シェアサイクルで走る東京は、いつもと違って見えた。

先日、初めてシェアサイクルというやつを利用しまして。
中々楽しかったので記事にしてみようと思いました。

まず、皆さんシェアサイクルの存在自体はご存じでしょうか？

他の人と自転車をシェア（＝共有）できるサービスです。
必要なタイミングで借りたり返したりできて、使う分だけ料金を支払えば使えます。「コミュニティサイクル」「自転車シェアリング」「サイクルシェア」などと呼ばれることもあります。
レンタサイクルは店舗の営業時間にしか借りられない、借りた店舗に返却しなければいけないなどの制限がありますが、シェアサイクルは一定のエリアに「サイクルポート」と呼ばれる駐輪場がいくつもあって、24時間いつでも好きなポートで自転車を借りることができます。

先日初めて使ってみたんですけど、これが意外と便利で。
個人的に良かったポイントを紹介していきたいと思います。

都内だと、電車と移動時間があんまり変わらない

まず、都内って駅間がめちゃくちゃ近いんですよ。
一駅間だと、徒歩でも10分足らずで行けるところもあって。
電車の待ち時間や改札から乗り場まで行く時間を考えると、電車と自転車で移動時間って大きく変わらないんですよね。

僕は今回清澄白河からミッドタウン日比谷まで移動したんですけど電車だと大体20分、自転車で30分ぐらいの距離でした。

電車移動より少し時間はかかるけど、外の景色が見れて開放感のある移動ができたのは中々お得だった気がしてます。

金額が意外と安い

シェアサイクルの金額なんですが、30分で165円です。
感覚は人によると思いますが、僕は結構安いと思いました。

今回僕が移動した清澄白河→ミッドタウン日比谷ですが、最短ルートは乗り換え3回で168円。
乗換の回数を減らすことは可能ですが、そうすると今度は276円になってしまう。
東京はJRが走っていない部分は地下鉄が交錯してて、案外行きづらい場所も多いんですね。

これを考えると、特になんのしがらみもなく168円で移動できたのは中々お得な気がします。
目的地が地下鉄で乗り換えが発生するような場所の場合、自転車の利便性がかなり上がりますね。

東京は自転車を借りて返却するポートも多いのでポート探して10数分、みたいなこともないと思います。

環境に良い、運動になる→意識が高まって自己肯定感が上がる

はい、結局これに帰結するわけですが。笑

自転車移動って開放感あって気持ち良いし、運動になる。
それに、環境にも良いです。SDGsだな俺、って気持ちになれます。

開放感、充実感、環境に気を遣ってる感、効率の良い移動をしている感。
様々な要素によって、自己肯定感が爆上げします。

いや、実際大事なんですよこれ。
日々を楽しく生きるには自己肯定感上げていかないとね。

デートにもオススメ

シェアサイクル、案外デートにも合ってると思います。
いつもは電車で移動する道のりを自転車で移動するのは、中々楽しいです。

あんなとこにこんなお店あるんだね、とか。
ここから見ると景色が違って見えるな、とか。
視点を変えることで、色んな会話が生まれるんじゃないかな。

並走できないので、会話は信号待ちぐらいでしかできないですが。
東京駅周りとかは走ると気持ち良さそうだし、一風変わったデートに最適なんじゃないでしょうか。

ここだけは気をつけて

こんな感じでめっちゃ楽しかったシェアサイクル利用なんですが、2点だけ注意点があって。

まず、車が結構怖い。
自転車をあんまり見ずに幅寄せしてくる車とか普通にいるので、「いや死ぬ死ぬ」って瞬間が30分で2回ぐらいありました。
自転車って、基本車道を走るんですけど。
車道にきちんと自転車の通り道を記載してあるところにも駐車してる車があったりで。あれは危ないですよ。

あと、電車の便がめっちゃ良いところであえて自転車移動するのはかなり効率悪いです。
東京だと中央線沿いとかね。荻窪〜吉祥寺間とか電車で5分なのに自転車だと23分。これは電車乗るよ。笑
東京だとJRが通っているところじゃなくて、移動が面倒な地下鉄で行くところがオススメです。

というわけで、時間あったら自転車乗ってみてください。
見慣れた景色も、いつもと違って見えてきますよ。