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快晴青空卒業式

今日は卒業式だったね。
卒業生だった息子のあなたが何年後かにこの文章を読んでくれた時に今日の事を思い出してくれたらいいなと思って書きました。

令和2年3月25日
東京は快晴です。
雲が無い、すみきった青い空。
こんなに空は晴れているのに、周りの人はマスク姿。

なんだか、どよどよとした感じです。

コロナウイルスというウイルスに世界の人々が大変な思いをしてしまっています。

昨日のニュースでは、今年の2020年に東京オリンピック・パラリンピックを開催する予定だったけど、この世界の混乱と状況をうけて『1年を目処として延期します』なんてニュースもありました。

外出禁止制限のある国もあって世界がこのウイルスと戦っています。

日本でも政府からの自粛の方針によって3月は今日しか学校に行く事ができませんでしたね。
小学校の最後の1ヶ月を通学できなかったのは、親として可哀想だなと思いました。

それでも無事に元気に今日という日を迎える事ができ、小学校を卒業する事ができて親として本当に嬉しく思います。ありがとう。

当初は先生方と卒業生だけで行われる予定だった卒業式。色々な方々の尽力があり、保護者も1名のみ参加する事ができるようになりました。

青空の下に幅がしっかり取られたパイプイスが並び、アルコール消毒を行い、マスクをつけて入場していく卒業生と保護者と先生方。

例年とは全く雰囲気の違う卒業式となったけど、いつも違う卒業式だった分、親の私は印象深いものでした

『制限が多い、卒業式となって申し訳ございません』なんて副校長先生や校長先生が繰り返し謝罪してくださっていたけど、頭を下げてお礼を言いたいのはむしろ親である私で

本当にどうぞ、よくこんな大変な時に卒業式を保護者参加で開催してくださいました!ありがとうございます!な気持ちなんだよね。

きっと間違いなく、校長先生をはじめとした先生方は、教育委員会や東京都の関係各所との調整や意見などを伺って準備してくれていたと思います。

それは卒業生や親の私達が、安全で安心して納得があり、良い思い出として残る卒業式になるように準備してくれていたものです。

最近、私は色々な所で同じ話ばかりをしてしまうけど『見えないものを見る力を養うこと』本当に大事だと思います。
それは想像して考えるということです。
色々なことの仕組みを正しく理解をしていくということです。

今日の校長先生の祝辞本当に素晴らしいスピーチでした。私は感動して泣いてしまいました。

コロナウイルスと戦う差別に負けない子供達のある小学校の話と手作りマスクを送った中学生の話でした。

また校長先生は、私も好きな野村克也さんの言葉から卒業生のみなさんにこんな素敵な言葉を贈っていました。
『「失敗」と書いて「せいちょう」と読む。』
素晴らしい言葉ですね。

何かにどんどんチャレンジしていくことが大切です。
そしてうまくいかない時に、見直して修正していくことが大切です。

息子のあなたが、はじめて立ったあの日のこと。
はじめて自転車に乗ったあの日のことを親として思い出していました。
何回も転んでうまくいかなくても、今は普通に歩いて普通に自転車に乗れています。

チャレンジして失敗を成長に変えていこうね。

もう一度、空を見上げてみても綺麗な青空が頭上に広がっています。

なんて綺麗な青空でしょう。
思い出に残る素敵な卒業式だったね。

人生は空みたいなものだから、その時々により今日のような快晴な時のあれば、どんより曇り空や風雨が強い荒れた空もあります。

でも空は空だから全部色々な事があるのです。

曇りや雨の空が続いた時に『晴れの日の喜びが増してラッキー!』ぐらいに考えれるようになると空にも感謝できるようになります

これからも、周りの人や全ての環境があたりまえと思わずに、色々な事に感謝できる人であって欲しいなと思っています。

今日は本当に素晴らしい青空で無事に元気に卒業式ができて良かったね。
卒業おめでとう!!

令和2年3月25日 快晴の空をみて自宅より

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