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パフェ王2世が着任されました


リピートしたくなるパフェには、4つの条件が必要である。


①構成に無駄がなく、総合的に美味しいこと
②手が出やすい価格帯であること
③年中提供されていること
④中毒性があること


これらをすべて満たすものは意外とない。


かつて三谷的No.1だったのは、サンローゼのマロンパフェ。しかし惜しくも数年前に閉店してしまい、王座は長らく空席のままだった。


そんなある日、気づいたら着席していたパフェがいた。条件にぴったりすぎると逆に認識が遅れるらしい(?)。


後光もさしていく


新しい王は、びっくりドンキー「塩キャラメルプリンパフェ」である。


***


え?びっくりドンキーってハンバーグのお店でしょう?と思ったあなた。ノンノンノン!(うざ)


実は、びっくりドンキーには協力会社として株式会社牧家が関わっている。


ゴムに包まれたまんまるの白いプリンをご存知のかたも多いのではなかろうか。ソースをかけて食べる、むっちり濃厚なあれである。牧家はそれを製造販売しているところなのだ。


本社がある伊達市(道央南部)には自社営業のレストランもあるが、一方でびっくりドンキーは各地にある。つまり、お近くの店舗で牧家がかかわったスイーツを食べることができるのだ。これ、結構すごいことだと思う。なんかテンション上がってきちゃった。



とある日のパフェ会。
桃(向かって左)に使われている杏仁も美味しかった。



公式サイトではソフトクリームの原料についてのみ言及しているが、ソフトクリームを使っていない塩キャラメルプリンパフェにも牧家がちゃんと関与しているらしい。お問い合わせフォームでお問い合わせしたので間違いない(何に使っているかも教えていただいたが、念のため秘密にしておく)。



そしてさらにテンションが上がってしまうのが、そんなガチスイーツなのに660円という破格の値段で食べられるという点。

プリンにアイス、クリーム、パフなどなど、自家製を含むこだわりの素材を無駄なく重ねて作り上げられた作品が660円。その分小ぶりというわけでもなく、ちゃんと大きい。なんで?(ついにキレだした)



とはいえ、びっくりドンキースイーツにはさらにリーズナブルなパフェもある。

全種食べていないので手のひら返しの余地は残るものの、少なくともチョコパフェを選ぶなら塩キャラメルプリンパフェに変更願いたい。各層の完成度、感動レベルは正直後者のほうが全然高かった(個人の見解です)。



初実食時はフレークやパフの食感にいたく感動していた。しかし今回はそれよりもプリンやアイス、キャラメルソースの濃厚さに心身ともに痺れた。これだけ印象が変わることにも驚きだし、それぞれ違った表情を見せてくれるポテンシャルに魅せられてしまったのだった。



サクサク、むっちり、といった様々な食感と口当たり。

濃厚でありながら、クドさは感じない絶妙なバランス。

あともうちょっと食べたい、というベストボリューム。


空になったパフェグラスを前に満足していたはずなのに、気づけばまた食べたくなっている。その中毒性は、先代のマロンパフェと重なるようだった。


**


本日8月22日、様々なファストフード・レストランで秋商品、特に月見系メニューがいっせいに発表された。


びっくりドンキーも例外ではなく、月見ハンバーグをはじめとした食事メニューのほか、モンブランパフェも登場するらしい。モンブランパフェ!昨年食べそびれてしょんぼりしていたモンブランパフェ!


マロン系ということは、先代と今代のコラボということもできる(のか?)。期間限定なので新たな王にはなり得ないが、今年こそご挨拶に参りたい所存である。




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