カタツムリ 【詩】
暗闇の中を、ひたすら歩く
ひたすら歩く
蜘蛛の糸を腕にまとわせながら
ひたすら歩く
草を震わす虫の生命を感じながら
ひたすら歩く
道の真ん中を這うカタツムリを眺めながら
ひたすら歩く
蜘蛛の糸をふりはらいながら
……このまま、進みますか?
ひたすら歩く
3匹に増えたカタツムリを見守りながら
ひたすら歩く
空は真っ黒だけど、アスファルトは輝いている
ひたすら歩く
くっきり映る影を恐れながら
カシャリ
主を亡くした殻でないことを祈りながら
ひたすら歩く
カタツムリかと思ったら小石と松の葉2本
……もう一度、始めますか?
最後まで読んでくださり、ありがとうございます(*‘ω‘ *) よかったらスキ・コメント・フォローをお願いします! もしもサポートをいただけるのなら、私が気になっていた食事やおやつを食べる金額に充てさせていただき、記事にしようと思っています✏