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Nice to meet you in 道玄坂


渋谷の別の工事現場。2018年です。ここに何が完成したのか、忘れました、、、

 Ryéさんに初めてお会いしました。

 Ryéさんは一言でいえば仏語・文学・歴史・美術に長けた方です。私の密かなニックネームは「女史」です。

 先日、お仕事の関係で「女史」が東京に来られた時、たまたまのタイミングが合ったのがラッキーでした。

 場所は(元々ヤ〇ザが抗争ばかりしていたラブホ街近くの)道玄坂のカフェで、シャンポリオンやコプト語等について熱く議論を交わしていたのは、私たちぐらいだったでしょう。

 この時、ヘッダー画像の手作りのイラストエッセイブック~チェコ編~をいただきました。感激です。

 ちなみに、たまたま私の誕生日前だったので、なおさらこのイラストエッセイブックは素晴らしい誕生日の贈り物になりました。とても嬉しいです。

元々千葉の工場地帯で保護された我が家の猫とRyéさん作品。
Ryéさん本の中身です。感動です。手書きの文字までおしゃれで、書かれていることも勉強になります。チェコガイド時代に嗚呼欲しかった 笑!
このイラストは一目でボヘミアングラスって分かるのが凄い。
ムーハの描く女性そのもの!

 以下、おまけ。渋谷です。

もう無くなった東急本店。この土地を「噂」では、中国企業が購入したと。右後の柱のポスターが、たまたま「古代エジプト展」ポスターというのにウケます。
渋谷には「ハチ公」が複数います。
「クレオパトラケバブ」の店。コロナの真っ最中なので、閉まっています。
DALIDAの映画と花屋がコラボしていました

 
 以下、内容ががらりと変わります。すぐ上の二匹のうちの左の犬ですが、チャンピオン犬でした。その時代の写真の一部。↓

文字の箇所はあえて消しています

上の二枚の写真の数年後です↓

この犬は仔犬時代はちやほやされ、いくつかのショーでタイトルを取った後、非常に有名な某ペットショップチェーン会社の繁殖所(下請け)に売り飛ばされました。

 約8,9年パピーミルの↓このケージに閉じ込められ、ごはんは三日に一度。水と激安カリカリを混ぜたものだけでした。

 子犬時代はいい肉を与えられ、ショーに出るために全国あちこち連れて行ってもらい、可愛がられていたのにです。パピーミルには冷房暖房もありません。

十歳半を過ぎるといよいよ処分部屋に入れられました。餌代も勿体ないからです。そして内部告発により発覚。

しかし保護団体は比較的もっと状態の良い若い犬しか助けないというので(どうせ老犬は引き取り手が見つかるわけがないからと)、たまたまそれを知った私が手を上げました。全国で私しか名乗り上げませんでした。

保護時、繁殖酷使(器具を使い強制的に交配させられます。現場を見るとえぐいです。強姦です)と栄養失調で顎が半分溶けており、極度のヘルニア、前立せん肥大(排便困難)、腸がかなり落ちていました。

我が家に来て2,3年目の写真↓

何歳で引き取っても懐くし可愛いです。この子は家の中の犬トイレ、僅か2日で覚え、どんな犬猫よも完璧な挨拶ができました。

美しくなり散歩していると元JKC審査員、ブリーダー複数、ヨーロッパのブリーダー、大物政治家(当時の現役首相含)等々非常に声をかけられました。

「ここまで素晴らしい犬は絶対売りに出されない。出回らない。どうやって入手したのですか?」
経緯を話すと、ペット業界の人間は全員
「ああよくあること」と淡々と答え、そのほかの人々は無言になりました。政治家が聞こえないふりをしたことには腹が立ったものです。

最終的にこの犬は17歳手前で脳腫瘍で他界しました。我が家で、低位置の自分のクッションの上で、私が見守る中旅立ちました。
あの繁殖場で「散歩」「愛情」を知らないまま息を引き取らず、良かったです。最期の最期はラッキーな犬でした。

渋谷の写真=犬散歩からこの話になってしまいましたが、さんざん犬散歩をし尽くした街で、やはり保護犬猫を飼ってこられたRyéさんとお会いし、お互いのペットの思い出話、それから外国語の話など語り合え、本当に素晴らしいひと時を過ごせました。

それに心のこもった素敵なチェコ・イラストブックまで!ありがとうございました。

Ryéさんの手作りイラストブック。目の前では「DOGENZAKA2027」ビル工事中。ウェディング会社だったテイクアンドギブニーズが建てているそうです。いつの間にか凄い企業になっているようで、びっくり!

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