロナ禍だったため、比較的

          037_ひとり読書漬け ~前置きと本を読む場所について~

          036_ひとり温泉旅行 ~醍醐味~

          足の腫れが引いて、まともに歩けるまで丸一日かかった。温泉が功を奏したのかと思ったが、この温泉。いわゆる入浴施設であった。温泉施設と入浴施設は違う。 温泉の定義とは以下の様である。 別表①については、リンクからすぐに確認できる。 それにしても、日本温泉協会のページが思っていたより充実していて、ネットサーフィン楽しかった。 私が宿泊した偽温泉は、麦飯石なるものに濾過したお湯らしい。鉄分やマグネシウムなどが溶出されているから、肩こり等に効果があると謳う。 肩こりに効果はあ

          036_ひとり温泉旅行 ~醍醐味~

          035_ひとり温泉旅行 脱力編

          平坦な道や変わらない景色がどれほど苦痛か、人はよく知っておくべきである。 説教なんてしたくないが、人生も人間も、デホコボコとしていたほうが面白いというものだ。波乱万丈の方が良い。大変な気苦労はあるだろうが、なにもないよりかは良い。 ついでに言うと、私はいつも出勤経路を変えている。その日によって通る道を変え、景色を変えているのだ。そうすると、思わぬ出会いや発見、アイディアが生まれる。余談だが、最近近くのコインパーキングで毎朝弁当を捨てている男がいる。恐らく家族の誰かが手作り

          035_ひとり温泉旅行 脱力編

          034_ひとり温泉旅行 夜明けの低血糖

          2月の海風は、案外冷たかった。海は凍らないため、内陸部の風と違い、温度も湿度もある。だから大丈夫だろうと、高を括っていた。 今は冬、そして太陽光線皆無の真夜中である。ずっと寒かった。それに、ずっと海風が吹いていた。海辺って、常時風が吹いているんだね。 私は寒さに耐えきれず、ファミリーマートでホッカイロを購入した。お菓子とか、温かい食べ物とか、もっとそういうものを購入すればよかった。当時の私は、身も心も訓練モードで、「菓子を買うなんて軟弱」と叫び、食品を買うことすら判断の中に

          034_ひとり温泉旅行 夜明けの低血糖

          033_ひとり温泉旅行 深夜のトンネル編

          海にたどり着いた。時刻は午前2時。この海は観光用のビーチというより、貿易船や漁船が行き交う漁港だ。護岸工事の最中で、どこの道路も中途半端にキレイである。夏になれば、トライアスロンやマラソンなど、スポーツの催し物も盛んだ。 普段は渋滞ばかりしている国道も、まったく閑散としていた。そんなとき、一人でやることといったら、道路の写真をひたすら撮ることだ。 今回私が撮ったのは、横断歩道橋からだ。歩道橋の真ん中に立ち、東を向けば海が見え、西を向けば山と、路面が大きなタイヤでデコボコに

          033_ひとり温泉旅行 深夜のトンネル編

          032_ひとり温泉旅行 出発編

          家を出発したのは、午後11時を過ぎた頃。私は約50km先の温泉旅館へ向けて出発した。 しんと寝静まった住宅街には、幸いなことに降雪はなく、道路は乾いていた。山道を歩く訳では無いが、冬用の靴ではなく軽量なスニーカーにしたのは疲労対策である。 少しでも装備品を軽くしたい。なぜなら、背負ったリュックには旅館で暇をつぶすための本が5冊入っているからだ。 リュックの中の本の、このチョイスを間違えた。本は1冊何キロもない。しかし、紙の束となるとそこそこの重さが出てくるのだ。それに、私

          032_ひとり温泉旅行 出発編

          031_ひとり温泉旅行 50km歩く編 

          ふと思い立ち、私は温泉に行こうと決めた。どうせなら、温泉地に歩いていこうと思った。 なにもすることが無くなったある日、ひとは何かに挑戦したくなるものだと実感した。例えば、うまいこと仕事が進みすぎたとき、無敵になる。なにをしても上手くいく状態のことだ。目まぐるしく依頼が来るのに、すべて滞りなく完璧にこなしていた。何年も仕事をしていると、たまに無敵になる期間がある。 そうなると恐ろしくなる。 いつか大きな失敗をするのではないかと妄想し始める。 または上司から心臓がひっくり返

          031_ひとり温泉旅行 50km歩く編 

          030_ひとり大掃除

          インフルエンザから解放された日曜日、ウイルス感染に関する情報を集めるために、インターネットをサーフィンしていた。 ところで、ネットサーフィンって今でも使うのかしら? インフルエンザウイルスは、罹患者の身の回りの物に付着している可能性があるらしい。ベッドで寝込んでいる間は、自室のため、勿論マスクなんかしていない。最初は保湿目的でしていたが、呼吸がしづらかったため捨てた。唸りながら咳をしていたことを思い出し、布団も寝間着もシンクすら、不潔と感じ、すべてを一度清掃しようと思い立

          030_ひとり大掃除

          029_ひとりインフルエンザ 後編

          「インフルだね、B型。休んでね。5日間だから」 医者は明朗に伝えた。 私はがっかりしたのも束の間、もやしが腐っていたわけではなくてよかった、と安心した。 帰り道、上司にメールを入れ、出勤停止が下った。風呂に入る前に、台所を片付けた。腐っていたわけではないビビンバをビニール袋に入れなければならないことに、心が痛んだ。食品を捨てることが、貧乏にとってどれだけ辛い経験か、分かるだろうか。 風呂に入り、タミフルを飲んで布団に潜ると、ベッドごと回り始めた。車酔いしているようだった

          029_ひとりインフルエンザ 後編

          028_ひとりインフルエンザ 前編

          感染症の話というのは、気が滅入ってしまってしかたない。それに病気について、なんら正しい知識もない。 ウェブ記事界隈では、”YMYL”のトピックには、高度な知識知見と正しい情報、専門性が求められる。 YMYLとは、your money or your life.の頭文字を取った言葉で、お金や健康に関わるトピックのことを指す。 簡単な言葉でいうと、ブログなどのSEOで金もうけを目的とした、人々の関心が高い生命や人生に関わるトピックを軽々しく書かないでね、ということだ。Goog

          028_ひとりインフルエンザ 前編