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君に届きまくれ

台風がお越しになっているので、家にこもっています。お菓子を食えば腹は満たされるし、じっとしていれば時間は過ぎるので何も苦しいことはありません。しかしながらこんなゆっくりできる機会もなかなかないと思い、ネットフリックスで映画でも観ようかという考えに至りました。

ランダムで映画が再生される機能をみつけ、あれもいいなこれもいいなと興味がぶれぶれで気持ちが定まらない私にとってはこれ幸いと、カーソルを合わせてボタンぽち。

『君に届け』

大昔に見たことはありましたが、人肌恋しい秋の夜にこんな甘酸っぱい恋愛映画もいいかとそのまま観てみることにしました。
詳細は控えますが私はそこそこのおっさんですので、青春からは程遠い生活を送っています。ですからこの手の映画を観るとどのようになるか、自分ではある程度察しはついておりました。

まぶしい~~~~~~~~~~~~~~~~~
さわやか~~~~~~~~~~~~~~~~~

さて、このnoteをお読みの皆様にお伺いしたいのですが風早翔太という人間は何なのですか?劇中で爽子も言っておりました。「(風早くんは)もはや爽やかからできている。」と。全く異論はございません。
バファリンの半分は優しさからできていますが、風早くんの99%は爽やかからできています。残りの1%は慈愛です。
なぜ私の両親は、私が高校に入学する前にこの作品を私に鑑賞させたうえで「このような人間になりなさい」と教えてくれなかったのでしょうか?
風早翔太という人間と私の共通点は肺呼吸と二足歩行ということのみ。あまりにも無常、残酷。こんな私では一生届くものも届かないのです。

そもそも三浦春馬さん、多部未華子さんという二人の俳優があまりにも尊い。このお二人でなければきっとこの映画は成立していないとさえ思うわけです。むしろこのお二人の存在が原作よりも先で、それに合わせて漫画と映画が製作されたかとさえ思うわけです。

別に安っぽい青春ドラマとか恋愛模様とか、そういうことがたくさんあっていいんです。良いものは良いものと、何歳になってもきちんと声にしていきたいと、そう思った私でした。

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