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鰻はない。でも便乗する気持ちは忘れない


私は諸々の理由で鰻を食べない。近年は以前よりも食べたい気持ちが育ってきてはいるものの、もはや意地になっている(特性:あまのじゃく、性格:いじっぱり)。


しかし、土用の丑の日っぽさは欲しい。楽しそうなことにはなるべく乗っかりたい。楽しいことをどれだけ手繰り寄せられるかが勝負だからね。



直球な商品名、過不足ない説明。
シンプル・イズ・ベスト。


少し前にスーパーでたまたま発見し、この日まで寝かせていた一品。


他の案として、蒲焼のタレのみを買うとか、鰻を模した練物といった選択肢もあった。しかしタレは家にある調味料でそれっぽいものができそうだし、代用品を買うほど鰻に熱心なわけではない。穴子なら食べたいけど。


山椒がふんわり香って、甘じょっぱさと香ばしさがあるような、そんなふりかけだった。うな重を食べた気になったかというと、感じかたは人それぞれだからまあいいじゃない。


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見た目の点で「穴子なら」と言ったが、より現実的なのは秋刀魚である。


各コンビニではうな重の予約が盛んだったが、セイコーマートは今年も変わらず「さんま蒲焼重」押し。



「道民みんなで身近な道産食品の 良さを理解し、もっと愛用しましょう」というコンセプトの愛食運動の一環で、根室港で水揚げされたさんまを使用しているそう。




私は普段、国産でも外国産でもそこまで気にしないタイプなのだが、「道産」となるとやはり贔屓目で見てしまう。


道東は遠すぎて行ったことないし、気候も全然違う。なんなら根室よりも青森とかのほうが諸々近い説すらある。

しかし同じ「北海道」に属しているというだけで、仲間意識が芽生えるというか。おっ、鰻じゃなくてさんま!しかも根室産!がんばれがんばれ!!……と、親戚の子を応援するおじさんのような気持ちで、店頭ではためくノボリを眺めてしまうのである。


そんなことを言いつつ、今年も安定に眺めるだけで終わってしまったんですけどね。


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追伸:ちなみに使用させていただいた猫さんの画像は、「うなぎ」で検索して出てきた1枚。気持ちよさそうに寝てて、とても可愛い。



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