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勇気を出して買ったチョコレート



デパート等で毎年開催されるバレンタイン催事が、今年もそろそろ始まりそう。


ご時世関係なく、人混みが年々苦手になっているので、催事自体に行く機会が減っているが、毎年チラシやポスターを見かけるとワクワクする自分もいる。どうしようかな、と思いつつ、でもSNSでみんな上げてるからいいかな、という謎の理由で満足するのがここ数年のパターンだ。


最後に馳せ参じたバレンタイン催事は、ほぼワンフロアを使ったくらいの大規模なもの。広いはずなのに混雑度もすごいため、チョコというよりも人の動きに注意しながら歩かなくてはならないし、人でショーウィンドウが見えないしで大変だった、という記憶しかないのが悲しい。


催事に行ってもウィンドウショッピングで終わりがちな私だが、思い切って買ったこともある。



最も思い出深いのは、カファレル(Caffarel)の缶入りチョコレート。正直に言うと、完全にパケ買いだ。

ジャンドゥーヤ1865。



カファレル缶の中でも最小? の60×90×34mm。このデザインは現在無いようだが、同サイズで1026円らしい。あれ、記憶では800円くらいだったのだけど……なにしろ10年は前の話なので、私の勘違いかもしれないし、時代の流れで価格改定があったのかもしれない。



当時の私にとって1000円は今よりも大金で、それもお菓子のために使うのはかなりの冒険だった。缶に一目ぼれするのは今も昔も変わらない。しかし、あの頃の自分は勇気を出して「購入」の一歩を踏み出せたのだ。



缶を手にしたとき、嬉しさと『本当に良かったのかな』という気持ちがない交ぜになった記憶があるが、未来の私から言わせてもらうと「ナイスです」 の一言である。現在はボタン入れにジョブチェンしてもらい、使うたびにその可愛いデザインを愛でている。

ただ、悔やまれるのが、本来主役であるはずのチョコの記憶が無い、ということ……失礼にもほどがある。すみません。

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確認がてら公式サイトを眺めていたら、再びその可愛さに惹かれてしまった。ネコの日コレクション2022だって!? 待て待て、バレンタイン2022のデザインも猫じゃないか……こっちの方が好きかも。買うなら「ピッコロ・カフェ」かな。って何で買う流れになってる?


店舗も無く出店も限られる北海道では通販頼みになるので、ちょっと難しいかな……。しかし、再び催事で出会えたら、そのときは昔に負けないくらいの勇気を出して1000円とちょっとを差し出そうと思う。そして、今度こそ中身をちゃんと味わうのだ。




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