絶対的な差別化が難しい

長らくAndroidを使っていますが、数年前にiPad miniを購入し、先月にはiPadを追加購入しました。この2つのシステムを購入・維持するにはまったく別のコストが掛かるので、できることなら一本化したいところです。

ところがホントに細かいところで、これはAndroidの方が良く、あっちはiPadの方が良い、という状況があって、だからコスト的デメリットを超越して購入にいたってしまうわけです。

逆に言えば、一つのシステムで様々な人が思う100%を満たすことは出来ないわけです。そのくらい、ニーズは多様だとも言えるわけです。

リアル店舗の大量閉店ニュースがバズっていますが、これも似たようなことなのだと思います。とあるブランドですべてのニーズが満たされることは無いので、われわれは多くのブランドを併用するわけです。徹底的に一つのブランドにこだわらせるだけのものがあれば、良いのですが、現実にはそんなことは無いでしょう。

無印良品の不調が値下げにあるとしていますが、それは副因であって、主因は値下げせざるを得ない商品群というのが主因だと思います。私も大量に”やわらかポリエチレンケース”を購入していますが、IKEAやニトリのモノでも合わせることが出来ると思ってしまうからです。各方面で、こうした代替品が生まれてくるので、値下げせざるを得ない訳です。

だから”これで十分じゃね”といった感覚が生まれ、ブランドが毀損していく。我々の思う”ちょっとでも安く”という防衛感覚が、回り回って自分の首を絞めている状況。数年前にあった値上げの雰囲気も、今では完全に消え去っている感があります。

企業が稼ぐということが、どんどん難しくなってきているのでしょう。

となれば、固定費となる給料=人件費がますます上昇しにくくなっていくのでしょうし、稼げない企業に対してはROEを伸ばせという圧力が掛かって、リストラも恒常的に行われるようになっていくのでしょう。

#読書 #推薦図書 #ピケティ #21世紀の資本 #無印良品 #差別化 #閉店 #大量閉店 #値下げ

この記事が参加している募集

推薦図書

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!
6
いかに飛び地を少なくするか。