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これまでとこれから

7年間の在学期間を経て、今年の春やっと大阪教育大学を卒業します。
これを機に、新しくnoteを始めてみようと思います。

まずは、これから始まる新生活に忙殺されて忘れないうちに自分のこれまでを。

「教育は未来への投資だ」

高校3年の1月。
センター試験が(2つの意味で)終わって、大阪教育大学教育学部社会科専攻コース受験のため、二次試験の小論文に向けて必死に対策を続けていた。

そもそものインプットが乏しかった私は、小論文のテーマを探すために市立図書館で教育カテゴリーの本を借りれるだけ借り、読みふけった。

その中にたまたま一冊だけ、世界における教育事情について書いてあるものがあり、

"世界のどこかには教育を受けたくても受けられない人がいる"

ということが、OECDなどのデータや具体例とともに書かれた。(と、記憶している)

小さい頃に地上波でやっていた「あいのり」やニュースなどを観て、そういう人たちがいることはなんとなく知っていた。

だけどその本を読んだ時初めて、
「あれ?この人たちは、わたしと同じように生を受けて、今、同じように呼吸をして、同じようにこの地球のどこかに立っている人なのか....」
「だとしたら、同じタイミングで同じ地球に生きている私にとって、関係のないことなのだろうか....」
と、平面的で温度のないただのデータではなく、考えるべき現実の課題となった。

この本の終わりにはこうあった。

「教育は未来への投資である。」

この時、この言葉に魅了され、
改めて教育の道を進むことを決心し、
同時に社会科専攻の教員としてどうあるべきか考えた。

より良い未来の為に、どんな投資をするべきか。

「社会」のことを考え、自分と「社会」の接地面を広げていくことのできる教員になるには、うわべだけのことしか言えないようでは意味がない。

現実を自分の目で見て、自分の言葉で話せる人になろう。

そこから「社会で起こる現実を知ろう!」という、終わりのない私の旅が始まった。

※そのあと二次試験前日に電柱にぶつかり、左目の上からボクサーさながらに大量出血をさせるも、氷嚢(ポップな水玉柄!)という現代アイテムを携えて、小論文を書き終え、無事合格に至った💮まさか自分が小学校よりも長い7年間もお世話になるとはゆめゆめ思ってなかったけど....


挑戦!挑戦!!挑戦!!!の7年間

振り返ると、とにかくもがき続けた7年間だった。

➡︎一回生

○フェアトレードチョコの配布
200名ほどの子ども達が参加する地元のマラソン大会の景品に、フェアトレードチョコ🐞🍫を入れてもらい、メッセージカードを添付する。

○国際交流団体MERRY
学内有志メンバーでフィリピン🇵🇭へ行き、3週間ホームステイをさせてもらいながら、自分たちで考えた企画の実行したり、受け入れをしてくれているLOOBというNGOが調べたニーズのある支援活動(マングローブ植林や建設ボランティア)をしたりして、交流していく団体。

➡︎二回生
○国際交流団体MERRY
代表に!

○学生団体clan
学内で立ち上がったネパールでの学校建設を目指す学生団体。
うまくいかなかったなぁ、、、、

○Miss World 2014 日本大会
街頭募金だけでは声を届けることができないので、より多くの人にフィリピンやネパールで経験してきたことや目にしてきたことを伝えたくて挑戦!
ファイナリストまだ残るもミスコン界の難しさや闇も感じたけど、今振り返るとMariaに出会えたことが1番よかったことかな!

○第8回声優アワード新人発掘オーディション
代々木アニメーション学院声優夜間コースに通っていたので、なんとなく実力試しに挑戦!
ドラフト式のオーディションで3つの事務所に札をあげてもらい、株式会社トリアス(現在は事務所名が変わっておられます)に預かり所属が決定。
隔週平日に日帰りで東京通って、次の日1限から体育があったのキツかった。笑

○東北きっかけバス

○「CHANGE」
イギリス発祥のNGOのOXFAMが運営する国際協力活動啓発プログラム。

➡︎三回生(休学)

天理市選挙啓発企画
天理の大学生や友達、家族にも手伝ってもらい実施。

○大阪産業大学で講演
フェアトレードと国際協力に関する授業で!

○大阪教育大学で「世界一大きな授業

○OXFAMでインターン
啓発部門のコミュニティ・エンゲージメントでインターンを。社会正義を学ぶ。

○世界食料デーイベント登壇

https://worldfoodday-japan.net/join/interviews/139/

○For Girl's Happiness
ネパールの大地震で急増した人身売買の被害にあった女の子たちのサポート。
国際建設支援協会(ISSC)の石原さんにお世話になる。
ミスワールドのTOP5にも協力してもらってイベントできたのは楽しかった!

➡︎四回生(休学)
株式会社Ridiloverでインターン
社会の無関心の打破を目指す変態天才集団に出会う

○Miss International 2017 日本大会!
2度目のミスコン。ミスコンエネルギーが溜まったので再び挑戦。ファイナリストまで残るもTOP5入りならず。

○ファイナリストとして株式会社リクルートライフスタイルで短期インターン
仮説思考の鬼と出会う

○マザーハウスのサンクスイベントにこっそり出演

○ここまでの経験を取材してくれました!

https://charity-japan.com/interview/5571

➡︎五回生/六回生/七回生
○株式会社Ridiloverでインターン続行
尼崎市からの委託事業で、運河での環境体験学習を!

ミーツ・ザ・福祉
尼崎市で行われる福祉イベント。
1年目は実行委員コアメンバーとして、
2.3年目は当日のみのボランティアとして。

○高校で講演
大阪星光学院高校、香里ヌヴェール学院高校、県立尼崎高校でお話し。
発展途上の経験の拙いプレゼンにも関わらず、聞いてくれたみんなとそんな素晴らしい機会をくださった先生方に感謝です🙇‍♀️

○Miss Cosmopolitan 2019
3度目の正直!
明確に点数が出される日本大会で、有り難いことに日本代表に選出され、マレーシアの世界大会へ!
タイトル2つ受賞に留まったけれど、とっても楽しかった!

○司会/MC
Miss Great 世界大会やMiss UniverseやMiss Grandの合同地方選考会であるBest of Miss の兵庫大会でのMCや、社会課題解決に関するイベントの司会など!
お声がけくださった皆さんありがとうございました!!

もしかしてちゃんと逆算して、計画的にチャレンジしていたら、大学4年間だけで体験できたことかもしれない。

でも、無計画で行き当たりばったりで沢山の壁にぶち当たってきたからこそ、いろんな人たちが助けてくれて、私をここまで連れてきてくれたとも思う。
だから後悔はしていません。
(大学の単位はちゃんと取っとけばよかったと思っている。笑)

いろんなことに挑戦してきたけど、
どの挑戦も根幹にあるのは、
「もっと社会について自分の目で見たい。
もっと多くの人に伝えたい!」
という思い。

「誰もが当たり前に未来に投資できる世界に。」

思ってることや願っていることは、高校3年生の時とずっと変わらなかった。

これから

さて。
これからは、なんと公立小学校の教員としての人生が始まる。
誰かが人にはDoingとBeingがあると言っていた。
人生で1番長かった「大学生」という肩書(Doing)から「教員」に変わる。

それでもきっと、Beingは高校3年生の時からの私と変わらない。

「誰もが当たり前に未来に投資できる世界に。」

まずは目の前の子どもたちとしっかり向き合って、一緒に悩んで一緒に考えて、そんな世界を作って行けたらいいなぁと思います。

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