キャラメルコーンを侮っていた




「あっ無くなった」


思いがけない突然の別れに、私の声は大きくなっていたらしい。今日一番感情が揺れ動いた瞬間。その到来に、隣にいた押し寿司さんは驚いていた。


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空っぽになったのは、キャラメルコーン4連パックの1袋である。4連パックは通常サイズよりも量が少ないので、すぐに無くなるのは当たり前。しかしそれよりも、随分ご無沙汰だったキャラメルコーンの美味しさに驚いた、というのが最大の要因だろう。


サクサクとした心地よい食感は、いわゆる美味しいスナック菓子といったところ。しかし、そこにキャラメルによるものなのか、しっとり感が、大袈裟に言うならジュワッと感がプラスされ、シャクシャク食感になっている。まず歯で食感を楽しみつつ、次第にキャラメルが舌へじんわりひろがっていくという流れは感動ものだった。


正直、キャラメルコーンのポテンシャルを侮っていた。ごめんなさい!美味しかったです!!




と、書いてて思ったのだが、ひょっとしたらこのシャクシャクはキャラメルというよりも、コーン部分が大活躍しているのかもしれない。すごい独自製法をしていて、そこにキャラメルを纏うことで、噛んだときにそれらがジュワッと出てきてくれる……とか? 料理できない人が言ってますけども。


パッケージ裏面には、キャラメルコーンくん(?)がキャラメルコーンを前にしているイラストと、「2 MoguMogu」の文字のみ。2ってなんだ。特に製法の秘密は書いていなかったため、公式サイトへ行って参りました。


キャラメルコーン・ヒストリーによると、どうやら2020年にリニューアルしていたらしい(ついでに言うと、キャラクターの名前も当たっていた)。

・原料のコーングリッツの品質を見直し、さらなるくちどけのよさを実現しました。

・キャラメルシロップの量を増やし、キャラメル風味をアップさせながら、配合を見直し、後味のキレをよくしました。

東ハト公式サイト キャラメルコーン・ヒストリー



なんと、くちどけが最近バージョンアップしていたとは。今回を除いて最後に食べたのは2020年よりも確実に昔なので、「キャラメルコーンってこんなにジュワジュワしてたっけ」と思ったのは間違いではなかったのかも。そして、コーンとキャラメル両方の功績だったことも判明した。




美味しいし、少量サイズだし、1袋と言わず2、3と開けたくなってしまうが、グッと我慢し、次の機会に回さねば……と思いつつ、残った1袋の裏面を見てみると、「1 PakuPaku」と書いてあった。あれ、さっきのと続いている?


数字は上から数えて何個目か、ということだったようだ。となると、既に無くなっていた3、4個目にはどんな擬音語が書かれていたのかが俄然気になってくる。



これは色んな意味でリピート確定です!





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