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甘い飲み物は、ちゃんと甘くあれ


私は甘いものが好き。だけど、甘すぎるのは好きではない。
特に飲み物は甘すぎないほうがいい――

そう思ってきたのだが、実は違うのかもしれない。

「ちゃんと」甘いものならば、むしろ大好物なのではないかと思い始めている。


***


先日、母とカフェランチをしたときのこと。

そのランチプレートは1,000円未満なのにドリンク付きで、さらに選択肢も通常メニューのドリンク欄から自由に選べるという太っ腹仕様。そのため、我々はそろって季節限定の桜ラテをチョイスしたのだった。


……桜味、年々好きになっている気がする。

以前ラジオで、パーソナリティのかたが「若い頃は桜を見ても『そりゃ毎年咲くだろうよ』と思っていたけど、最近は積極的に見たいと思うようになった」的な話をしていた。それで言うと、私はひとまず「味」でそのフェーズに入ったらしい。

そこに桜味があれば、積極的に食べていきたい。それでもまだ受け身だけど。



閑話休題。

到着したての桜ラテ(ホット)を飲んだ母は、「ちゃんと甘くて美味しい」と穏やかな表情を浮かべた。


私も一口飲んでみる。母と違って私のはアイスだったが、こちらもしっかり甘みがあり、それでいて桜味も濃いというナイスなラテだった。桜ラテのなかで過去一かもしれない。

気に入りすぎて、最初にぐいーっと飲んだ後は最後まで大事に取っておいた。氷が溶けて薄まる可能性もあったが、全然問題なし。ラテだけでもテイクアウトさせてほしい気分だった。いや、ほんとうはスイーツや食事もつけたいところだけどね?



***


「甘くて美味しい」という言いかたは、甘ければなんでもいいのか、という思いがあってあまり使いたい言葉ではなかった。


しかし、桜ラテを飲んだときの感想は、母娘ともに「ちゃんと甘くて美味しい」だった。とりあえず甘くすればいいだろう、という投げやりの甘さではなく、意味のある甘さ。それが「ちゃんとした」には込められているのだ。


今回の桜ラテは甘さだけでなく桜の風味もしっかりしており、非常に良いバランスだった。桜パウダー的なものがそもそも甘いのか、それともシロップを足しているのかはわからないが、とりあえず使っているパウダーもらってもいいですか(だめです)。



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今後は素直に「甘い飲み物が大好きです」という気持ちで生きていきたい。


……という矢先、一口もらったメロンフラペチーノが甘すぎて「一口でいいかな」と思ったのだけど、どうしたらいいだろう。自分の好みラインがわからなくて困っているよ。





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