見出し画像

海を背にした赤褐色の温泉と星景と撮り鉄

青森、黄金崎不老ふ死温泉

前日は十二湖を散策
青池まではみんな散策するんだけど、ブナの自然林から沸壺の池までショートな周回をした方がより十二湖の自然に触れることができます。
車道から眺める池も散策で眺める池も青やエメラルドグリーンに深く沈んで本当に美しい。

私の怪我や病気、相方の膝痛などで、ここ数年は歩くことから遠ざかっていたけれど、温泉効果なのか徐々にまた少し長く歩くことができるようになって、再びちょっとした山っぽい所の散策をするようになっている。
歩いてみれば、やっぱり街中を歩くのとは比べ物にならないくらいリラックスするし、何より歩くことが楽しくてしかたがない。

画像1

深夜は星の撮影に山中に留まった。月が沈んでから光害に邪魔されない素晴らしい夏の風物詩、天の川が眼前に広がった。
星空の撮影は私のライフワークで、始めてから3年程になるのだけれど、
益々その魅力にはまっている。
星空の撮影は、当たりはずれも結構あって、
グーグルマップで当たりをつけていざその場所に出向くと、光害が酷くて星がぼんやりだったり、急に霧がでて星空をすっかり隠してしまったり
何より新月時しかチャンスがないので、ほぼ天気予報とにらめっこになる。
もっとも月のある晩でも、月が早く沈んだり、また月の出が遅い時はその限りではなく、月のない時間を見計らって撮影に勤しみます。
今回は満月期だったので、これは数少ないチャンスでした。

画像2

一夜明け、さて撮り鉄。。。っておまい守備範囲広すぎだろ。。。
撮影ポイントで待機して無事五能線の撮影完了です。

星景にしても撮り鉄にしても、私はまず自宅でグーグルマップで探すことが
一番の楽しみ!
あまり他の人のポイントを参考にすることはなくて、あくまでも旅の行く先が決まったら、そこで撮れる場所を探し、時刻表をチェック。
一番の目的は温泉とキャンプなので、撮影自体に固執することはなくて、
撮れれば儲けみたいなスタンス。

もっとも撮りたい~って駄々をこねれば、相方が長い時間でも待っていてくれることを知っているので、そこは甘えてると言えば甘えているのだけれど、まあ感謝してます。

画像3

そして、お待たせしました。やっと温泉です。
五能線の撮影ポイントから不老ふ死温泉へ10:30のオープンを狙って
本館大浴場「黄金の湯」に向かいます。先客が一組待っています。

画像4

入浴料金で黄金の湯と露天風呂が利用できます。
女性用に湯あみ着の貸し出しもあります(¥300)
黄金の湯は小さな熱湯と広いぬる湯に分かれます。
加水ありですが天然かけ流しの素晴らしいお湯です。
かなり塩分濃度が濃くしょっぱめ、鉄分を含むので赤茶色にそまり、
含有成分も高いです。効き目がありそうなお湯でじっくり浸かります。

海辺の露天風呂には一度着替えてから向かいます。
私は内湯のみ、相方が露天風呂に向かいます。
海を見渡す雄大な風景に溶け込んだ素晴らしい温泉です。
露天風呂の方が更に赤茶色が強いみたいで、相方すっかり満足です。
こんな自然と一体な温泉もあるんですね。

画像5

相方の希望で竜飛岬まで
記念碑からは津軽海峡冬景色が流れる。
この地で聞くとなんだか物悲しく聞こえるし、風の強い日で観光客も一曲聞いたらそそくさと車に戻っていきます。
竜飛のばあちゃんがお土産の客引きを一生懸命しているのも、物寂しさになぜか拍車がかかるようで、これで商売になっているのかなあ。。。

画像6

今宵のキャンプ地は鋳釜崎キャンプ場です。(無料です)
雨も降りだして中々厳しいキャンプで、津軽半島のちょっと厳しさみたいなのも感じて、それはそれで一つの思い出にはなったのかもしれません。

画像7

温泉:★★★★★
泉質:含鉄-ナトリウム-塩化物強塩泉(高張性中性高温泉)
泉温:52.2℃
湧出量:400L/分
PH:6.3
料金:¥600

温泉分析書

*温泉の写真は公式HPよりお借りしました

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?