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心にフリスク

先日、とあるご縁でアルバイトをすることになった。念のため伝えておくが、闇バイトではない。光のほう、光バイトである。大金が稼げるわけでもないが知らない世界に触れることで良い息抜きにもなるかとおもい了承した。

バイト当日1週間くらい前までは多少なりともわくわくがあったのだが、前日夜になると「明日いきたくねえな~~~」という感情がおしよせてきて、「ああ、大学生の時もこんな感じだったな」と昔を懐かしむ気持ちもありつつ就寝。当日の朝などは「今日行きたくねえな~~~」と面倒くさい気持ちに拍車がかかっていたが、めんどくさいを押し殺して出勤。

するとなんのことはない、あっという間に時間が過ぎ、すがすがしい気持ちで一日を終えていた。働いたことよりも社会と関わったことで、清涼感を感じたのかもしれない。

私にとってのコミュニケーションは厄介なものだ。ご飯のように3食必ず必要なものとは言い難い。かと言って、極端に摂取しなければ栄養が不足し身体を壊してしまう。

誰ともしゃべらずに生きていくこともできるだろうし、実際にそうやって生きている人もいるだろう。一方で、人とコミュニケーションをとらないといけないとしんどくなってしまう人もいるだろう。

正解も不正解もないけれど、私のコミュニケーションはフリスクなんだとおもう。ふとしたときに気軽に口に入れたい、けど毎日毎食食べないといけないものではない。食べた後に清涼感。でも食べ過ぎると違和感(意図せず韻を踏む結果になった)。

皆さんにとってのコミュニケーションは、食べ物でいうと何ですか。

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