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アールグレイがぶ飲み


コーヒー党の両親のもとで育ち、両方の祖父母の家で小さい頃から緑茶を飲んできた私は、気づいたら紅茶党になっていた。一体何があった。


幼い頃に行った紅茶専門店の雰囲気やそこで飲んだティーパンチ(アルコール抜き)がいたく気に入ったとか、QUEENきっかけでイギリス贔屓になり、さらに伝統的文化のテイストが性に合ったとか、そのへんが理由な気がしている。


子どもの頃はイギリス紀行本を読み漁っていたのだが、特に林望『イギリスはおいしい』(文春文庫)と王由由『Yuyuのイングランドおいしいしあわせ』が私のイギリス文学好きを決定づけた。


今からするとちょっと昔のイギリスになるが、どちらも当時の息遣いがすごく伝わってくる。行った気になりつつ、でもやっぱりこの感じを体験したい……とも思わせてくれるのだった。



(両者ともイギリス本は他にも出しているので、機会があればぜひ!Yuyuさんのは新品がなさそうなので、図書館で探すのがいいかも)

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イギリス好きではあるものの、身の回りのイギリス要素といったらマグカップに入った紅茶くらい。


イギリスでは1日に平均4~5杯とも7~8杯とも飲んでいると言われているが、それでいうと私も5杯は無意識に飲んでいる。


節約を考えて粉末緑茶に切り替えることもあるが、100袋入りの白箱(日東紅茶)があるときは朝食後の一服から入浴前の景気づけまで紅茶と一緒。

眠いときはエナジードリンク代わりに飲むし(そこまで効くわけではない)、気分転換したいときにも”とりあえず”で淹れる。空腹満たしには何度お世話になったかわからない。


先日はファミマで美味しいペットボトル飲料を発見したし、なんだか紅茶への傾倒が強まっている気がする。紅茶党としてのアイデンティティを確固たるものにしたいのだろうか(?)。

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普段はシンプルなストレートティーを愛用しているが、同じくらいアールグレイも好きかもしれない。

日東紅茶で100袋入り出してくれないかな。できれば価格帯もそろえて(無理だろ)。


ベルガモットの香りと、それに負けないえぐみ。

少し濃いめに煮だして飲むと、それらが舌から脳に向かってじんわりと広がっていく。落ち着かせてもくれるし、シャキッともさせてくれる。


以前セブンイレブンのアールグレイを初めて買ってみたときは、箱がカラになるまでほぼずっとこればかり淹れていた。いつもの紅茶が甘く感じるくらいガツンとしたパワーがよかったし、それが当時の私を支えてくれた。



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ガバガバ飲んでしまうため、50~100袋の大容量パックが友達を通り越して大親友である。

対して、スーパー等だと少量サイズしかないアールグレイは顔見知り程度といったところだろうか。

何かの機会に買ってみる‥‥‥を繰り返し、ゆっくりゆっくり仲を深めていきたい。

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