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もうひとつのアレクサンドリア・国際都市ポートサイード〜(広島原爆ドーム)チェコ人建築家ヤン・レッツェルシリーⅶ〜LOLOのチェコ編⑮
ヘッダー画像は1938年の映画「スエズ」より。宝塚っぽいですが、宝塚ではありません。 時は1860年代。紙芝居のようなテロップが画面に流れます。 「オスマン帝国のプロヴァンス(州)・エジプト」 往年の大スター、タイロン・パワーがフランス人外交官のフェルディナン・ド・レセップス役です。ばりばりの米語を話し、ものの見事にフランス語は口にしないフランス人外交官です。 ナポレオン三世もウジェニー・ド・モンティジョも登場しますが、やはり二人共ともくちゃくちゃの米語です。そ
見よ!これぞ万博パビリオン。オーストリア人とハンガリー人建築家が生んだ「伝説のカイロストリート」(シカゴ万博(1892))〜(原爆ドーム)チェコ人建築家ヤン・レッツェルシリーズⅴ〜LOLOのチェコ編⑬
〜最初に 今回の記事後半の「1893年シカゴ万博」における、オーストリア・ハンガリー帝国の建築家の二名、マックス(ミクサ)・ヘルツとエドゥアルト・マタセクの手掛けた「エジプト・カイロストリート」にかなり力を入れて書きました。 よってどうか後半のその部分だけでも、読んで欲しいなあと思います。 エジプト君主もスポンサーも現場には一切口を挟まず、二人の建築家を信じすべて任せました。これこそ、本当の万博パビリオンです。拍手です。 オーストリア領事、イギリス支配のエジプト