塩キャラメルプリンパフェの食感にご注目【びっくりドンキー】

チェーン店のパフェにはいつも悩みがつきまとう。

それは、通常メニューか期間限定か‥‥‥という究極の2択である。

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原因は明白で、そのお店に行く機会が少ないから。

機会が少ないから通常メニューも食べていないし、1度来たら次いつ行けるかわからないという不安定な状況。

期間限定はこの時期を逃すと来年、あるいは金輪際会うことができないかもしれない。だから期間限定にするのが妥当だろうとは思っているのだが、そうなるといつまで経っても通常メニューが食べられない。だって行く機会が少ないから（何回言うの）。

私はその葛藤を昨年秋のびっくりドンキーで抱き、結局「行かない」という最悪の選択をした。モンブランパフェ、めっちゃ美味しそうだったんだよな……。そうだ、いつだった忘れたけど、杏仁が入ったのも食べたかったんだよ。ああー、逃しまくっている。悔しさがぶり返してきたぞ。

いやいや落ち着こう。

だって、ついに念願の塩キャラメルプリンパフェを食べてきたんだから。

つやつやと輝いておる。

びっくりドンキーの塩キャラメルプリンパフェを食べよう、という予定を1ヶ月ほど前から立てており、ようやく相まみえてきた。

このように、通常メニューを頼む際に有効なのが「予定を立てること」である。

そもそもそのお店に行くこと自体をリスケしがちなので（土壇場で勇気がなくなるから）、行く場所・食べるメニュー・行く日を完全に決めてしまうのが最善。

さらに今回の成功に寄与したのが、期間限定メニューの存在である。

期間限定と迷うと言っていたのに？と思うかもしれないが、当方、いちごにはそんなに興味がなくてな。

いちごにはファンが多く、チェーン・個人経営問わずいろんなところでパフェを提供しているし、いちごが主役のビュッフェも開催されるほど。

そのため、いちごモリモリパフェは惹かれないとは大きな声では言えないが……でも文字サイズ一緒だから同じか。

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何はともあれ、念願の塩キャラメルプリンパフェ、食べてきましたよ。もー、やって来たときからテンション上がっちゃった。

パフェなのに上が白くない！ フォルムが丸っこくてつやつやしてる！ へんなの！ ……は言い過ぎだが、びっくりドンキーパフェの中で唯一ソフトクリームが使われていない、完全にプリンが主役のパフェなのだ。

そんな本日の主役であるプリン様。ねっとり感のある滑らかさで、しっとり吸いつく感じが心地よい。甘さもしつこくなく、しかしキャラメルの味をしっかり楽しませてくれる。

主役の貫禄はさることながら、今回驚いたのが軽やか食感の具材2つである。

驚き①はプリンの周りにあしらわれた茶色いサクサク。これはフィアンティーヌというやつだろうか。
　

極々薄いココア生地をサクサクに焼いて砕いた感じで、むっちりプリンとの相性抜群。ホイップにも違和感なく混ざり合うし、潤滑油のような存在だった。

驚き②はアイスの下から出てきたチョコパフ。これを食べたとき、パフェに入るべきはコーンフレークではなくパフでは？とうっかり思ってしまうほどだった。


なんてったって小気味よいサクサク感が良い。すべてのコーンフレークが悪いわけではないが、特に「とりあえず」で投入されているコーンフレークは味や食感を支配してしまいがち。口の中も怪我しそうになるし（粘膜弱い系芸人）。

しかしパフは主張しすぎず、しかしアイスやクリームに負けることもない。溶け込まない程度に融合しているのだ。

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びっくりドンキーのパフェの評判の高さは以前から耳にしていたが、今日から私も加担させていただきたい。一層一層にこだわりの感じられる逸品が660円で食べられるってすごいよ。


懸案の通常メニューをクリアしたことだし、気になった期間限定メニューが出たら心置きなく頼むことにしよう。日にちを確定するのを忘れずに。