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ブルーベリーヨーグルトは思い出の味


2024年5月。

明治エッセルスーパーカップのなかで、最も思い入れのあるフレーバーが復活した。


ブルーベリーヨーグルト味。

大学生活の一時期を支えてくれた存在である。

***


私はスーパーカップの「蓋集め」という重要任務を(勝手に)請け負っているため、チョコミントとバニラ味以外は基本的に毎回購入している(重要任務の割には選り好みしている)。


フレーバーによってリピートの有無や回数に差はあるが、ブルーベリーヨーグルト味はかなり食べた記憶がある。これとMOWのリッチヨーグルト味は、晴れの日も雨の日も近所のスーパーへ買い求めに行っていた。


特に印象的な思い出としては、講義が大学の都合で多くなったか何かして、最終講義の終了時間が20時くらいになったときのこと。


専攻した研究テーマに関わるものなら百歩譲るとして、教養科目なのでモチベーションは皆無に等しかったのだと思う。その証拠に、なぜ講義が遅い時間に設定されているかも、その講義たちの内容もまったく覚えていない。


覚えているのは、『20時以降に食べるなんて太りそうだけど、これはご褒美がないとやってられない』と考えていたことだけである(集中して?)。




やっと講義が終わり、私は全速力で校門を抜け、そのままスーパーへ駆け込んだ。


気温、
知恵熱、
大学からスーパーまでのランニング、
20時以降に食べるという罪悪感……

身体も頭もほてりまくり、アイスを食べるには最高の状態だったことは言うまでもない。


***


ブルーベリーヨーグルト味は5年ぶりの発売とのこと。

……あれ、そうなると年数が合わないな。


大学時代の思い出が強すぎて、2019年の記憶が抹消されたのかもしれない。ちょうどその頃、忙しくてそれどころじゃなかったし。そういうことにさせてください。


せっかくなので蓋を比較しようと思ったのだが、これは果たして大学時代を支えてくれたときの蓋なのだろうか。


というか、ブルーベリーヨーグルト味って今回で少なくとも3回目で合ってるよね。どんどん自信なくなってきちゃった。


それはそれとして蓋。
(左→旧版、右→新版)



新版は文字や縁取りが金色になっている分、高級感が増して見える。


ブルーベリーがさりげなく描かれた背景、ヨーグルトの下に敷かれたチェック柄の布、「ブルーベリー果実入り」のピンクリボンなど、全体的に派手さが増した。個人的には、いい感じに余白が埋まっているなあと思った次第。




一方少し気になったのは、「ブルーベリー果実入り」とわざわざ明記しているのに、果汁・果肉の割合が減っているということ。特に主張していない旧版が4%、新版は2%なのだ。


アイスの写真もブルーベリーの粒が小さく、かつ少なくなっているのが少し切ない。その埋め合わせとして装飾を増し……ってそれは失礼だな。

過去と現在は状況が違う。その時々のベストパフォーマンスをしてくれていることには変わりないはずで、まずは思い出の味を復活してくれたことを感謝すべきだろう。ありがとうございます!



それなのに本当に申し訳ないのだが、今の私はチョコやクッキーが入ったほうが好きかもしれない(え?)。もう少し濃厚さが欲しいというかね。

しかしこのフレーバーは初夏に似合うスッキリさが魅力で、むしろ私の身体が温まりきっていないだけという説もある。なんせ未だに長袖3~4枚着てるから。


今、冷凍庫には2個ストックがある。焦らず最適なタイミングで食べることにしたい。





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